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愛着

チャージしてきました!

毎年この時期から、私の所属するメンタルスクールでは「愛着WSワークショップ全国ツアー」なるイベントを催してくれます。
全国とはいっても主催は個人企業なので、東京、名古屋、大阪の3都市だけです。
去年は東京へお邪魔したので、今年は名古屋にしました!

 

イベントリンク

 

「愛着」ってなんだ!

ざっくり言うと、自分自身の心が守られる感覚のこと。
周囲の誰かが外敵から守ってくれたり、自分の望むことを周囲がやってくれたりするような物理的なものじゃないので注意。

主観的かつ抽象的な感覚なので、心に1本の太い芯が通る感覚とか、心が薄くて温かい膜に覆われる感覚など、人によって様々な表現がされる。
この感覚が上手く形成されてないと、著しく自己肯定感が低かったり、周囲に対して攻撃的になったりする。

それが――愛着障害

意味は大体こんな感じ。
規則が厳しかったり、すごい放任主義だったり、過保護過干渉だったり、躾で手を上げられたりした家庭の子供はなりやすいから……意外とみんなその傾向がある

でもこの定義に該当しててもそれなりに社会生活を営めてる人が多いからさ、「障害」呼びはちょっと仰々しいと思うのよね。
ってことで、ウチのメンターは全部ひっくるめて愛着と呼ぶようになりました!

ちなみにうつ病や対人恐怖、パニック症などのメンタル疾患を持ってる人は、99.9%愛着障害です。
私もそうでした!!!
双極と対人恐怖でしたね!!!!

お布団の中で1日の大半を過ごすような有様の中、どうにか外へ出て、心理学を学びながらカウンセリングにも通い、2年かけて完治させました!いえい✌✌
ちなみにBeforeを知る仲間に当時の私について尋ねると「近寄れなかった」とか「すごい暗かった」とか言われます。

そんな感じで色々と心について知識を入れていくと、私も含め大半の受講生が1つの結論に辿り着くんです。

うつもパニックも、根本は愛着じゃね???

考えてみてください。
どんなストレスをも撥ね除けるシールドを張った状態の自分の心を。
毎日これなら、周囲の視線を気にする必要もなければ、他人から言われた言葉でいちいち落ち込むこともないじゃないですか?

夜、寝る前にひとり反省会して寝れなくなる~なんてこともないでしょう。
SNSで病みツイする必要も、毎日のように同じ角度の自撮りを上げていいねを稼ぐ必要もない。
ましてや、周囲に名の知れたクリエイターが多いからって、その人脈をひけらかしまくって無駄に自分をデカく見せる必要もない!

つまり、余計なことで落ち込まない!!!!
愛着ってそれくらい重要なんです。

でも重要だからこそ傷付きやすい。
せっかくうつから立ち直っても、季節的なものとか周囲の環境とかで、手塩にかけて育てた愛着が萎れてってしまう……🥀
だから定期的にチャージしないといけないんです🔋⚡
心のメンテ的な意味で。

普段ならカウンセラーとマンツーマンでちょっとずつ整えてく愛着ですが、せっかくなら皆の事例を目の前で聞きながら一緒に心のメンテもしてしまおう!
というのが今回の愛着WSになります!!
今までの勉強のおさらいもできて一挙両得!!!
そして史上初の大所帯ですごかった!!!!

 

具体的に何したの??

カウンセラーとクライアントの席を部屋の中央にセットし、その周囲を取り囲むように半月状に参加者は並びます。
その状態で、公開カウンセリングに参加したい人(つまりクライアント役をやりたい人)を4人立候補してもらい、1人ずつ順番にやっていきます。
1人終わる毎に感想や疑問点をフィードバックし、カウンセラーに解説してもらって次の人に回す、という流れを繰り返していくんですが――ここでポイントなのは、一連の流れはすべて公開で行われるという点です。

マンツーマンのカウンセリングと違って、背後に仲間が控えてるんですよ。
だから、クライアント役をやる人には普段以上の勇気が必要なんです。

このWSに初めて参加したときは「おいおいおい、公開処刑だろ勘弁してくれ!」と頭を抱えたものです。
だって親しい友人にですら話すのを躊躇うような悩みを、参加者全員に聞かれるんですよ。
中にはその日が初対面の人も混じっているのに!

ですがね……これが不思議と恥ずかしくない。
なんでかって?
理由は単純でした。

大なり小なり、自分と似た境遇を持っていて
そんな心の悩みと真剣に向き合おうとしているから。

赤の他人なんだけど、魂レベルの仲間なんですよ。
傷を舐め合うような依存関係でもなければ、必要以上に承認してくれるような都合のいい関係でもない。

ただそこにいて、独りで皆の前に座る自分がぐらつかないよう支えてくれるんです。

これが逆に勇気をくれるんですよね。
だからカウンセラーの声に耳を傾けられるし、自分の心にも集中できる。
めちゃくちゃ心強いです💪

そして周囲で見守る他の参加者も、4人の勇姿を目の当たりにしながら間接的に勇気をもらって愛着をチャージしていきます。
誰もが真剣に自分の心と向き合うので、本当に温かい時間だなぁと思いました。

WSが終わると、たくさんの人の顔つきが明るく晴れやかになっていたのも印象的です。

この半日で心の状態が大きく変化するので「明日から○○を実践しよう」という意識なく変われるのがポイントです。
苦手な作業や、苦手な上司との会話が普通にこなせるようになって「あれ?そういえばできるようになったじゃん」となります。
もちろんワークの浸透具合に個人差はありますが。
それでもほんの僅かでも、苦手のハードルは確実に下がったと信じています。

カウンセラーとクライアントの遣り取りとしては、クライアントの訴えに対してカウンセラーが疑問に思ったことを質問していく感じになります。
「このクライアントさんは、こういう問題がありそうだな」と見立てることは重要なのですが、間違ってもそれを口にすることはありません。
「あなた○○ですよね?」と図星を突けば、逆ギレされたり依存されたりしてしまうからです。
アドバイスもしてはいけません。
クライアントの気付きを信じるのがカウンセラーのお仕事なので、アドバイスをしてしまうとクライアントは考えることをやめてしまいます。

つまり、関係性崩壊ラポール・クラッシュ(勝手に名付けた)

カウンセラーとクライアントの関係はあくまで、横並びか、クライアントの一歩後ろに立つ感じです。
遣り取りにズレが生じたら都度軌道修正するだけで、基本的にカウンセラーの方からアクションすることはないんです。
そこがちょっとツラいんだけど、だからこそ自分で気付くから変わることができる。
そしてその変化をリアルタイムで喜び、承認してくれる支援者がいる。

だから自分もカウンセリングを続けてこれたんだと思います。

こんな体験を目の前で4人分も見られるって、めちゃくちゃお得だと思いませんか?
そりゃ愛着チャージもすごくなるよ。

 

いやぁ……本当に濃い時間でした。
お陰で今週はかなり気楽に過ごせています。
これが長く続くよう、自分を労る生活を続けていこうと思います!

最後に、👏と💌ありがとうございました!
お返事はただ今作成中なので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです🙏

無知は免罪符にならない

字書きを名乗るようになってもうじき5年が経つんですが、そういえば自作の単語帳を更新しなくなったなぁと思いまして。

事の発端はEvernoteくんの従業員解雇のニュースです。
あそこに初期の執筆データ(主にアマサリ)が残ってるので、サ終前するに別のクラウドへ保存しようか、あるいはいっそお蔵入りさせてしまおうか、考えるために読み返していました。

5年前の私は生まれたての子鹿でした。
右も左もわからず、けれど周囲は天敵だらけで、いつ10という字書きが淘汰されるか震える日々でした。
早い話が、活動を始めたジャンルがあまりにもデカ過ぎたんですよ。

めまぐるしく更新される支部……
1万字超えなんて当たり前だし、上手い人と下手な人とで反応の差も歴然。
数日浦島太郎してただけです~ぐにpv数を抜かれ――
いつの間にか固定の派閥(のようなもの)が生まれ、私はそのどこにも属せない始末……

それでも書き続けなければ、なるべく短スパンで更新し続けなければ、すぐに私という存在が消えてしまう気がする。
そんな強迫観念に駆られながら、今の倍以上の速度で執筆してました。
何なら一時は毎日更新とかしてた。

質より量!!

こんな感じ。

自分事ながら、正直イカれてたなぁと思います。

当時の私、好むヘキが他と違うのに、どっかの派閥へ入れてもらおうとしてたんですよ。
いっちょ前に需要なんか気にしたりして。
めんどくさい奴が過ぎませんかね?

早い話が、不特定多数に縋って承認欲求を満たすことで、自我を維持しようとしてたんですよ。
周囲に認められたくて色んな小説を読み漁り、知らない単語を調べてメモり、それを自分の執筆に使うを繰り返し――
結果、今のような文体ができあがりました。

Evernoteに残る過去の文章たちを読み返すと、まぁ~~~~恥ずかしいの何のって。
どう考えても付け焼き刃で生兵法な表現の連続に、太宰治の名著〝人間失格〟の有名な一節が脳裏を過ります……
てか、こんなことを書いてる時点で学んでねぇんだよ。
ワードの気持ちよさだけで使おうとするな(自戒)

そんな黒歴史に想いを馳せながら、ふと他人の作品から文を学ぼうとしなくなったのはいつからだろう?って思ったんですよ。
Nolaに乗り換えた時点では既にやめてた気がする。

同じコンテンツを長く続けていくためには、インプットアウトプットのバランスが大切らしいんです。
インプットだけでは脳味噌が目詰まりみたいな状態になってしんどくなるし。
アウトプットだけではいずれ知識のストックが枯渇してしまう。
だからn番煎じみたいな表現をしてしまうし、同じ単語を多用してしまう。

新しいネタを仕入れてもさ、ある程度言葉の引出しがないと鮮やかな描写って難しいじゃんね。
多少の経験がついて、理論もなんとなく頭ではわかってきても、アウトプットしたら全然身についてないんだよ。

今使ってる単語も、言い回しも、正しく相手に伝わってるのかもわからない。
自分では良かれと思って綴った文が、実際の意味を知ってる人にしてみればめちゃくちゃ失礼なことが書かれてた、なんてのもザラだし。

難しいからこそ、正しい言葉を使うように気を付けないといけないなって思います。
字書きは特に。

拙かったあの頃を恥じることもあるけれど、その過去を消し去りたいとまでいかないのは、大荒れの大海に揉まれながらも我武者羅に作品を作り続けた経験が、今でも生きているからでしょうか。
当時の筆の速さこそなくなりましたが、その分波に身を任せてじっくり取り組む余裕ができました。
あと活動の原動力を他人に委ねなくなったのもデカいかな。

その上で、あの頃のように知らない単語や表現を書き留めて、自分だけの最強の単語帳をつくりながら、より鮮やかな描写ができるように精進していこうと思いました。

初心忘るべからず!!

最後に以下より👏お返事です!

7/8 鬼霧 さん
お疲れさまです~~~!
前回のイカれた記事をじっくり読んでくださってありがとうございます!!!
たしかに3万文字も書いたんで本にしたら中々の厚みが出そうですよね~🤔(意欲を出すな)
遊戯王シリーズをそれなりに履修した身としては、無理に感じる展開でも「まぁ遊戯王だしな」と思えば納得してしまうんですよ。考えたら負けなので。
あとはどのキャラクターもデュエルで意思疎通を図ろうとする輩が多いので、正しいコミュニケーションは違うぞ、との気持ちを込めて連呼しました。
仰る通り、164話の翔くんは本当にかっこいいんですよ…!もしかしたらGXの中で一番成長した子かも知れん……
なのでドラゴンロイドや輪廻独断がOCG化するとの情報を見た日には、もうひとりお祭り状態でした。
MTGの例えはマジでごめんなさい…!!
実は付け焼き刃の知識で、本当は何も知らんのです……
その、どんなデッキか説明するのにフォーマットの話を入れるとわかりやすいかな?と思って有名なカードゲームの名前を軽率に入れただけなんです……
更新してから「シャドバに例えればよかった」と死ぬほど後悔してます……
たしかにMTGやってる人ってあまり見かけませんね?
ボドゲカフェとか行くとフツーにいるんだけど、MTGプレイヤーってシャイな人が多いんでしょうか?

その他ボタンのみの👏もありがとうございました!
閲覧、反応いつも励みになります✨

まるふじりょうはうつくしい

定期的に出る発作みたいなものなんで許してほしい……

最近繋がっていただいた方がナントGXを視聴してくださっていて、それにあてられた私もちょこちょこ観てるんですが…やはり推しが出てるっていいですねぇ……

いつも二言目には「65話を観ろ!!」と喚く私ですが、ここで改めて私的亮くんselectionをご紹介します。
実はこの記事を書こうと思い立ってから、かれこれ1ヶ月近くかかってしまった……
他事もしてたし、シンプルに物量が凄まじくて中々終われなかっただけなんですが。

見知った人くらいしか読まれてないブログなんで好き勝手書きます!!
独断と偏見と腐脳に塗れてるんで、客観的事実が知りたい人はdアニかU-NEXT辺りで視聴することをオススメします!!!

 

まずはコレ!記念すべき初デュエル「8話」

登場自体は1話からですが、それまでずっと強キャラ傍観者的な立ち位置で、主人公である遊城十代くんのことを「おもしれーやつ」と高みの見物をしているだけでした。
つよつよのヒロインと肩を並べて。

ちなみにそのヒロインこと天上院明日香ちゃんとの交際疑惑ですが、いっそ清々しいほど何もありませんでした。
彼女の兄代わりとして側にいたとのことですが、本当にそれだけです。
あんなに美人なのに……さては君、女の子に興味ないな?

十代とデュエルすることになった理由は弟の丸藤翔くんにあります。
前話で重大な校則違反を犯してしまった十代と翔は、退学回避を賭けてタッグデュエルをすることに。
その特訓中に心が折れてしまった翔は、現実逃避のために島からの脱走を試みます。
が、呆気なく十代に連れ戻され「お前のパートナーはお前だ!」と熱く訴えられるも中々決心がつかず……
挙句の果てに一連の行動を亮に見られてしまい「逃げるのか? …それもいいだろう」と冷たく突き放されます。
そこでカチンときた十代くん、アカデミアの皇帝カイザーを前に勝負を挑むのでした。

この話の鍵ですが、丸藤兄弟と十代と亮の相違点と類似性じゃないかと思います。

まず丸藤兄弟について。
実は翔、十代に自分の兄がカイザーであることを話していなかったんです。
今まで話題にならなかったというのもあるんですが、今回のカムアウトによって表出した畏怖から、むしろ敢えて避けていたんじゃないでしょうか。

7話で幼少期の回想がちょっとだけ見れるんだけど、弟の言い訳を一切受付けずにデュエルを強制中止して「パワー・ボンドを封印する」なんて言われたら怖すぎるよ……
学ラン着てたし中学生ってことか?
達観しすぎか? こわ……

丸藤兄はこの頃から既に弟と擦れ違ってたんですね。

このことから、あまりにも複雑な兄弟の、確執ですらないギスギスを見守ることになります。
兄弟回めっちゃ少ないけど、多分これ以上解像度高くされると、もっとしんどくなってたと思うよGX……

お次に十代と亮の相違点と類似性について。
相違点はまぁ見ての通りですが、実は割と似通った点も多いんですよ、この2人。

デュエル馬鹿(褒めてる)は当然のこと。
直感が非常に鋭いところとか、自分の興味のある対象には時間や周囲を忘れて没頭してしまうところとか。
あとデュエル観も割りと似てる気がする。
デュエリストの本能なんて言葉を使う奴、ホントお前らくらいなもんだよ。他に使ってる人いたらゴメンな。

喜怒哀楽丸出しな十代と違って非常にクールな亮も、デュエルが楽しいと感じるポイントは同じで、だからこそ亮も普段見せない笑顔を浮かべていたんじゃないでしょうか。
互いが全力を出せば、勝ち負けを超える楽しさがあるんだよ。
お陰で急に変わった神作画によってドドド恰好いいサイバー・エンド・ドラゴンが拝めたしね!

このお話は、今まで負け無しだった十代が初めて黒星を付けられる回だったりします。
ここでカイザーの圧倒的な力量を視聴者に植え付けた訳です。

スタッフの熱いカイザー愛を感じました!!!

 

美しき兄弟愛とセンシティブ人形の爆誕「32話」

8話で見事レギュラーキャラとしてポジションを確立した亮ですが、何せ強キャラなのでほとんどデュエルさせてくれません。
というか、たまに全く登場しない回もある。
メインは1年生組だから、2年先輩に当たるスポットが少なくなるのは致し方ないのか……

これまでキャラ紹介的なお話が続いていたのが、この辺から明確なシナリオが展開されています。

それがセブンスターズ編

島に眠る3枚のカードを狙って〝セブンスターズ〟なる敵と闘うお話です。
3枚のカードというと前作〝デュエルモンスターズ〟に登場した〝三幻神〟を彷彿とさせますねぇ。
そうです、登場するんです、類似のカードが。

その名も三幻魔さんげんま

名前が〝三幻神〟と似ているのは、それに匹敵する力を持っているカードだからでしょうね。
危険な力を持つ三幻魔ですが、このデュエル・アカデミアがある島の地中に封印されています。
封印を解くには7つの鍵が必要で、セブンスターズはそれを狙ってやって来ます。

鍵を管理する校長先生は、何を血迷ったか思ったのか、指折りの実力を持つ5人の生徒に鍵を守護するように託します。
残る2つはクロノス先生と大徳寺先生がすることになりました。

まぁ、そんな感じで急に世界を破滅から守ることになってしまった高校生たち……それも1年生ばっか……
当然闇のゲームなんで、初戦は主人公がする羽目になってました。

で、この32話に登場する敵デュエリストは2人目です。
既に前話でクロノス先生が金言を残して散ってしまいましたが、今回はカイザーだしキッチリ仇を取ってくれるだろうと、誰もが思ったことでしょう。

バッッッッッット!!!!!!!!!

負けます。
ギャラリーの中に弟がいたので…(別に弟のせいではない)

カイザーなんて大袈裟なあだ名を付けられた男を負かすってめっちゃ大変だと思うんです。
普通じゃつまんないし、一方的だと視聴者は「カイザーww」ってなっちゃうし。
そういう意味では一番ベターな負け方なんだろうなとは思うんですが……なにせ卑劣…卑劣すぎて卑劣様もびっくりだよ……(こんな頃に卑劣様は登場してません)

ほんと、命懸けのインチキカードだな!!!!

効果処理のし方とかデュエルそのもののツッコミ所はまぁ…あるんですが、なによりもデュエルディスクを下ろすまでの兄弟の遣り取りよ…!
翔がどれだけ兄に対してデカいコンプレックスを持ってたのかが痛いほど伝わってしんどい……
そして目の前(イマジナリー)でそれを聞かされた兄の表情と科白よ……!

ねえ!!!
もっと!!!!会話!!!!!!!!
して!!!!!!!!!!!!!!(大暴れ)

「これからも頑張れよ」じゃねぇンだわ!!
お前の!!!そのデカい雄っぱいの中にしまってある気持ちを語れ!!!!!

視聴者のフラストレーションを完全にスルーする亮は、僅かに残っていた勝機を、人質になった弟を助けるために棄てて静かにデュエルディスクを下ろしました。

…からの、敵に奪われたサイバーエンドによってトドメを刺され、敗北。

身体から力が抜けていくような感じで膝をつくんですが、その際のカメラワークが大変ヘキです。
バックな上に引き気味だけどちょっとローアングルだし最高か……
お陰で元々長いおみ足が更に長く見えるし、必死に立ち続けようとしてガクガク震えてえっちだしホントご馳走様です……🙏

そんな経緯があって、伝説の〝下半身丸出しお人形~お兄さんver~〟が爆誕したわけです。
スタッフの趣味かってくらいクロノス先生verと出来が違うからぜひ見てほしい。

ちなみに卑劣な吸血鬼おねいさんの中の人はあのヨハン・アンデルセンと同じです。
何かの因果でしょうか。

 

今もなお語られる激アツ卒業デュエル「51話」「52話」

セブンスターズとの闘いも終わり、最高に間抜けな方法で三幻魔の封印を解いてしまった問題も片付き……季節はいよいよ卒業式です。
なんとこの学園、激重な使命を生徒に課した割りに授業は普通に回ってたんですよね。
スパルタ過ぎんか……

しかし学園のカイザーは成績もカイザークラス。
すべての科目で満点を叩き出し、見事卒業模範デュエルの代表に選ばれます。
代表に選ばれた生徒は、在校生の中から1人を対戦相手に指名することができます。

それで指名されたのが……GXの主人公遊城十代くんなんですが……

どうやら学校側がそれを伝えるのではなく、代表生徒が直接言いに行くシステムみたいなんですよね。
あんな設備しっかりしてるのに、ちょいちょいアナログなの妙だよなぁ。

初めてレッド寮を訪れる亮……その感想を弟に尋ねられると……

「味がある」

なんやねん、そのコメント……

しかしながら彼、1話の段階から妙に話が噛み合わないことも多く、勘のいい視聴者はただならぬ予感があったかと思います。
大正解でしたね!
その破壊力たるや、何かとおバカ発言の多かった十代すらズッ転ける始末…
普段からこんな調子なのかと思うと、間近で聞いていたであろう翔や吹雪が羨ましい何かと気にかけてしまうのも頷けますね。

そして流石の十代も、あのカイザーから直々に指名されては緊張を隠せない様子…
彼を気にかけてか、日課の灯台部の道すがら(じゃないかも知れないが)に顔を出しては「いつも通りいこう」と声をかける亮……
めっちゃエエ先輩やんけ……と惚れる視聴者が後を絶たなかったとかなんとか(ありません)

そして迎える〝卒業模範デュエル〟当日、デュエル場はいつもより厳粛な空気に包まれていました。
全校生徒に見守られて静かに対峙する十代と亮。
視聴者も思わず息を呑みます。

会場の異様な空気に耐えかねたクロノス先生が合図すると、いよいよデュエルが始まりました。
いつも通り、初手から切り札サイバー・エンドを召喚して圧倒する亮に、十代は過去のプレイを振り返って対策を取ろうと考えます。
これに違和感を覚えるレギュラー陣と視聴者。
どうも本調子じゃなさそうな雰囲気を漂わせながらAパートが終わってしまいます。

さてここでひとつ疑問に思いませんでしたか?
導入に時間かけ過ぎでは? と。

お客さァん……よぉッくタイトルご覧なってくださいよ。

そう、前・後編と分かれてるンすわ。

1期の集大成とも言える回なのでね、スタッフも気合いが入ったんでしょうね。
いつもよりシナリオが丁寧です。
前編は十代の調子が戻らないまま、不穏な空気を残して終わりました。

後編はその不穏を払拭し、激アツなデュエルへと様変わりします。
というかこれまでの文ちょっと読み返したら、めちゃくちゃしっかりストーリーなぞってて笑った。
しょうがないよね、卒業デュエルがあまりにも神回なんだもん。

前後編通して、この話のポイントは以下の感じでしょうか。

  • 天然ボーイ爆誕のレッド寮訪問
  • 野生児アイドル吹雪さん
  • 唐突なもぐもぐタイム
  • パワーとパワーのぶつかり合い
  • 青春のハイタッチからの大の字でアハハハ…

最後のシーンは特に貴重ですね。
あのカイザーがこんな屈託なく笑うシーンなんて後にも先にもこれだけなので……

 

転落はここから始まった…「57話」

さて2期が始まりました。
卒業デュエル回の翌週からサッサと新学期になるので、流石ドライのGXですね!

そして亮の卒業と共に十代たちも進級し、新入生が新キャラとして入ってきます。
中でも亮クラスタ的に注目したいキャラがコチラ!

「ィイヤッッッホォォォォォウ!!!」

……ならぬ、エド・フェニックス(cv.石田彰)です。
胡散臭い系か、ヅラをやらせたら右に出る者はいないと言わしめたあの方ですね。
というか、全話履修された方は何となくお気付きかと思うんですが……GXってかなり声優さんが豪華なんですよね。
なんでたった1話とか2話とかのために著名なベテラン使ってんだ???

あと余談ですが、GXの録音監督って三ツ矢雄二さんなんですよ。
役者も然ることながら、裏方スタッフも豪華だなぁ……

プロになっても絶好調なカイザー。
連戦連勝という破竹の勢いでリーグにルーキー旋風を巻き起こしています。
その活躍にはスポンサーもニッコリで、なんか高級そうな車で亮の送迎をしようとします。

しかしここは我らがカイザー。
丁重にお断りした上で徒歩で帰宅すると言い出します。
自分の知名度には壊滅的に無頓着ですねぇ。
しかも街並み的に日本じゃなさそうだし……本当に大丈夫???
上機嫌でファイトコスチュームのまま目抜き通りを闊歩する様は最早シュールです。

このまま自宅なりホテルなりに到着するのか?と思いきや、どこからともなく悲鳴が聞こえて……
現場へ急行しますが、既に事が終わった後でした。
男を襲った人物は、その影だけを残してすぐに去って行ってしまいました。

「お前の運命はすでに決した」

そんな意味深な科白を残して……

後日、心に妙な痼りを抱えたまま迎えたエド戦。
そうです!この試合こそ、絶好調だった亮が初黒星を上げる記念すべき日なんですね!!!

2人の入場は大変華々しいものでした。
学園時代を凌駕するほどに激しいカイザーファンと、その上を行くエドファン……
そのほとんどが女性……
万丈目くんも嫉妬を隠しきれません。カワイイネェ

ところでデュエルの結果は冒頭で話した通りなんですが、そもそも「たった1回の敗戦をマイナーリーグ落ちまで引っ張るとかメンタル弱すぎかwww」と思いませんでした?
私もチョット思いました。
が、これには理由があって、これまでの放送で彼の負けを思わせる描写ってひとつもなかったんですよ。
唯一の敗戦は32話だけで、しかも勝てば弟の命が危なかったから、自ら負けを選ばざるを得なかったんです。

主人公並かそれ以上に徹底して負け姿を想像させない演出をすることによって、いざ純粋な黒星を上げる際に、キャラクターが受けるショックを大きくさせようとしたんじゃないでしょうか。
だって卒業デュエルですら引き分けだったんだぜ……

学園の中において、亮は誇張なく頂点でした。
けれどそこから外へ出ると、数多の猛者と闘うことになる。
自分がいかに狭い世界で驕っていたか、あるいはいかに世界の広さを知らなかったかを痛感させられたわけです。

あんなに相手を小馬鹿にするデュエルなんて、たぶん今まで一度も出遭ったことないんじゃないですかね。
煽り耐性の低さがそれを物語っています。
まぁ確かに自分のエースモンスターをいいように扱われて観客に笑われるとか、私が同じ状況だったらめっちゃイライラするわ。
そうして屈辱的な敗北を喫し、のちに深刻なスランプに陥って連敗していきます。

リアタイ期、亮に対して半ば潔癖症的なハマり方をしていた私にとってかなりしんどい回でした。
でも大人になって改めて視聴すると、その負けが彼のデュエリスト生命をどれだけ長らえさせたかよくわかります。
〝カイザー〟を名乗ったまま、制服の延長のような衣装を纏ったまま続けていたら、きっともっと早く実力の限界を感じて舞台から降りていたでしょう。
ヒール転向だのイメチェンだの闇落ちだのと言われてでも、本当の意味でデュエル・アカデミアから卒業するために必要な儀式だったと、今なら思えます。

まぁ、すべて拗れたオタクによるクソデカ感情に過ぎませんが。

 

ねぇコレ本当にホビアニなの…?「65話」

おまたせ(おまたせ)

ヘルカイザー爆誕回です!!!!!!!!
今更何を語るんだって話ですが、正直何回でも紹介したいんでさせてください。

前項のエド戦から連敗が止まらず、ついにマイナーリーグ落ちしてしまった亮。
テレビ中継もされず、会場の規模も小さくなり、挙げ句の果てには観客らしい観客もいなくなっています。
残っているのは、落ちぶれたデュエリストを見て世の中の憂さを晴らしたいような人ばかり。
〝最下位ザー〟とか野次が秀逸ですよね。
声に出して言いたい日本語……

亮の顔つきにも覇気がありません。
普段なら真っ直ぐ前を向いてデュエルをするのですが、終始俯いてばかり。
魔導サイエンティストのダイレクトアタックでトドメを刺されるという無様な屈辱的な敗北に、ほとんど顔を見せることなく静かに会場を去って行くのでした。

てか、サイエン使うということはカタパルト・タートルも入ってたのかなぁ……構築が悪質過ぎんか(わからない人は「サイエンカタパ」で検索だッ!)

そして来ました、裸イザー……
スポンサーと契約切られる回想すらお出ししてくるとか、どんだけシビアな現実見せてくるんだよ、これホビアニだぞ。
最後にシャワーカットで〆……なんと臍下まで映してくれるサービスっぷり。
今まで露出のの字すらなかった丸藤亮が……なんてあられもない……!(水曜18時に流れたアニメです)

こんな古くて汚いスタジアムにもちゃんと選手用のシャワールームがあるって手厚いなぁ、と感心するのもつかの間。
皆さんお待ちかね、怪しいプロモーターの登場です。

そうです、モンキー猿山です。

もっと他に名前はなかったんか。

顔つきから身なりから、全身で「怪しんでください」オーラ全開で大変面白いですね。
1周回ってシュールです。
しかし我らがカイザーに警戒心など皆無です。
違和感はありそうな顔こそしましたが、断る文句が非常に弱い。

「自分はプロリーグの加盟選手だから、移籍するつもりはない」

なんてさぁ……「じゃあ移籍しなければいいんですね?」って言われるに決まってるじゃん。
仕事なくなったグラドルが、稼げるバイトがあるからってAVデビューする話なんだよ???(違います)

まぁバチボコにメンタル弱ってる最中にあんな「アナタの才能を埋もれさすには惜しい!」なぁ~んて言われたら、たしかについて行きたくもなるよなぁ。

何となくアメリカのスメルを感じる街の裏通りにある雑居ビルの地下へ向かう2人。
会場へ足を踏み入れると、そこにはクソデカい檻と、その周囲を取り囲むように配置されたテーブル席に腰掛けて待つ、仮面姿の怪しい客たちでした。
客層は上等そうなんだけど、何となくヤバ目なヘキが見え隠れしてて、明らかに異様だとわかります。
これ以上進んでは絶対ダメだと、視聴者は一目でそう感じたでしょう。

しかし当事者である彼はどうやら、そのヤバさに気付いてない様子。
促されるまま檻の中へと入っていきます。

対戦相手として現れたのは、筋骨隆々で何故か半裸の男。
遊戯王名物である〝デュエル・マッスル〟を持つ、マッドドック犬飼の登場です。
どっかのモンキーとよく似たネーミングですね、グルなのかな?
しかし犬と猿で犬猿かぁ……グルだがさては仲悪いな?

しかしGXが視聴者のツッコミを待つことなく、淡々と衝撃増幅装置を装着させられ……いざデュエル!

犬飼氏の扱うカードは、図体に似合わずかなりの頭脳派です。
なにせバーン(効果ダメージ)が多い。
素殴りしたのは、マルチプル・スライムの1回こっきりなんですよ。

あと、機械族メタがエグ過ぎる……

どう考えてもカイザーを貶めるために、モンキーとマッドドッグが結託したとしか思えない都合のいいデッキ!!!!
こんなピンポイントでサイバー完封するとか当時のカードプールであり得るかァ?って話ですよ。
墓地が〝第2の手札〟とか言われてるのなんて、最近の話だからな!!
ウイルスカードと手札抹殺のコンボとか、もう凶悪の極みやん……

まぁ何か、ずっと負け無しだったらしいので、たぶんマッドドックによってデュエリストが再起不能になるという筋書きを目論んでいたんでしょうね、猿山さん。
その生贄の山羊スケープゴートに丸藤亮を選んだ君の着眼点は見事なものだよ。

引くモンスター、出すモンスター、すべて相手のカウンターを食らって葬られ、ダメージを受けまくる亮。
しかもバーンデッキ特有の少ダメージのせいで、じわじわと嬲られるような苦痛が続きます、いやらしい。
普段ならダメージを受けても大してリアクションをしない亮ですが、衝撃を増幅されているのでめちゃくちゃ悲鳴を上げてくれます。

う~~~~ん、苦悶の表情が実に絵になる🤤

あの表情と悲鳴だけで白米が無限に食えます。
ちなみに私は叫び切った後の呻き声が好きですね!
あと手札抹殺の効果説明後に入る「コイツ……!」と悪態つくカットも無限に擦れる。
何より作画がいい!!!

ずっと劣勢に立たされて絶体絶命な亮……果たして彼は勝って檻から出られるのでしょうか。
それとも負けて大衆の慰み者にされてしまうのでしょうか。
後者の展開がないってどういうことだ。

しかしそこはカイザー、どんなにスランプといえど、あれだけ精神的に追い詰められればさすがに黙っていません。

初めこそサイバー・エンド・ドラゴンの召喚に拘って何度も返り討ちに遭っていましたが、最終ターンで覚醒します。
ちなみに例のカットで出てきた青いオーラは闇の力でも何でもありません。
いち人間によるただの闘気的なものです。
デュエリストってヤバいですね。

覚醒1発目に発動したのがリビングデッドの呼び声というのもめちゃくちゃアツい!!
地獄みたいな声を出しながら、どん底から這い上がろうと逆襲を始めるんですよ!!!
ある意味地獄の始まりとも言えるんですが、それはまた後ほど。

しかも復活させたのがプロト・サイバー・ドラゴンというのもまたいいですよねぇ。
プロトタイプの略だと思ってるんだけど、つまり〝試作品〟とか〝原型〟みたいな意味じゃん。
つまり変化や進化の暗喩を感じるじゃん。
まぁ実際は、サイバネティック・フュージョン・サポートで全サイドラが除外されてただけなんですが。

あとは初手から既にオーバーロード・フュージョンをサーチしてたのには、勘のいい視聴者はツッコミを禁じ得なかったでしょう。
それだけ彼のデュエルセンスは天才的だったということですね!!!(強引)

全部拗れたオタクの深読みに過ぎませんが!!!

そんなわけで華麗に顕現したキメラテック・オーバー・ドラゴン
「キメラティック」じゃないよ「キメラテック」だよ。
その圧倒的な暴力によって絶望的なライフ差を取り返し、更に逆転勝利を決めてしまいます。

どう見ても頑丈そうな檻をへし折り、テーブルを破壊し、もうもうと立ち上る土煙……
2005年12月28日、地下より生まれし怪物が誕生したというわけです。

年末にこんな激重AVを流すんじゃない。

お話の最後、ヘルカイザーとして返り咲く亮の姿が中継され、それを見た翔が兄との決闘を仄めかして終わります。
その際、夜●月風な顔をして立つ亮の腰には……「R」ではなく「K」のバックルが。
後にも先にも「K」バックルだったのはこれだけです。
作画ミスだったのかな。

あとこの話放送中、地震速報のテロップが出まして、そのマグニチュードは4.8
キメラテックの攻撃力も4800だから……地下デュエル場は日本に存在していた……?

 

サイバー流ってナニ?私もわからん「83話」

ここで長らく謎に包まれていたサイバー流の秘密が明かさ…………れません!!!!

そもそもサイバー流なるワードはこの回が初出なんです!
伏線すら張られなかったとかどういうことなの…

プロリーグに返り咲いてしばらく、順調に勝利を重ねていくヘルカイザー。
ただデュエルをしているだけだというのに、何故か毎度病院送りにされてしまう対戦者……
当然、衝撃増幅装置なんてものは使っていません。ナンデダローネ

会場を去る足取りの向こうにはあの猿山さんの姿が。
アナタ今度はマネージャーになったのね。
これだけ見てるとすっごい悪役に見えるから不思議です。
ただデュエルしてるだけなのに。

ヒール転向はどうやら猿山さん発案のよう。
そんなプロレスみたいなイメージ戦略があるのか……カードゲームを使った、ただの個人競技スポーツやぞ。
まぁ「才能を預からせてくれ」と言った責任はちゃんと果たしてる辺り、たぶんそんな悪い奴じゃない。

しかぁーし!!!!

世渡りというものが全くできない我らがヘルカイザーは、そんな猿山さんの手腕を高く買うどころか、一方的に追い出してしまうのです。
「失せてもらおう」って……そりゃないぜ……😭
お陰でアニメからも完全に失せちまったじゃねぇか……

ところで丸藤亮ってのはですね、大変に得な男でして。
準レギュラー的立ち位置でそんなに出番も多くないのに、衣装のバリエーションがほんと多いんですよ。
白燕尾の制服、制服にしか見えないプロ衣装、ヘルコート、そして……

ガチ登山服!!!

なんで!!!!!

ほんとはもっと歩きやすい登山道とかあっただろうに、なんであんな断崖絶壁をダイレクトに登ったんだ?
がんばりゲージめっちゃ使ったろうな……ガッツ料理も途中で食ったろうな……とか考える私は立派なティアキン廃人です。
地底探索して採掘という名の奇襲かけるの楽しいよね。

さて、お寺の本堂みたいな建物の中で待っていたのはまさかの人でした。
人物紹介的な回想が挟まれたけど、ここまで順番に視聴した人ならもうお馴染みでしょう。
なぜ師範ポジなのかはわかりませんが。

そしてそんな目上の人に対して敬語を忘れない亮……もうさぁ、育ちの良さが滲み出とんのよ……
何がヘルカイザーだよ、地獄の皇帝だよ、ヒール転向だよ……
君にはヒールなんざ向かんのよ。
でも挨拶もそこそこにさっさとデュエルディスク構えるところはおヘルって感じでよきです😊👍

それよりも師範の背後にかかってる掛け軸の説明をしてくれ!!!

いつも通り初手でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚する亮、ここで師範から衝撃の思い出話を聞かされます。

サイバー・エンド・ドラゴンって、サイバー流の免許皆伝者の証で、それを亮は9歳で会得したって!?
つまり亮と師範はアカデミア入学前から師弟関係にあった…ってコト!?

しかも道場が山奥だから当然生活もここだったろうに……
文字通り血と汗と涙を流して修行に明け暮れたって……幼い亮くんは一体……
ここで何をされたんですか!!?!??!?!!?!!??!?

モブの姿を見る限り、どうも丸藤少年よりも年上な人がチラホラ……というか、多くね?って感じで、さぞ性根の曲がった兄弟子たちに疎まれたことでしょう。
それでもピュアハートを守り続け、ヘルカイザーになるまで無垢であり続けた君は本当にすごいよ……(違います)

あとこの回1番の視聴ポイントは、丸藤少年の貴重な頬染めシーンです。
照れるな、襲うぞ。

あと余談ですが、拙作の同人誌の中に和綴じの本がありまして。
そこに掲載した格言的なやつはここから引用しました。
意外と何気ないシーンだったでしょ?😊

さて回想はここで終わりますが、師範の懐古談は止まりません。
それに一言も発しなければ一切の反応すら示さない亮、サイボーグか?
満を持して口を開いたかと思えばまぁたド直球な。
これだから弟との仲が拗れるんだよ。
というか冒頭の翔の体育座り……ちょっと胸が痛みますね。
あんなに尊敬してた兄が悪役みたいになって、そりゃショックだよな……

話を元に戻して、ここで初めて裏デッキについて言及されます。
陰と陽って言うもんだから、サイバーのルーツって中国か何かでしょうか?
確かにサイドラのデザインって龍というより🐉竜🐉って感じだもんね。
サイバー・エンドもちょっとオリエンタルな雰囲気があるし。

で、なんでかつての修行場で師弟対決を仕掛けたのかって話ですが、後の激ヤバ設定をお出しされる裏デッキを手に入れるためなんですね。
なんか弟子が暴走して師匠に決闘を挑む話って、弟子側がすごい闇落ちした場合にありがちなんですが……この子、ただ強くなりたいだけなんですよね。
別に悪さするためじゃないし、自分の愛用するデッキと共に高みを目指したい的なことも言ってたので。
だから師範も、こんな果たし状めいた呼び出しをして実力行使で止めにかかる必要なんざ本来ないわけで。
やはり愛弟子だからか「道を踏み外してるから元に戻してやらなきゃ」精神が働いてるんでしょうかね。
「思い出せ」と言っている辺り、余程の未練を感じます。

しかしそんな過去の思い出程度で止まる亮ではありません。
余計な語らいもなく淡々と進むデュエル……緊迫感が伝わってとてもいいですね。
サイバー・エンドも奪われて、一見するとピンチのようにも……いや見えないな。

全く喋らない主役の代わりに語り倒してくれる師範。
彼の口からリスペクトという言葉が出る度に、それこそが亮を縛り付ける呪いの根元になっていたことがよくわかります。
今までの亮のデュエルって、サイバー・エンドありきのコンボばかりだったんですよ。
実際のOCGにおいても切り札が1枚だけの危険性ってとっても高くて、それだけで相手に手を読まれてしまう。
だからこそ亮はエド戦で惨敗を喫し、そして連敗しまくったわけなんですよね。
65話でもサイバー・エンドの召喚に拘ってたし。

でもそれが間違いだと気付いた亮は、師範の読みを超えるコンボを繰り出します。
そう、

「鬼にならねば見えぬ地平がある」コンボ!!!

とても19歳とは思えない科白ですね~

師範の読みではサイバー・エンドを取り戻すと踏んでいましたが、実際は相手の切り札を奪って罠を掻い潜るという戦法に出た亮。
彼の方が1枚上手でした。
そしてお決まりのオーバーキル。
こんなかっこいい悪役があって堪るかよ(一般プロデュエリストです)

ちなみにサイバー・エンド・ドラゴンの心を見るというのはカードの活用法を読み解く的な意味であり、実際に見えてる訳ではないはずです(た、多分…)
別に精霊を視認できるような特殊能力なんてないし。
ただまぁ〝サイバー流積み込み〟と言われるような戦い方をする辺り、もしかしたら本当に見えてるのかも知れない。

勝敗は言わずもがな。
過去の思い出に縋る者と未来を見据える者とでは、後者に軍配が上がるのも道理です。
師範の必死の制止も虚しく、裏デッキを奪われてしまい、デュエルは幕を下ろしました。

同時に、ここから丸藤亮による人生3倍速物語が始まったのです。

余談ですが、最後のデュエルマガジンになぜか猿山氏のインタビューが載っています。
そこには秘密の地下トレーニング施設のワードが……

いや秘密は守るって言ってたやんけ!!!
棄てられた腹いせに告発したんかな!!!

 

ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part1「89話」

誰をも寄せ付けない孤高のカイザー――丸藤亮に親友がいることを、皆は知っているだろうか……

その存在はアニメ放送初期から言及され、ビジュアルも出され……しかし行方不明であったせいで長らく全貌が謎に包まれていた(……のかなぁ…?)
彼の存在は亮受け界隈を震撼させ、まだ口調も性格も何もわからない写真だけの存在にも拘わらず、甘いマスク天上院明日香の兄という2点だけで二次創作がされたほど……

そう、天上院吹雪である!!!

世の視聴者は待ち焦がれていただろう。
親友と謳われながら、彼らと2つ下の後輩たちに話のスポットが当たりまくっていたため、絡みらしい絡みが全く描かれなかったことに。

しかもその片割れが順当に卒業してしまったせいで、最早親友回は絶望的と思われていた……が。

ほんとアニメスタッフありがとう!!!!
この回も一生擦り続けます😭😭😭

さて皆さんお待ちかね、吹亮セッ……ならぬ吹雪VS亮のデュエル回です。
まじでずっと待ってた。

ここへ至るまでの吹雪は洗脳ヴィランだったり、アイドルだったり、厄介恋愛伝道師だったり、ヒロインだったりと様々で、明日香や亮を困らせる存在ということしかわかりませんでした。
詳しくは47話の明日香VS万丈目のラブデュエル回をどうぞ!
めちゃくちゃ表情豊かで緩いカイザーが見れます!!!

今回のお話ですが、前項の師弟対決の続き的なお話になります。
師弟デュエルの終わりに学園主催の世界大会へ出場するようメダルを渡された亮は「称号は不要」と言いつつも、新たに手にした裏デッキの肩慣らしに丁度いいと言い残して去って行きました。
その言葉通り亮は島に上陸しているらしく、一度亮に敗れた校長は、なんと吹雪を呼び出して亮を止めてほしいと頼むのです。

どうやら校長の見解では亮は闇落ちしてしまったと思っているらしく、裏デッキがその後押しになってしまわないかと危惧しているようです。
親友である吹雪なら、心の闇に染まってしまった亮を助けることができるかも知れない……と、こんな感じらしい。
確かにダークネスに心身共に囚われていた吹雪なら適任かも知れませんね。

ただ何度も言いますが、亮は別に闇の力に頼ったわけじゃないんですよ。
ちょっと性癖の歪んだエンタメをお届けする地下デュエルで肉体的、精神的に追い詰められ四面楚歌な状況から「どんな形でもいいから勝ちたい」という欲求を見出しただけなんです。
果たしてこれを闇落ちの一言だけで片付けていいんでしょうか!?(熱弁)

サイバー・エンドの心は見えてるって言ってたじゃん!!!!
それもこれも言い訳しない上に語りもしないコミュ障のせいだよ……

さて本編、なんか熟年カップルみたいな雰囲気を漂わせる2人。
断崖から見下ろす吹雪と、思い出の灯台で佇む亮……
再会を喜ぶ素振りもなく、無言で2人が向かったのは、火山の麓。
そこでわざわざダークネスの衣装に着替える吹雪……たいへん気合いが入ってます。
てかなんでそんなの持ってるの???
そして彼の手には黒いオーラを纏うデッキが。
これはセブンスターズのダークネスの刺客として十代と戦う際に使用した真紅眼レッドアイズデッキです。
だからなんでそんなの持ってるの????
曰く、親友と同じ闇に潜って一緒に帰ろうとのこと。
いや自己犠牲甚だしくない?????

ちなみにあのデッキ、ダイナソー竜崎とか城ノ内くんは関係ありません。

遊戯王のお兄ちゃんズってなんでそんな自分の身を顧みないの。
これだから世の腐女子が狂うんだよ。

さていよいよ始まりました親友対決。
先攻の吹雪、初手から大ダメージを与えるコンボを繰り出して亮に褒められます。
ねえその褒め方本当に19歳????

後攻の亮も負けていません。
サイバー・ダークのお家芸とも言えるモンスター装備の効果でレッドアイズの雛くんと合体します。
当時は相手の墓地も対象だったんですね。
更に初手で受けたダメージを逆手に取って巨大化を発動、瞬く間にレッドアイズの攻撃力と並びます。
こんな早々から高火力モンスターの応酬が見れるって、当時はほんとにロマンだったし2人が親友と呼び合う仲なのも頷けますよね。
というか、効果説明するときの亮の声、ちょっとえっちじゃない?

カードを展開していく度にダークネスの残留思念に苦しむ吹雪と、それを静かに見る亮。
そんなカットがちょこちょこ挟まれていきます。
語らずして人物の内面を描写するというのは私の好きな演出の1つなんですが……それにしたって無表情過ぎるし何も言わなさ過ぎじゃない?
相手が吹雪じゃなかったら友達やめてたよ。
闇に囚われないよう声をかけてやれよ。
たぶん「俺は闇に囚われていない」と言うだけで全部丸く収まる話だぞ!!

そんな視聴者の叫びも虚しくデュエルは続いていきます。
しかも人目を忍ぶつもりが、真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴンの召喚によって空模様が変わり、十代・翔・剣山に気付かれてしまいます。

カットが変わり、2体目のサイバー・ダークのお披露目です。
OCGのサイバー・ダーク使いの方は1番お世話になっているであろうエッジちゃんです。
見た目も技名も1番すき😘

なぁ~んて言ってる間にどんどんダークネスの干渉がツラくなってきた吹雪。
どうやら真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴンを強化してくと力を増していくシステムらしい。
それでもギリギリ踏みとどまって攻撃を仕掛け、3000の戦闘ダメージを与えようとします。

……が、そんなもので倒れるヘルカイザーではありません。

ついに来ましたパワー・ウォール!!!!
カードを投げ捨てる防護壁!!!!!!

そのあまりにも残虐極まりない所業は、ギリギリで踏みとどまっていた吹雪の心をへし折ります。
よって、満を持してダークネスが登場。
それでもピクリとも反応しない亮。
なんでかなぁ……

しかし人格が切り替わってから、元々口数の少なかったデュエルがより淡々としたものになっていきます。
でもせっかくの煽りを遮ってモンスター召喚するのはあんまりよくないと思うぞ。
自分が引き金引いちゃったから責任感じてるのかな。

まぁ今回は裏デッキお披露目回でもあるので、しっかり切り札も召喚させます。
そしてずっと静かだった亮の効果説明に、ようやく熱が籠もっていきます。
ずっと準備してたもんね、よかったね!

自前の効果によってみるみる攻撃力を上げていく切り札モンスターくん。
どう考えても周到な頭脳プレイにしか見えないのに、それを傲慢な戦術だと言い切る翔…‥ドウシテ…

そして形成は一気に逆転し、切り札の攻撃によって勝利します。

脳内に直接語りかけながら(???)

ずっとかけてほしかったセリフは、このタイミングでお披露目です。
イマジナリートークに近いので、このときの亮は大変素直。
そして語調も昔のようにとっても柔らかいです。
つまり善人な性根は変わってないということですよ。
余りにも不器用すぎる……!

そしてあの口元だよ!!!!!!!!!!!

人間なんだから
魂で通じ合うな!!!!!!!!!!!!

なのにアレだよ!!!!
いつまで下手なヒールを演じるつもりなんだよ!!!!!
君に信頼や尊敬を寄せる人が絶えないってのはそういうことなんだからな!!!

ちなみに当時の心境をそれとなく語るお話があるんですよ。
〝タッグフォース3〟ってゲームなんですけど。
なんとこれ、在学時代に親友に困らされたエピソードとかも別軸で語ってくれるので、双璧(吹雪と亮のこと)好きな人は見てほしい……

なんであれをアニメでやらなかったんだって思ったけど、動きと声が付いたらたぶん耐えられなかった気がするのである意味ゲームでよかったです。

 

ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part2「95話」

散々引っ張りに引っ張ったダイナミック兄弟喧嘩回です。

兄弟喧嘩というには少々一方的な気もしますが……

65話にてヘルカイザーが爆誕してから、彼がメインで登場する回には必ず沈鬱な顔の弟が出て……そのわかりやすい伏線に、視聴者はテンションを上げていきました。
いやぁ、待ちましたよ。

お話は大変クールにメダルを獲得していく翔からスタートします。
負けたモブも言ってたけど、ちょっと前までゴミ箱に隠れた奴と同じ人と思えない変貌っぷりだよな!(詳しくは87話「がんばれ!おジャマトリオ(前編)」をチェックだ!)

翔特有のこの別人のような二面性は視聴者によっては少ししんどいらしい。
ただ忘れがちだけど、彼らってティーンの中でも最も多感な高校生って設定なんですよね。
あの頃ってこの人・・・と決めた相手に依存レベルでゾッコンになっちゃうし、その相手に裏切られたら悲劇の主人公みたいに嘆いて恨んで自暴自棄になっちゃうし……
何かと自分に都合よく事実をねじ曲げてしまう傾向があるのが、思春期の特徴だと思ってます。

そういう意味では、この丸藤翔という男……とっても年相応な性格してるんですよね。
誰かがいないと自分を保てないのに、かなり自分に都合のいい期待を寄せてしまうところがまさしくって感じ。
思春期を通過して久しい自分としては「そうだよね、あの頃って周りの人にいっぱい振り回されてつらかったよね」って共感が湧いてきます。

しかし彼が等身大のティーンだからといって、この兄弟デュエルが心温まるお話になるわけもなく。

むしろ肉親らしからぬ無慈悲さで、翔は心身共に追い詰められてしまうのです。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???

兄のためにと組んだデッキ(というか一部のカード)が装置の機能と最悪の化学反応を見せたことで、翔は自前で酸のラスト・マシン・ウイルスを想起させるバーンダメージを喰らい続ける羽目になります。

そしてそんな見え透いた持久戦にあのヘルカイザーが屈する訳もなく……
中々通らない大ダメージに苛立つことなく、対者を完全に消耗させてしっかり勝利するのでした。

デュエルの最中「元のお兄さんに戻ってほしい」の気持ちで必死に訴えかける弟だが、全く耳を貸さない兄。
前回の親友戦では多少の温情を感じる場面が随所に散りばめられていたのに対し、兄弟戦では1つとして挟まれません。
この扱いの差は一体何なんだ……

ただ終始楽しそうにデュエルする亮の姿に、視聴者はただただ宇宙猫になるしかありませんでした。
デッキが変わっても火力で押し潰してくスタイル……嫌いじゃないよ……

そんなわけで記念すべき兄弟対決は、兄の方に軍配が上がり幕を閉じたのです。

 

美しき兄弟愛と(なぜか)漂う死相「137話」

なんと、もう3期も後半です(早いな)。

でも空白の42話の間、全く出番がなかった訳じゃないんです。
ただメインじゃなかったってだけなんで割愛しました。

個人的なオススメは128話の「宝玉獣VSサイバー・エンド・ドラゴン」ですかね。
今まで各話に1体しか出なかった彼の大型サイバーを存分に味わえます。
表裏サイバーオールスターズです。
しかもデュエルに呼ばれた理由が闘争心が強くてたくさんのデュエルエナジーを放出してくれそうな人とのことらしく。
たしかに闘争心はほとんどが闇落ちを疑ったレベルで強いし、デュエルエナジーのことはよくわからんがGX随一のパワーアタッカーだしな(ATK4000超えは当たり前)
ちなみに当時、歴代最高ATKを叩き出したのは、卒業デュエル回の36900なんだそうです(無限大は対象外だよ!)
たしかゼアルが放送されるまで抜かれなかったはず。

他は131話にも出ましたかね。
これは異世界から戻ってきたはずの十代達が、ヨハンを捜すためにもう一度異世界へ渡ろうぜってなるお話です。
そしてこの決断こそが、ド鬱展開の始まりとなるわけなんですね~
いきなり137話を視聴すると、背景とかで「観る作品間違えたか!???!?」と困惑必至なので、一旦131話を観てからでもいいかも知れません。
まぁそれでも理解が追いつかないことには違いありませんが。

で、肝心の本編。
何が起きたのか委細は省きますが……まぁ翔の回想がすべてです
ヨハンというかけがえのない親友を失ったショックから逃げるように、ひとりで突っ走ってしまう十代。
彼の様子に苛立ちや心配を覚えながらも、なんとかついて行こうとする万丈目たち。
しかしついに暗黒界というカテゴリーのモンスター達によって、十代は仲間を人質に取られてしまいました。
万丈目、明日香、吹雪、剣山。
あろうことか、古くからの見知った友人たちでした。
人質ひとりひとりには、それぞれ1つだけ負の感情を増幅させる呪いを施されていて、それを爆発させると肉体が消滅し、魂が儀式の生贄にされるという設計です。

……おいおいおい。

デュエルで儀式をするな。
というか、デュエルで命の遣り取りをするな!?

デュエルには十代が勝ったのですが、儀式は不完全ながらも形になってしまいました。
そしてずっと一緒だった仲間に弁解する暇もないままひとりぼっちになってしまった十代は、覇王という心の闇に閉じ籠もってしまったのです。

儀式が不完全だった理由はご覧の通り。
本来は翔も生贄の対象だったんです。
けれど何やかんや難を逃れており、暗黒界の奴も「1人足りねぇ!」となりながらも仕方なく決行したという訳です。

しかし儀式は済んでも呪いは残ったまま。
十代への疑心は強くなり、ついには彼との記憶すら抹消しようと考えるようになりました。
でも冒頭で夢を見たり、ふとした瞬間に思い出が蘇ったりしてて、めちゃくちゃ未練を感じる。
挙句その未練を断ち切る手段に、デュエルディスクを投げ捨てる始末……
こう、自分の気持ちに正直になれないとこが思春期って感じで大変よきですねぇ……

あといつの間にか行方不明になってたおジャマイエローがかわいい……
今後の鬱展開で唯一の✨癒やし✨ですよ。
最初はつっけんどんとする翔ですが、元来困ってる人を放っておけない性格なので、丸腰でも助けに走っちゃう!

あんなクソデカムカデ相手によくやるよな……どう見てもノープランっぽいのに。

いよいよ万事休すか!……というところでまさかのブツが投擲されます。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???(2回目)
というかアレ、投げた衝撃でも反応するんだね……便利じゃん。

そして慣れた手さばきでいつも通りサイバー・エンドを召喚する黒マントの男……
顕現するモンスターの姿に、翔はようやく自分を助けた人物が兄だと気付きます。
視聴者はもっと前から気付いていたことでしょう。
だって投げたブツが……ねぇ?

ムカデVS3つ首竜
なぜか竜の方が明らかなサイズ負けをしていてヒヤリとしますが、どうやらちゃんと攻撃力は反映されているよう。
2800VS4000の戦いです。
方首を拘束されても残る2首が反撃します。
そしていつもの必殺技が炸裂!弟諸共爆風に巻き込んで吹っ飛ばします。なんで!!!
力を加減するということをしない辺り、とってもらしいなって思いますね!

一段落……からの、来ました!
お待ちかねの心臓発作です!!!!
どこのホビアニに胸部のレントゲン出すやつがあるかよ!!!!

とにかく役者さんの演技がたいへん光ります!
呼吸すらままならないと言わんばかりにくぐもった苦鳴。
あまりにも生々しくて当時キッズだった私はリビングで観るのが居たたまれなくなったよ!!!

どう見ても死亡フラグですが、当人は発作が治まると何食わぬ顔をして気を失った弟の傍にいます。
こんなところで兄弟らしい演出をするんじゃない。

今回は自分を見捨てて突っ走ってしまった十代に対する失望と未練で葛藤する翔の話です。
本人は未練を断ち切りたいと考えているようですが、それを逃げだと指摘する亮。
さてはどっかで隠れて見てたな。

頭では理解していても何が正しいのかわからなくなって翔は、亮に助けを請います。
「兄さん」と……

兄さん……にいさん……ニイサン…………

兄さん!!??!?!???!?

とんでもない衝撃を食らって呻く視聴者をそっちのけて兄弟の不器用な遣り取りは続きます。

「お前自身がもう決めている」???!!?!?!?!?!

なんでさあ!!!!!
どうしてさあ!!!!!!
こんなさあ!!!!!!!!

今更いいお兄さんムーヴをかまさないでくれ……
もともといいお兄さんだったけども……
(実弟に電気ショックデュエルを仕掛ける奴がいい兄なわけあるか)

お陰でこの後に登場するエドとの熟年コンビみたいな雰囲気が入ってこないよ!!!
なんだよ「亮」呼びってさあ!!!!!

この回はなんか色んな人の呼称が変わるので脳味噌がバグります。
カロリーがヤバくて胸焼けしちまうぜ……

 

プロコンビによる異世界エンジョイ術「141話」

実はこの話のメインは別の人だったりします。
でも冒頭があまりにもあまりで脳味噌が破壊されるから見てほしい。
せめて冒頭だけ……

公式で主従ごっこすることなんてあります!?
よりによってあのプロコンビが!!!!

プロコンビとは
プロデュエリストでありながらGXの準レギュラー枠にいるキャラクター2名のこと。
具体的には丸藤亮エド・フェニックスのことである。

見てくださいよこの異常なまでの馴染みよう!!!
めちゃくちゃ異世界エンジョイしとるやんけ……
他の連中が各地の集落を回って真正面から敵アジトを叩くという派手な動きをする中、人気ひとけの少ない場所に潜伏して静かに立ち回るとかさぁ……
あまりにも玄人なプレイだから、もしかして潜入経験でもあるんですかね?(ありません)

スタッフもめちゃくちゃわかってる配役にしてて、cv石田彰な執事が胡散臭くない訳ないじゃんよ……って感じでゲラゲラ笑いました。
しかもcv前田剛の方は勝手にサイバー流道場異世界支部立ち上げてるし。
つかそのタペストリーどっから持ってきたんだよ。

とーぜん諸々のツッコミに対する説明はありませんでした。
まぁ、遊戯王だしな(麻痺)

敵の斥候からぶん取った馬代わりの恐竜を颯爽と乗りこなし、いよいよ大立ち回りをしかける準備に入っていきます。
というお話でした!!!!!

2人の言う通りどう見ても正当ヒーローじゃないし、潜入を熟知したような動きだし、何より未知の世界にいるってのに普段通りに落ち着いてる!
あと無駄にかっこいい!
胡散臭い!!!!!

あとBパートの遣り取り見てると、どうやら参謀ポジはエドの様子。
亮にマクロ組む系はできないと思ったんでしょうね
私もそう思うよ。
頭脳明晰な設定は一体どこへ行ったんでしょう(遠い目)

 

命を燃やし切るアナタは美しい…「146話」「147話」「148話」

ところで丸藤亮には命日(偽)があります。
8月15日なので、一緒に泣いてください(???)

はい、やって参りました。
丸藤亮が最高の輝きを見せてくれる回(3部立て)です!!!

ますは146話!
青空サイバー流道場です!!!!!

覇王としてたくさんの人たちを傷つけてしまった自責から、十代は〝融合〟のカードが使えなくなってしまっていました。
皮肉にも彼のデッキのキーカードが融合なので、紙束同然です。
このままでは巨悪と戦えないと考えた亮は、あろうことか強引にデュエルをしかけてきます。
おい、ここ異世界やぞ。

いつも通り速攻でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚し、新カードと合体させて唐突なデュエル講義を始めました。
十代の場のカードをひとつひとつ丁寧に破壊していきながら、最適なコンボを代わりに説明していく様はまさに……エターナル・ド正論・バースト……
端的に事実を突きつけてくるんで、その殺傷力に視聴者も涙目です。

どう見ても傷心の相手に追い打ちをかけているようにしか見えないので、亮の決死の訴えも届かず……
やがてお手上げと悟るや否や、怒りのままにトドメを刺そうとします。なんで。

が、彼もまた別の意味でボロボロでした。

都合よく暴れ出す心臓発作からデュエルは中断。
これにより、亮の死亡フラグが周囲にバレてしまいます。
急展開に混乱する翔やら先生やら。
この騒ぎに乗じて、十代はその場から逃げ出してしましました。

心臓病の原因が地下デュエルなんて、そんな引っ張らなくてもわかっていたよ。
というか猿山氏追い出した後も、さては通っていたな?

そんな死にそうな身体で十代の目を覚まさせようとしてたんか…と言うクロノス先生に「そんな善人じゃない」と自嘲する亮……ほんとそういうとこだよ

仮にもヘルカイザーなんてご大層なリングネームもらってる身なんだからさ、もっと不遜に堂々としててくれよ。
この後に及んでまだそんな苦し紛れの悪人アピールしてんのかよ。
お前が真性の善人だってことは周知の事実なんだよ。

いい加減認めてくれ!!!!

他には十代が覇王軍の残党とデュエルする話でもあるんですが、今回は割愛させてください。

お次に147話!!
こちらもAパートはほとんど残党戦なので、当記事のメインはAパート後半からになります。

しかしその前に3期の黒幕の思惑がここで判明します。
何かFF8の時間圧縮を彷彿とさせる壮大な計画ですね。
ここぞ、というときにしか姿を現さない黒幕ってマジの強者なんだよ。
3期はね、GXで1番のサビなんです……メンタルはお亡くなりになりますが。

それにしてもクロノス先生ほんといい奴になったよな……
元々憎めない性格してたけど、1期の所業がかなり酷かったから、私はむしろコッチに感動です。
というか亮と先生がちゃんと会話するのって、ほんと少ないので大変レアです。オススメ。
看病しながら人生について情熱的に語る先生の姿に、何となく胸を打たれたような顔をする亮……実はこれが悪夢の始まりだったりする。

そしていよいよ黒幕と初エンカ!
その祈念すべき1戦目に選ばれたのは、なんと丸藤亮でした!!
謎本能で強敵の気配を察知できるアンタはすごいよ!!!

姿はヨハンなのですが、ただならぬ雰囲気に亮は違和感を覚え「お前は、誰だ」と言い放ちます。
何度も言いますが彼は精霊が見えない一般デュエリストです。
たった1回しか対峙してないのに、その勘の鋭さはなんだ。おヘルセンサーか。

そして妙な解釈で、先ほどの先生の格言をすぐに実行しようとする君は、大変に厄介な教え子だよ。
ちゃんと敬意も残っててね、私が教師ならこんな変に素直な生徒なんて御免ですね!

デュエルはヨハンの先攻から。
いきなりヤバそうなフィールド魔法を張ってきやがります。

今ならわかる……演出上しょうがないとはいえ、最優先に除去しないと駄目なカードだったよ……
ああいうカードがあるのとないのとでは、アドの取れ方も全然違うからね。

珍しく冷静にデッキを分析するモノローグが入り、そのフィールド魔法の厄介さも勘づいていましたが……
やはり吹っ切れ方がおかしいヘルカイザーは、ろくに対策も取らずに力押しする戦法に出ます。
なんでだ。

余談ですがクロノス先生がタニヤっちのことを「怖い」と評した理由ですが、36話〝三沢っちVSアマゾネス! ムコとりデュエル〟をご覧ください。
一般生徒の三沢くんとタニヤっちが一緒に行動する理由も知れて大変面白いです。
恋は盲目……

そして亮の読み通り、コストを支払えば戦闘ダメージを免れるという効果を発揮するフィールド魔法……雑に強いじゃん。
しかし逆境で燃える男は何故かワクワクしています。
お願いだから破壊して……

カードの回転的に何となくヨハンの方に軍配が上がりそうだなぁと思っていたら、ついに異世界でライフダメージを喰らってしまいます。

見てーーーーー!!!!!
喉絞りまくったような呻き声!!
生々しくて大変えっちですねぇ……

沸き立つ視聴者に対してお通夜モードの現場。
傷心の十代が1番まともな訴えをしてるんですが、デュエル脳に冒された戦闘狂は聞く耳を持ちません。
妖艶なBGMと相俟って「余計なことをするな」と言う亮の苦しげな声にも色を感じます(感じません)

でさぁ~~~~~待ってたかのように十代の目の前でわざわざ融合を発動する徹底ぶりよ。

そう、彼も実は融合使いだったりするんですよね。

前に十代と亮の類似性について話をしたと思うんですが、2人とも切り札を出すための鍵となるカードが融合であるところにね、なんかもう運命を感じるんですよ。
あと「お前ならわかるだろう」ってさ、自分の行動を正当化するために非言語で同意を求めないでくれ!
ダメージを受けて逆境に近付くほどにワクワクするってさ、たしかにそうなんだけど君の場合は屈折してんのよ。
そもそも生死の境を彷徨わないのが前提なのわかってる!??!?!?
まぁ、今まで死にかねない状況に十代が気付いてなかったってのもあるけど!

そして融合で召喚したサイバー・ツイン・ドラゴンと融合解除のコンボによる怒濤の手数で、相手のダメージ無効ストックを減らしていきます。
もはや雑草魂なくらい泥臭くてしつこいな!
これでトドメか!?というところで次回に持ち越しとなります。

そして最後の148話!!!
デュエルは終わりません!よかったね!!!

皆さんお気付きかわかりませんが、この話、丸藤亮総集編みたいに表サイバーが大盤振る舞いされるんですよ。
サイバー・ドラゴンから始まり、サイバー・バリア、サイバー・ツインときて、お次は何が来るんでしょうね……

さて、泥臭コンボで球数を減らして安心……するかと思いきや、これが却って悪手となりヨハンの切り札を召喚させてしまいます。
それでも動揺しないどころかちょっと嬉しそうな亮……なんでぇ???

相手のデッキがMTGマジック・ザ・ギャザリングで言うコントロールに近い動きをするので、当然サイバー・バリアのバリア効果は無効化され、3200の戦闘ダメージをモロに喰らってしまいます。

そしてサイバー・バリアの次に来るモンスターといえば、やはりサイバー・レーザー・ドラゴンですよね!
召喚コストは激重だけど、この子の破壊効果はめっちゃ便利。
ノーコストなのがとっても嬉しい。
でもまぁ、破壊できないんですけど。

そうこのデュエル、亮の繰り出す手を悉く封じられてしまうんですよ。
切り札くんと、あの厄介なフィールド魔法くんによって……
流れは完全にヨハンに向いています。
が、無策という訳ではないようで、亮も負けじとカウンターをしかけていきます。

亮の扱うデッキってMTGで言うところのランプに近いんですよ。
だから宝玉獣デッキとの相性がとても悪い。
場を一掃するカードも持っていないため、ヨハンの敷いた鉄壁の布陣を突破するには、地道に相手の資源を枯渇させてくしかないんですよ。
未知のカード相手によくやるよ……

ヨハンの言う通り、どれだけ足掻いたところで劣勢には変わりない。
それでも絶望しないのは、勝敗が決した後の未来がないからこそ「今」に集中することができるからです。
未来がないから絶望のしようがないんですよね。
目に見える戦況は劣勢だけど、心理戦は有利。こんな感じです。
お陰でメンヘラ全開のヨハン(中身ユベル)に「正気か?」とドン引きされます。
わかる、たかが娯楽に私もドン引きだよ。

そして新カード登場、サイバー・ヴァリーちゃんです。
当時この子には私もお世話になりました。

メタ的なお話をすると、この頃OCGでは強欲な壺も天使の施しも禁止カードになっていて、レギュレーションを反映させないといけないアニメでは使えなかったんです。
いつの間にか登場しなくなった汎用カード、ありませんか?
そうです、当時は禁止カードだったんです。

そういう事情から手札を増強するのに別のカードを代用しなければならず、登場したのがヴァリーちゃんという訳なんですね。
いっぱいカード効果持ってるから何度も登場するよ!

そして増やした手札でオーバーロード・フュージョンを発動するわけなんですが……
オーバーロード・フュージョンと言えばあのカードが思い浮かびませんか?

いいえ、新カードです。

キメラテック・フォートレス・ドラゴン!!!

こいつから繰り出される怒濤の連続攻撃があまりにもアツい!!!!!
ここは65話をオマージュしたシーンとなっていて、5連続攻撃をするのですが、当時と違ってまとめません!
1打1打、丁寧に攻撃してくれます🤗
ここでも役者さんの演技力が光りますね、渾身の攻撃って感じがダイレクトに伝わります。

皆さんは第何打がお好きですか…?
私は4打が魂削ってる感じがして最高ですね……💕

血を吐くような声で最後の1打を放ち、そしてAパートが終わる。
そう、こんな激アツなシーンがまだ前半なんですよ。
後半はどこまで熱くなるんだ……

今回のデュエルですが、かなりハラハラする展開が多いですね。
何となく一進一退にも見える攻防ですが、少し俯瞰すると、ヨハンの掌で踊らされてるのがわかります。
全体的にヨハン(inユベル)の方が一枚上手なんですよ。

しかも多分、踊らされてる本人もそれがわかってる。
だから足掻くんです。
勝敗を超越した、自分の中で最も輝かしいと思えるデュエルがしたいから。

だから命日なんですよ。
こんな姿を見せられてる弟の気持ち考えたことあるか。
翔ってデュエルで2度も兄を亡くすんです。
32話とコレね。そりゃ涙もフライングするよ。

さて、一体彼はどんな風に負けるんでしょうか。
もう心臓も限界が近いです。

そしてラストドローで引いたカードが本当に憎い!!
丸藤兄弟の代名詞とも言えるアレ!!!
カード名だけで瞬く間に胸熱展開に持って行くGXはやっぱりすげぇぜ!!!
回想シーンもサイバー・エンド・ドラゴンの大盤振る舞いです!!!
こう、キャラクターと視聴者とのボルテージがリンクするアニメは神って相場が決まってるんだよ。
私の目も十代と同じく✨キラキラ✨です。

あと言い忘れてたけど、このサイバー・エンドを召喚する際のBGMが最高に神だから耳かっぽじって聴いてほしい。
サントラ未収録なので😭

そしてここでおヘルらしからぬ善人ムーヴが発動します。
相手がヨハンの身体を借りてる別人だと初めから気付いていた亮は、トドメを刺す前に猶予を与える訳なんですね。
本来ヴィランってそんなことしませんから、いかに彼が知人友人たちに見栄を張ってるだけのお人好しだということがよくわかります。
そういうことすると私が狂うからほんとやめてほしい。

結局引き剥がすことはできなかったんですが、思い切りのよさを出すために自分のことを「ヘルカイザー」呼びするの自らに言い聞かせてるようで泣く。
そう、彼はヘルカイザーと言われるようになってから一度も自分をそう呼んだことないんですよ。
人に言われて、それを肯定するかのように口にすることはあっても。
でもカイザーはあった、58話で(ラブデュエル回の次の話です)。

この後の展開はサイバネティック・ゾーンのカード効果を読まないと理解できないんですが、要するに「介錯は要らん」ということです(???)
相手にトドメを刺されて負けるのではなく、パワー・ボンドの自爆コストを受けて自ら幕を下ろそうというわけですね。
結果は変わらんが!
復活したサイバー・エンドのATKが16000になってたのは、多分サイバネティック・ゾーンの効果でしょう。

そうして、3週(実質2週)に渡って行われた壮大なデュエルはヨハン(inユベル)にデカい爪痕を残して終わりました。
最期のお別れで自暴自棄めいた発言をするのは、きっとヘルカイザーの枷から解放されてただの丸藤亮へと戻ったからでしょう。
今までの自分の行動がどれだけ周囲に迷惑をかけていたのか、きちんと自覚していたからこそ、戻るに戻れなかったんじゃないかと思います。
ヘルカイザーが闇落ちと違う一番の所以ですね。

光の粒子となって消えていく様子も、上空で複雑な表情を浮かべる亮の顔の年代が遡っていく様子も、何だかとても大きなカタルシスを感じます。
そして大粒の涙を流して兄と叫ぶ弟……色々と失いまくった少年には大き過ぎる離別です。

ありがとうGX。
ありがとう丸藤亮。
君のデュエルは永遠に不滅だよ……

 

こんな隠居老人みたいな20歳があって堪るかよ「163話」「164話」

死んだと思った?

ざぁんね~ん!
生きてま~~~~~~~~す!!!!

でもなぜか他の皆と比べて、帰りが遅かったのはどうしてでしょうね?
十代が大人になる旅の道中で拾ってくれたのかな?
もしかしたら本当に死んでたのかも知れません。

無事に元の次元へ襤褸雑巾の如き有様で帰還した亮は、心臓の治療のためにアカデミアの療養施設で入院することに。
というかこの学園、病院まで併設しとるんか。

家族は?とか当たり前のことを尋ねてはいけません。
そこは遊戯王なので、兄弟だけで完結させなきゃならないんです。
2人は切っても切れない肉親なので、病弱な兄を弟が世話をするのは必定なのです。
……そんなわけあるか。

もしくは校長が愛弟子を側に置いときたくて公私混同しちゃったか……
それはちょっとキモいな……

別人と言っても過言でないほどに覇気を感じない亮。
その顔つきはもはや未亡人です。実際は故人になるとこだった方だけど。
声音も1期を彷彿……よりもなお丸くなった印象を受けます。
前田氏、演技が上手すぎる。

兄弟の関係は見違えるほどに良好です。
天上の人と地下5階の駐車場というあまりにも大きな確執は3期で決着したので、その隙間を埋めるかのように弟が看病します。依存か?
車椅子越しに見る兄の背中の小ささよ……
あと病院着の合わせ目から覗く鎖骨と胸元が大変えっち……
というか、素肌の上から着てません?コレ。

翔から同級生の進路について聞かされながら、終始憂い顔をする亮。
弟の未来を案じているのか、それとも自身の停滞に絶望しているのか、定かではありません。
ただ純粋に羨む言葉を発しているので、このままではいけないという自覚はあるのでしょう。
ここは学校だ、相談しろ

散歩の帰路、ついに冒頭に登場したあの男について亮の耳に入ってしまいます。
校長はまたしても脅威から愛弟子を遠ざけようとしているようですが、今回は英断ですね。
だってデュエルしたら病状が悪化しちゃうんだからね。
でも異世界編ではモンスターが実体化してたから割と納得できたんだけど、元々はソリッドビジョンでしょ?
臨場感あり過ぎんか?
しかし一部のアトラクションだと「心臓に不安のある方はご遠慮ください」みたいな注意書きも見たことあるし……

校長の忠告に翔も便乗します。
だってまた兄さん亡くすとか御免だよね!私も嫌だよ!
鮎川先生も亮を諭すので、完全に3対1となり不利……のはずがまるで動じない亮。

こういう男がね、妙に聞き分けがよくて静かなら絶対目を離しちゃいけないんだよ。
こういう男の「わかってますよ」とか「オーバーだな」とかね、絶対に信じちゃアカンのよ。

ホラね!!!!!
夜中に果たし状受け取って抜け出しちゃう!!!!!
オマエ自分の状態わかってんのか!!!!!!!!

流石にパジャマのままとはいかなかったようで、いつものヘルコートに着替えて海岸へ。
決闘の正当性を高らかに語る道場破りくんに対し、普段以上に静かなヘルカイザー。
すっごくかっこいいけど、多分立つことすらしんどいんだろうな。
「御託はいい」とか強がっちゃってさぁ。

今回亮が扱うデッキは裏サイバーです。
個人的には表裏で混ぜて使ってると解釈してますが、如何せん実際のOCGでも全く噛み合わないカテゴリーなんで、毎度別々に登場します。
一度は混ぜて使ってるところが見たかった……

それはさておき、相手方の使うデッキ〝サイコ流〟と言うのですが、まぁつまり、サイコショッカーデッキです。
創設者はエスパー絽場かな。

このデッキを知ってる人ならおわかりかと思うのですが、遊戯王界隈ではトラップキラーとして有名なカテゴリーです。
今はカードプールが膨大になったので刺さりにくくなったけど、当時はトラップ封じられるとめちゃくちゃキツかった。
そんな遊戯王イチ有名なメタデッキと、亮は戦う羽目になっちゃった訳なんですね。

裏サイバー流といえば、輪廻を独断しちゃうサポートカードがありますね。
2年前にようやくOCG化されたアレです。
コイツがコンボの鍵を握っているため、実はめちゃくちゃ分が悪いんですよ。
機械族メタといい、いつも相性悪い相手ばかり宛がわれてんな。

しかも今の亮は心臓病に加え、未亡人(嘘)というデバフ付き。
形骸化したようなコンボばかりが目立ちます。
更に結構なライフダメージも負っているのではやり発作に襲われ……
大変に不利な戦況です。

割と早い段階で駆けつけた翔や十代も、亮の異変に気付きます。
そうだよね、苦しいはずなのになんでデュエルを続けてるんだろう。
デッキに借りとか一般人わかんない。
というか道場破りくん、目の前の人がすごく大変な状況なのに容赦ないな。

一度は活動を止めた身体は早々に限界を訴え、ついには倒れたまま動けなくなってしまいました。
流石に3度目の喪失を味わいたくない翔は降参サレンダーさせようと兄の手を使います――

そんな腐抜けた選択を、デッキが許してくれるでしょうか?

と言わんばかりに電流が翔の脳天を駆けていきます。
そこで何か火が付いたらしく、3日後に仕切り直すことになりました!
翔くん……最初はすごく情けないキャラだったのにこんな凜々しくなって……

ここまでが163話です。
164話に続く……

回復していない身体のままデュエルしたことにより危篤状態へと陥った亮は、すぐに緊急手術を受けます。
デュエル・アカデミア……まさか手術室もあったなんて……どんだけ設備が充実してるんだ。

どうにか成功し一命を取り留めた亮ですが、生死の境を彷徨ったにも拘わらずケロッとしています。
「なぜ止めた」とか愚問もいいとこだよ。

ここで心臓病の意外な原因が発覚します。
今まで衝撃増幅装置を使った地下デュエルによるダメージの蓄積かと思いきや……なんとデッキそのものに命を削る力があったらしい!
そりゃサイバー流発足と同時に封印される訳だよ!!

ならもっと厳重に保管しとけとかいうツッコミは置いといて、それでもなお自分を高みに引き上げてくれたからと恩義を感じる兄にキレた弟は、その手からデッキをひったくって施設を飛び出して行きました。
そう、今度は彼が裏デッキを使う話になるんです。

人様のデッキなので、イキナリ使っても理解できない。
なのでひとまず回してみて感触を確かめなきゃいけないんです。
しかしまったくデッキが応えてくれない。
他人のデッキなのでどうカードを切ればいいのかわからない。
この辺がリアルデュエルと共通する部分を感じて「わかる~~~~~!!」って首がちぎれます。
しかも引けば引くほど使い手にダメージが入り、2日目の夕方にはもうボロボロです。
そこは視聴者もよくわからない。

このお話は翔がメインで、狂言回し役は十代です。
悩み落ち込む友達の隣に腰掛けながら、不器用に寄り添う言葉をかけていきます。
正解を出すのではなく、自ら正解を導けるようにちょっとだけ手を引く感じかな。
友達の気付きを信じてくれるんですよね。
こういうところ、137話の兄弟シーンを思い出すなぁ。

そんな遣り取りからデッキ構築の結論を見出した翔は、襤褸雑巾のような有様の制服を着たまま約束の3日目を迎える訳です。

途中までのデュエルは〝これまでのおさらい〟といった風に兄と同じでした。
でもここから苦戦を強いられていきます。
殺意を増したアンチ・トラップコンボが発動するんですね。
これには流石の翔も、分が悪いことに気付きます。

たしかにこんな、どこにでも刺さるようなメタデッキ使われちゃあ苦戦も当然だわな。
使い手の道場破りくんもご満悦です😊
ずぅ~っと翔のこと「ボクちゃん」呼ばわりしてて「わからせてぇ~~~~~!」ってなる。
君の目の前にいる子、もう高校3年生なんやぞ。
令和の今なら、卒業したら成人やぞ。

兄の恩義やら、卑屈だった過去の自分やら、様々な記憶や想いを背負って足掻いていく翔。
兄弟デュエル回では姑息な持久戦をしていたあの頃が懐かしく思えるほど、ちゃんとカードを生かしたデュエルをしています。
というかめちゃくちゃ凜々しい顔つきになったなぁ……
芯のある声だからカード効果を説明してるときなんか、すっごくお兄さん味を感じる……
強固な理性を感じるというか……!!(ろくろを回す手)

意外にもサイバーが似合う翔。
これには離れた場所から観戦する亮も驚きです。
てか、十代が連れ出したのね。

さて……めちゃくちゃ劣勢です。
ドロー&エンドって完全に手札事故やん、とか思ってたら……亮のデッキにはなかったカードが。
これが翔の導き出した裏サイバーデッキの進化の可能性なんです。
サイバーしか使わないと思っていた道場破りくんの顔に、ちょっと焦りが見えますねぇ。

コンプレックスに塗れていたあの頃を振り返るシーンが挟まれる回は神回と相場が決まっています(こじつけ)
思わずデュエルを忘れて涙ぐんじゃうところがもう健気ですよね……

そして、ようやくデッキが応えてくれたという翔の逆転劇が始まります。
兄弟の象徴として選ばれたのは、パワー・ボンドによって召喚されたサイバー・ダーク・ドラゴンドラゴンロイドを装備する姿です。
このコンボには、燃え尽きていた亮もニッコリです。
それにしても親父くさいセリフを吐きますね!!!
我が推しながら老成し過ぎでは?????

そうして更に絆の深まった丸藤兄弟は、新しいプロリーグを2人で創るという夢を胸に未来へスタートを切るのでした……

新……プロ、リーグ……???
ずっと、考えて……いた……?????

いつから…………???????????

 

おまけと拍手お返事

そんな訳で長丁場お疲れさまでした。
ここまで書いた文字は2万8000字ということで、さぞ読むのが大変だったと思います。
私も書くの大変だったよ……

ここからは大きく取り上げるほどじゃないけど正直めちゃくちゃオススメしたいお話について、なるべくサラッと取り上げていきたいと思います。

 

●「47話」明日香VS万丈目、ラブデュエル

名言「また吹雪の悪い癖が……」が爆誕する回。
カイザーの顔が大変緩い。通称緩カイザー。
吹雪と亮のコンビが好きな腐女子は、この回と89話を永遠に擦り続けながら生きているんです。
あとは後述のゲームですね。
万丈目の恋心と吹雪のお節介心が悪魔融合するこの話……めちゃくちゃカオスだし、明日香はかっこいいし。
これの後に1期のラスボスとエンカするって考えたら、スタッフの情緒が心配になります。

●「56話」翔VS昆虫おねいさん

なぜか丸藤亮のガチファンとデュエルさせられる翔の話。
カイザーの弟ってだけでいい迷惑だよ。
普通、推しの弟ともなれば多少の敬意はありそうな気もするけど、このおねいさんはかなり重度の同担拒否ムーヴをかまします。
見た目も派手で厄介な匂いがプンプンする。
きっと推しと結婚したいタイプのファンです。怖いね。
あとそのロケットに嵌まってる写真、どっから手に入れたんだ、寄越せ。

●「64話」翔VS剣山、No.1アニキストの戦い

なお、吹雪が介入するため、そこはかとないホモのスメルが……
ここに丸藤亮は出ないんですが、吹雪が彼の名前を口にするんです。
「亮が、弟を本気で怒らせたら怖いって言ってたな」って……
もしかするとお兄さん、弟のマジギレにビビって今まで距離置いてた……?
というかアナタ、弟に何しでかしたの……???

●PSPソフト「タッグフォース」シリーズ(1~3)

オススメは「3」です。3をやってください!!!
2種類の丸藤亮が楽しめるんです!!

1つ目は、アニメ軸4期のヘルカイザーが、アカデミアの各地を転々としながらヘルカイザーとしての所業を振り返ります!!!!!
よくないことをしてる自覚はあったし、そんな自分に手を差し伸べてくれた人にも感謝してるけど、自分で決めた道だから後に引けなかったって話をします!!!!!
無理!!!!!!!!!!!!!

2つ目は、ヘルらなかったif軸の4期で、アカデミアの各地を転々としながら、親友のトラブルに巻き込まれた過去を振り返ります!!!!!!
「覚えていないか?」とか尋ねられますが、そんな記憶はどこにもないよ!!!!!
ここは剪定事象だからね!!!!!!つまりロストベルト……
全イベントデュエルに吹雪がいます。
もう一度言います。
全イベントデュエルに吹雪がいます!!!
意味がわからん!!!!!

まぁ、ゲームに関しては〝実際にデュエルする〟というコストがかかるので、ストーリーが気になるならyoutubeかニコニコに転がってるプレイ動画の視聴をオススメします。
デュエルパートが面倒ならすっ飛ばせるし。

ちなみに「1」と「2」については以下の感じになります。

TF1:アニメ1期を想定。仲良くなると反応に困るダジャレをかましてくる。あと校長に対する扱いが辛辣。デュエルの腕はかなりいい。一部アニメのサントラがゲームに使われてる。

TF2:アニメ2期を想定。出番が少なかったので個別のストーリーはなし。偏食が極まり過ぎて最高効率とされた餌付け作戦が通用しない。AIがゴミ過ぎてもはやバカイザー。

 

以上になります!!!
トータルで3万文字を超える長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

それでは最後に以下より👏お返事です!

6/17「応援しています!」の方
前回のブログにありがとうございました!
無事に鑑賞会が終わり、GXの視聴を始めてくれた人もいてすっごく嬉しかったです!
やはり推しの沼は嵌まってくれる人を待つのではなく、しっかり嵌まるようにターゲットの進行方向へ仕掛けるのが大事だなと思いました!!

この他👏のみも大変励みになります!
閲覧、反応ありがとうございました✨

推しに狂う姿を周囲に見せてると拾う神は現れる

最近仲良くさせていただいてる人のお陰で近々GXの鑑賞会をすることになりました!
視聴するのはモチロン65話!!
かれこれ19年は推してる推しのえっちビデオ回を皆で観賞して「えっちだなぁ…」とか「これが夕方に放送してたアニメだと…!?」とか言い合う会です。
楽しみだね!!

参加者の中にはGX未履修の方もいらっしゃるので、最低限推しについてのプレゼン資料を用意するつもりです。
軽く予習してもらった方がね、より深くえっちを堪能できるかなって思うからね。

 

この頃タスクが溜まってるなぁ~と思ったら、ティアキンにハマり過ぎてて消化してないだけだったことに気付く(馬鹿)
メインチャレンジ1つも進めてないのに一丁前にがんばりゲージ2周してるし、ハートも1つ増やした。
バッテリーも4つくらい増設したかな。
オープンワールドってなんでこんな面白いんだろ。
その辺歩き回って敵アジトに奇襲かけて採掘するだけでめっちゃ楽しい。
あとTwitterで先人プレイヤーがガ●ダム作ってたり、コログをおもちゃにしてたりして、楽しそうにしてるのもいいよね。

しかし私はアクションそんな上手くない上に極貧勇者なので、自走ロボ作って遊ぶのは当分先になりそう……
あ、でもこないだすごく簡易な固定砲台作ったな、起き上がりこぼしとゴーレムアイと大砲で。
大砲のバッテリー消費が想定外に激しくて泣いた。
というかなるべく低コストで楽したい人間なので、ガン●ムとかコロ虐とかは見るだけで十分というか……
それよりはどう効率的にコログを運搬しようかずっと悩んでる。
正攻法っぽいのがそろそろダルくなってきたぞ。

そして何かと拗れがちなお歌の活動ですが、7月にいつものイベントに出させていただくことになりました。
5月頃に主催の方へ出演を伝えてから、なんだかんだちゃんと練習を続けています。
オフ本の特殊装丁を探求するみたいに、チャレンジしたい演出が思い浮かんだからね。
なので今回はいつになくたくさん練習しています。
上手くいくといいなぁ。

そしてその本番に向けてちょっとした筋トレも再開させました。
自分そんなにリズム感悪くない方だと思ってたんだけど、どうも上手くいかないなぁと悩んでいたら、原因は筋力不足だと判明。
風呂上がりにプランクをするようになったら、タイミングが遅れてたとこがバシッと決まるようになりました。
はぁ~~~~~基礎ってやはり大事なんだなぁ……
発声も少し安定するようになったし、三日坊主でもいいからなるべく続けるようにしないと。
お陰で最近は練習がとっても楽しいです😊

 

そして前回の記事に上げた転活ですが、1社目、見事に落ちました!!!!
非正規なのにやはり高倍率を勝ち取れなかったかぁ……
しばらくは目一杯落ち込んで、次がんばります💪

 

最後に以下より👏お返事です!

6/2「応援しています!」の方
「過去の私~」に👏ありがとうございます!
今回は残念ながら落ちてしまいましたが、気持ちを切り替えて次に進みたいですね!
何となく「ちょっと大変な宝探し」みたいな感覚があるので、幸い深く落ち込むことはなさそうです。
面接まで進んだら、また応援よろしくお願いしますね!!!

この他👏のみもありがとうございます!
特に作品にいただけると

過去の私、めっちゃ格好エエこと言ってるやんけ…

2022年8月6日に上げた自分のブログを読み返した感想です。
「なに書いてたっけ?」と気になった方はリンクよりどうぞ~

突然の衝動も、三日引き摺れば多分マジ

当時の決意では年度内と書いたのですが、なんやかんや忙しかったり心のコンディションが万全じゃなかったりして引き延ばした結果、転活再開したのは5月に入ってからでした。

もう一度がんばるために背中を押してくれたのは、一緒に心理学を学んでいる仲間です。
彼女的には「えっ? 何もしてないけど?」となるかもですが、あのとき私が意を決して「転職先を探している」と相談した後に連絡先を交換してくれたのがめちゃくちゃ励みになりました。

そして彼女自身も次の職場探しで大変なはずなのに「あれから見つかりましたか?」と声をかけてくださり、ハッと我に返ったんです。

このまま好きなことして逃げるばかりじゃダメだって。

お陰で次のステップに進むことができました。
まだ書類選考が通っただけなので気は抜けませんが、すぐに打ちのめされて数ヶ月腐ってたあの頃よりうんと進歩してます💪

とにかく面接の日程が決まるまで、履歴書準備したり、面接用の洋服を探したりして備えます!

うおぉぉ! がんばるぞーーーー💗🔥

 

そういえばふと「新刊の裏話ってしてないなぁ」と思ったので、します。
例に漏れずめちゃくちゃネタバレあるんで、折り畳んでおきますね。

「Dekadenz und Verblen」執筆秘話
タイトルはドイツ語で「退廃と妄執」という意味です。
機械翻訳なので、もしかしたら細かいニュアンスは違うかも知れない。
特に「妄執」に類似した単語は3つもあり、どれが意図する意味に1番近くなるのか、かなり悩みました。
この辺は本場の方の目に入らないことをただただ願うばかりです…

話のコンセプトは、前々からずっと言っていたように「163話から派生して猪爪に無体ックスされてくれ!」の気持ちただ1点です。
ただそれだけでは味気ないし、本も薄くなってボリュームがなぁ…と悩み「じゃあ無体ックスからのスケベ体位集にしてみてはどうか」となり、プロットを切りました。

しかしここで問題が。

大枠はそれで決まったものの、肝心の体位にコレといったのが思い付かない。
何かそういうのを集めたサイトで調べてみても、いまいちピンとこない。

更には、濡れ場毎に「そこへ至るまでの理由付け」がめちゃくちゃ大変で心が折れる!!(実際に折れました)

当方、男性向け的なエロシチュが大変好きなのですが、自分が書くとなるとそのシチュをさせるにも「必然性」を求めるところがありまして…
それがないと全く書けないんですよ。
いっぱいエロ書きたいのにね。
導入がやけに長いのはきっとそのせい。

そんな感じで去年からプロットも出来ていたはずが、本文に取りかかれたのは年が明けてからでした……面目ない…

足掻けども、体位の理由付けはできず……
むしろ無体の数を減らす理由ばかりが出てくる始末……

そんなにスケベしたくないのかそうなのかと、泣きながら2度に絞る決断を下しました。
3月のことでした。

で、なんで猪爪に無体を働いてほしいと思ったのか。
冒頭の汚い叫び以外にも理由があるんです。

猪爪の存在ってちょっと妙じゃないです?
彼の存在を仄めかす描写が、162話まで全くなかったんですよ?
なのに、彼は丸藤亮のことを知っていて、亮がサイバー流の後継者であることも知っている。

まあデュエリストなら、ヘルカイザーの本名が丸藤亮だって知っててもおかしくないですが、サイバー流の後継者と結びついてるのはどうも違和感があるんです。
だって親友の吹雪にすら明かしてこなかったんですよ?
見ず知らずの一般デュエリストが知ってますかね??

文●砲的なやつに晒された可能性も考えたんですが……別にスキャンダルじゃないしなぁ。

もうひとつ違和感なのは、猪爪の存在を誰も知らなかったこと。
鮫島校長すら「なにやつ!」と163話冒頭で尋ねるあたり、この猪爪誠という男は恐らくプロですらないデュエリストだということになります。

個人的に知らない可能性もあるんですが、そもそも海馬コーポレーションの擁する学園の校長で、かつプロとのパイプを持ってそうな時点でそれは捨てました。

そんな素性の知れない一般デュエリスト猪爪誠……
彼の正体は、丸藤亮にネトストするアンチなんじゃないか……
そんなことを考えたわけです。

個人的にアンチの深刻度はファンとして入れ込んだ度合い、あるいは対象を非人間化させた度合いに比例すると考えています。
ちなみに「対象の非人間化」とは「アイドルはうんこもおならもしない」みたいな、相手を必要以上に美化する思想のことです。

猪爪の場合、デュエルの表舞台に立つサイバー流と歴史の闇に葬られたサイコ流という対比構造から並々ならぬコンプレックスを抱くようになり、その羨望の対象に亮を置いたのがすべての始まりでした。

高嶺の花なんですよ、どう考えても。
手を伸ばそうとしても、向こうは自分を認知してないから伸ばしようがない。
接点に恵まれなかったんです。
だから活躍する亮の姿を、ずっと物陰から指を銜えて眺めるしかできなかった。

彼の悲願は「サイコ流をデュエル史の表舞台に返り咲く」こと。
怒りや憎悪から成り立つ願いって瞬間火力は凄まじいけど、それを何年も持ち続けたらどうなるでしょうか。
腐るか、焼け爛れるかのどちらかになってしまいます。
それだけ負の感情で行動を起こすって危ういんです。

いつしか彼はその悲願が歪んでしまったことに気付かないまま、プロの舞台で戦い続ける亮の姿を眺め続け、そして高嶺の花から最も縁遠い噂を耳にしてしまうのです。

当方のお家芸――「枕営業疑惑」ですね!!!

本文読まれた方はおわかりかと思いますが、事実です!!!!!!

こういう拗れたアンチの行動力ってほんと怖いんですよね。
アイドルをストーカーするニュースとか見てるとマジで思う。
こっちはファンのことなんて知らないのに、向こうはめちゃくちゃ知ってるから恐怖だよ……

そんな感じで遂に島へ乗り込んでしまう猪爪くん……アニメでも病に苦しむ亮を前にデュエルさせようとしてたから、ほよど周りが見えてないとみえる。
お陰で作中でもかなりすんなりと無体を働かせられて楽しかったです。

肝心の濡れ場ですが、睡眠姦みたいなシーンがあるので攻めしか喘がせることができず、いつもより多めに効果音を挟めばエロくなるかなぁと試行錯誤しました。
あと思考と行動の不一致をあんな感じで表現したり。

通販受付中にちょっとだけ話した「腹上死しそう」と好評(?)いただいた2度目の濡れ場ですがどうでしたか?
痛そうな感じが伝わってると嬉しいですね😊

そして同時並行で進んでいた十代と翔のくだりは、アニメ軸に戻すための修正力になります。
ifストーリーとして銘打った今作ですが、行き着く先は多分どっちも変わんないだろうということで、3日後に再戦されるというオチで終わりました。

あとは単純に私が丸藤兄弟の幸せを願っているので、翔の葛藤を何となく匂わせてみたり。
特に膨らませる予定はありませんが。
まあ、ちょっと広めの余白と思っていただければと思います。
そいういうのないとね、面白味がなくなっちゃうからね。

最後に目次のデザインについて「急いでた割りにはイイカンジなのでは?」とめちゃくちゃ自画自賛しましたが、やっぱりもうちょっと精進が必要だと思いました!!!
オシャレってなんだろうね……😭

こんな感じでバタバタの原稿期間でしたが、たくさんの人に手に取っていただきありがとうございました!
在庫はまだあるので、未読の方はぜひ読んでいただけると嬉しいです!
タイトルの箔押しがめっっっっっちゃオシャレなんだぜ!!!!!

そして読了後は、ぜひ感想や「読んだよー!」の報告をいただけると飛び上がって喜びます。
当サイトのメッセージフォームwavebox感想フォーム、どこからでもお待ちしてます✨

wavebox 読んだよフォーム

 

最後に以下より👏お返事です!
いつもメッセージありがとうございます💕

5/23「応援しています!」の方
前回のブログにいただきありがとうございます!
なんか取り留めもない話になっちゃってアレですが、メンタルって自分で思ってる以上に繊細でヘタりやすいから、専門の人に相談してケアしようねってことを言いたかったんです。
自分も色んなことに夢中になってすぐ忘れちゃうんで、気を付けていきたいですね。

5/23 匿名希望 さん
「初夜(偽)」に👏いただきありがとうございます~~~!!
私の中の亮くんは、セックスに痛みはつきものという認識があって、ちゃんとやれば痛くないってのを知らないんですよ。
それを、初めてながらネットの力を借りて痛みなくやろうとした吹雪さんと擦れ違いしてほしいなぁ~~~という気持ちで書きました!
なまじ経験ある方が厄介という…ね!!!
そしてサイバーダークに孕まされるやつも読んでくださってありがとうございます😭✨
「夢オチなんだから何やってもいい」をモットーにヘキを暴走させました…😊
というか、最後の自分の腹を鏡で見てへたり込んだシーン、妊娠線を明言せず表現しようとしたんですが……・気付きました?(ここで聞くな)
どちらもヘキ丸出しのエロ文ですが書いてて楽しかったです!
感想ありがとうございました~~~✨

その他ボタンのみの👏も励みになります。
閲覧ありがとうございました!

いい加減4時間連続集中とかやめたい(やめたい!!!)

移転の足がかりとして、こないだ新しいサーバーを契約しました。
ただサイトを改装するだけなら既存のままテーマを弄ったりとかすればいいんだけど、URLも替えたいしもう少しお財布に優しいとこに乗り換えたいな、と思ったのでもう一度イチから作り直すことにしました。
WordPressの導入で2日かかったわ……

イメージとしては土台をHTMLにして、ブログなどの一部コンテンツをWordpressにしたいですね。
更新のやり方がまんまブログでかなり使い勝手がいいので。
ただやっぱりブログサイトを無理くりHPにしました感が拭えないので、もうちょっとスッキリさせたい。

とはいえ個人サイト全盛期を知ってる世代ではありますが、私のHTMLの知識はナノとかフォレストページとかに借りてきたテンプレートを落とし込んでほんの多少弄った程度です。
今のサイトのテンプレを知ってる方はお分かりかと思いますが、ほとんどアレンジしてません。
素人がフルWPでするアレンジなんてこんなモンよ。
便利プラグインを紹介する記事がなかったら生きれなかった…

ホムペ制作の本は買ったから、あとは時間を捻出してコツコツ進めるだけです。
頑張るぞ~~~~💪
本買ってから半年近く経ったなんて言えないゼ……

 

ところでこないだの休みに歌仲間と話してたんですが、人前に立って何かを表現するのって大変だなあと。

ステージに立ってお客さんから拍手や賞賛をもらうのって、めちゃくちゃ快感なんですよ。
あんなに苦労して練習して「なんでこんなつらい思いしてるんだろ」って正気になりながら、究極「もう二度とやらん」まで思ったのに、その瞬間ですべてが報われたような気になって「また出たい」ってなるんですよ。
正直オフイベのテンションに酷似してる。

しかもね、その拍手や賞賛ってわりと頑張っただけもらえるんで、そんなに難しくない。
だからこそ、そんな最高級の成功報酬を得ようと無理な頑張りをしてしまう。
最初はただ「歌が好き」ってだけの理由でステージに立っていたのが、自分でも気付かない内に少しずつ歪んでくんですよ。
「もっと有名になりたい」とか「もっとお客さんに振り向いてほしい」とか。

過剰に他人を意識しようとするようになるんですよね。
それが更に拗れていくと、承認欲求が暴走してしまい、聴衆に気に入られるために手段を選ばなくなってしまう。
段々と、自意識が希薄になってくんですよ。

そこがネットで活動する絵描きや字書きにも共通する話で、膨大な不特定多数が自分の表現物を見る訳だから、なおさら自己を太くしておかないといけないなって思うんです。

自意識をしっかり持つこと。
メンタルコーチングの場では「自分軸を持つ」というのですが、これが普段から希薄になりやすく、他人の評価や視線や言動が気になってしまう。
つまり「他人軸」になりがちな人の多くは、自分に厳しかったり、完璧主義っぽかったり――自分に愛着を持ちづらい傾向にあります。
あと他人からのプラスの評価を素直に受け取れなかったり。

そういう方は、どうか自分自身を労ることに少しだけ時間を割いてあげてほしい。
どうしても難しかったらカウンセラーに相談するのもOKなので。

カウンセリングって「精神疾患の人じゃないと受けれない」気がして、何となく敷居が高そうじゃないですか。
でも実はそんなこと全然なくって、上手く言葉にできないけど悩みがある人でも相談できるんです。
心のプロだし当然守秘義務もあるので、家族や友人に知られたくない内容でも話せちゃうのがポイントですね。
ただ話すだけでも頭の整理ができるし。

専門の力を借りて自分の心と向き合う時間を作っていけば、少しずつ自分軸って太くなっていきます。
そうすれば今よりももっと楽しく表現活動に打ち込めると信じてます。
大変さは変わらないけれど、必要以上に追い込まれたり、他人を気にしなくてすむので、心身共に健康なままいい作品が生まれるはず。

かくいう私もカウンセリングを続けたお陰で、本を出したりアンソロを完遂できるようになりました。
ステージに立つこともネットに作品を上げることも、より太い「自分軸」を求められる活動です。
だからこそ、自分の心の状態には常に気を配ってかないとですね。

いくら心の勉強をしてるからといっても、ずっとフラットでいられる訳ではないので。
メンターですら定期的にカウンセリングを受けてるんです。
それぐらい人間の心って移ろいやすく、揺らぎやすいんですよね。

「○○すごくよかったです!」
「いつも応援してます!」
「ファンです!」

これらのコメントは、私の作品を読んでくださってる方々から実際にいただいたメッセージです。
ときどき壁打ち感に落ち込みかけますが、皆さんのおかげで今日まで続けてこれました。

話題の最初に書いた通り表現活動って大変なんですが、これからも気を付けてゆるっと楽しくやっていきます。

承認欲求が拗れそうになったら、
一旦距離を置いてカウンセリング!!!(自戒)

 

それでは、以下より👏お返事です!

5/20 鬼霧 さんへ
いつも👏ありがとうございます~!
ほんとタイミングバッチリでめちゃくちゃ嬉しかったです。 改めてありがとうございました~~~✨
そして、リクエスト承りました!
お日にちを頂戴しますが、完成したらコチラから直接伺いますね!
(キャラクターについて、いただいたメッセージと考察動画でほんの少しだけ履修してるんですが……めっちゃエエですね…。ゲームやりたくなってきました)

このほかボタンのみの👏もありがとうございます!
昨晩上げたSSに結構ついててめちゃくちゃニヤニヤしてました😊

✨🎂🎂🎂✨

ナント!本日は私の誕生日なんですね!!!

はっぴばぁ~すで~ とぅ~ みぃ~~~~~🎶

今年もたくさんの方にお祝いのメッセージやプレゼントをいただきまして、本当にありがとうございます✨
毎年変わらず交流を持ってくれてる友人、今年から新たに繋がってくれた友人。
どちらも私のかけがえのない友達です。
学生の頃では考えられなかったけど、こうして諦めずに前を向いていけばちゃんと素敵な人と出会える日が来るんですよね。
今日は自分自身に「今日まで生きていてくれてありがとう」とお礼を言って目一杯甘やかしたいと思います😋🎂

それでは!
以下より👏お返事になります!!

5/18 鬼霧 さん
いつも拍手コメありがとうございます~~~✨
まさに仰る通りで、取り扱ってるコンテンツとか開設時期とか見てると、私たちと同じように最近始めたって感じのとこが多いんですよね。
みんな大型投稿サイトのシビアさに疲れたのかなぁ…
個人サイト自体がひとつのジャンルというのは私も何となく感じていて、個人サイトってある程度テンプレの出来てる各種投稿サービスと違ってイチから作らなきゃいけないじゃないですか。
その一番大変な部分に運営者ひとりひとりの特色が出てていいんですよね。
私も普段めちゃくちゃ偏食なクセにちょっと気になるコンテンツ置かれてるとこ見つけると「お、何かオモロそうじゃん」って見に行っちゃいます😊
あと素敵デザインとかね、ついつい参考にしちゃう。
そして私のサイト移転周りについても応援ありがとうございます~~~😭
ブログ更新当初は鬼霧さんのようなHTMLに切り替える気満々だったんですが、少し前から追いかけてるテンプレクリエイターさんがWordpressテーマの開発に着手されてるようで、ちょっとどうしようか悩み中です🌀🌀
やはりHTML触れると、段違いに自由度高くなって楽しいはずなんですが、Wordpressの更新の手軽さも棄てがたい……ッ!!
とはいえかなり先の話になるので、どうか気長にお待ちいただけたらと思います。

5/18「エッチでした……」の方
「大砲と鉤爪の贄」にいただきありがとうございます!
ついに当方の性癖が暴発しました😇
こういう男性向け的なお話大好きなんで、書いててめちゃくちゃ楽しかったです。
読んでくださってありがとうございました!!

また、フォームより頂戴したメッセージは新しく記事を作るので、もう少しお待ちくださいませ~
👏&💌ありがとうございました!!

個人サイトのビッグウェ~~~~~ブに乗って

そういえば、こないだの土曜日に新刊が届きまして!
ただいま通販受付中です🌟
画像クリック(orタップ)してどうぞ~

 

 

 

 

 

 

 

ありがたいことにたくさんの方からご注文をいただいていて、在庫も気付けば残り半分を切りました。

そしてこの流れのお陰か、既刊の注文もありがとうございます!


 

 

 

 

 

 

 

「燦漸世界」については……ナント、残り在庫1部となりました!!!いえーーーい👏👏👏
今までで一番時間をかけた力作なので、もうすぐ旅立ってくれるのかと思うと嬉しいですね。

どちらの本も、再版や再録の予定は今のところないので、購入を検討されている方はお早めにどうぞ。

ところで最近、なにやら個人サイトの波🌊🌊が来てる感じしますねぇ。
サーチエンジンだけでも2サイトほど見つけたし(内1つは登録しました!)
テンプレサイトも増えてる気がする……
今は昔ながらのHTML・CSSやPHPのものばかりだけど、いずれWordpressも増えてくれるのかなぁ…と淡い期待を持っておきたい。
アンケート取られてる人いたしね!

というのも、そろそろサイトを移転か改装を検討してまして。
今のテーマとっても使いやすいしシンプルかつオシャレで気に入ってるんですが、拙宅のメインコンテンツである小説周りのUIがどうしても気に入らなくて……
もうちょっと昔ながらのテキストサイトみたいな感じにしたい……😭
あと文字の太さとかフォントとかも気になるから、もう少し細かく弄りたい……

知識もないのに欲だけは一丁前だなぁホント。
なんて考えながらいよいよ無視できないところまで来てしまったので、思い切って乗り換え予定のサーバーを契約しました。
完全なる見切り発進ですが。

具体的な移転時期や作業フローなどは完全に未定ですが、固まり次第またここでお知らせしますね。
知識ゼロから始めるんで、超絶ゆっくりペースです。
つまり、数ヶ月先の話になるんだぜ!

 

支部で連載している「可哀相な目に遭うネジくんの話」に感想ありがとうございました!
別作業との並行になるのでどうしても時間がかかってしまい恐縮ですが、もう少ししたらまた執筆に取りかかれそうなので気長にお待ちいただけると嬉しいです。

「キサマ、いったい何の話をしている!?」な方はコチラよりどうぞ!
ただいま2話まで更新済みです💪

あと、Twitterでもお伝えしたのですがここでも改めて!
返信不要で👏コメありがとうございました!
私もめっちゃ楽しかったです💕

この他、👏のみも大変励みになります✨
いつもご訪問ありがとうございます!!

イベントお疲れさまでした!!

5/4はスパコミお疲れさまでした~!
スペースでは新刊が間に合わず、無配でお茶を濁した感じになってしまいましたが、手に取ってくださってありがとうございました😭✨

さてGWも明けて通常営業(?)に戻るので、今後についてお知らせできたらと思います。

 

新刊「Dekadenz und Verblen」について

前回のブログではサラッとお知らせしましたが、当方の不手際により今回はスペースに並べることができませんでした。
本当に申し訳ありません。

入稿そのものはGW前に済んでいまして、手元に本が届くのを待つのみです。
通販の準備も可能な限り進めているので、詳細が固まり次第またここでご案内いたしますね。

続報をお待ちください🙇

 

既刊の通販について

スパコミで旅立った分を在庫に反映させました!
現地へ足を運べなかった方は、ぜひ通販をご利用くださいませ。

どの本もフォント~紙選びまで拘った思い入れのあるものばかりです。
皆さんのご注文、心よりお待ちしております🙏

通販ページへ

 

本を読み終わったら…

よければ皆さんの感想やコメント、スタンプなど反応をいただけると嬉しいです💌

ほんのワンシーンについてでも構いません。
少しでもグッとくる場所があれば、ぜひ作者までお知らせいただけると今後の励みになります。

新刊でなくても、大昔の作品でも、時期は全く問いません。
皆さんの反応お待ちしています。

一言やスタンプのみの方はwaveboxへ、長文の方は当HPのメッセージフォームまたはGoogleフォームまでどうぞ!

wavebox Googleフォーム

 

もしも本が完売したら…

現在利用している自家通販サービスでは、本が在庫切れになると再販希望ボタンが生成される仕様になっています。
万が一本が完売した場合は、そちらで意思表明をお願いいたします。

当サークルの頒布物は、単価からもわかる通りかなりコストをかけて制作しています。
中にはフルオーダーメイドで印刷されたものもあるため、初版の再現ができない場合もあります。

すべての意向に沿うことは難しいかも知れませんが、一定の要望があると判断したものについては前向きに検討いたしますので、何卒ご理解くださいませ。

 

次回参加予定のオフイベは?

ごめんなさいありません。

財政状況とか、別件の活動とかのスケジュールを鑑みると、年内にもう1回…は難しいなぁという感じです。
ただやはりこの時期のオフイベが1番楽しいのも事実なので、来年のスパコミにはまた参加したいですね。
ジャンルは今のところGXのつもりですが、急な沼にハマるかも知れないので確約できないです。
実は結構な浮気性なもので……

1年はまだまだ長いので、この間によさげなオンイベを見つけたらそっちにも参加したいですね!
そのときはまた告知させてください。

できれば今年はSS投稿をもう少し強化したい……💪🔥

 

スパコミに参加して

ほんっっっとうに久し振りのオフイベでした。
なぁーんか前回の記憶が薄いなぁと思ってたら、最後に参加したの2021年7月の阪バトですって。
そりゃ薄くもなるわ。

今回は前乗り~当日帰宅のスケジュールで動いてたんですが、もう前日のDAY1の段階で真夏みたいに暑いとの情報が……
フツーに春ファッションで出かけてしまった私、無事汗だくになりました😇
この暑がりがよォ……

前日は同じく前乗りした友人と晩ご飯を食べつつお品書き作成をお願いし、無配の印刷でコンビニのコピー機がエラーを吐き、当日スペースでは両サイドからの哀れみの視線に恐縮しながら製本し……
相変わらずの体たらくでほんと、お見苦しいところを見せました……このスケ管クソ野郎め。
友人には頭が上がりません……ほんと、いつもありがとう……🙏

両サイドのサークルさんとはCP違いにも拘わらず、同じGXサークルということで色んなお話をさせていただきました。
思い入れのあるシーンの話とか、リアタイ当時の異様な放送時期とか、キャラクターの使用するカテゴリーの解釈とか。
あとはお互いの作った本の執筆秘話とか。
まさかデュエルについて詳細に描写した同人誌を書いた人が私以外にいるなんて思いもしなくて、めちゃくちゃ意気投合しました。
その節はこんなお喋り野郎とお話してくださってありがとうございました…!

アフターも、急なお誘いにも拘わらずご一緒していただきありがとうございました😭✨
ずっと面と向かってお礼が言いたかったので、その念願が叶ってめちゃくちゃ嬉しかったです!!

今まであの熱量でGX語りのできる人がいなくて布教ばかりしていたので、今回はいつも以上に喋りまくってましたね。
鬱陶しかったかなぁと少し反省しつつ、それでも同じ熱量で語らえたことが嬉しくて、やっぱりオフイベっていいなぁと思いました。
コロナ前と同等の賑わいに戻ってたのもよかったなぁ。

どちらの方も「丸藤亮はえっち男」と連呼しても、ドン引きするどころか全力同意してくれて、私は喜びのあまり心臓が止まるかと思いました。
本当にありがとうございます。

 

拍手レス

めちゃくちゃ溜めまくってて本当にすみませんでした🙇💦
以下よりお返事申し上げます。

3/28「応援しています!」の方
「春は別れの~」にいただきありがとうございました!
初めてアンソロ企画を立ち上げて右も左も分からない中、何事もなく終えられたのはある意味で奇跡だと思っています。
貴重かつ最高の思い出になったので、機会があればまたやってみたいですね。

3/30「応援しています!」の方
「春は別れの~」にいただきありがとうございました!
再録解禁してから、ようやく企画の終了を実感しました。
肩の荷が下りたような、寂しいような、不思議な感覚でしたね。
もし気が向いて何かしらの企画をたちあげたら、また見守っていただけると嬉しいです。

4/11「超好きです…最高の三天才ありがとうございます…ッ!!!」の方
「Three years later」に感想をありがとうございます…!
大好きな三天才合宿に参加したくて、とんでもなく居残りましたが執念で書き上げました。
ダークネスから戻ってきた藤原のその後について、アニメではかなり前向きに描写されていましたが、実際は何も解決してないんですよね。
ここからは亮も吹雪も島からいなくなってしまう。
本当の意味でひとりになってしまった藤原の学生生活がどうなるか、そこに焦点を当てて描いてみたいとずっと考えていました。
哀しいかな人の心って、そう簡単に変われないんですよ。
彼はきっと人の関わり方に悩み苦しみながら、与えられた学生生活をどうにか全うしたんじゃないでしょうか。
そうして門出の船から外の世界に出て……親友の出迎えでようやく超克への一歩を踏み出すことができたんです。
そんな想いが、本作で少しでも伝わっていたら嬉しいです。
お読みいただき、本当にありがとうございました!

4/18「応援しています!」の方
「Three years later」にありがとうございました!
合宿の時期になるとどうしてか藤原の話が書きたくなるんですよね。
なんとなく、春って藤原っぽい感じがするし。
出会いと別れが隣り合う季節に、彼の人らしい悩みはすごくマッチするんですよ。
また少し解釈が深めれた気がします。
お読みいただきありがとうございました!

4/23「応援しています!」の方
「……賽は投げられた~」にいただきありがとうございました!
そして脱稿したにも拘わらずイベントに間に合わず、本当にすみませんでした…!!
通販の準備が整ったらまたご案内するので、よければ手に取っていただけると嬉しいです。

5/6「応援しています!」の方
「5/4「超俺タン2023」おしながき」にいただきありがとうございます!
ギリギリ告知な上に価格の表示をミスしてしまって、ほんとすみませんでした…
久し振りのスパコミはめちゃくちゃ楽しかったのでまた参加したいですね。
イベントお疲れさまでした!!

また、ボタンのみも励みになります!
拍手ありがとうございました✨

5/4「超俺タン2023」おしながき

大変遅くなりましたッ!!!
本日頒布する本の一覧をまとめました!

予定の新刊「Dekadenz und Verblen」は当方の不手際により間に合いませんでした。
また画像に記載されている既刊の価格をミスしていまして……

燦漸世界→2,500円
モラル=ハザード→2,600円

上記が正しい頒布価格となります。
重ねてお詫び申し上げます。
スペース内で修正いたしますのでご安心ください。

【新刊】
「大砲と鉤爪の贄」R18
A5/12P/コピー本/無料
サイバー・ダーク×亮の孕ませレイプ本
※機械姦、ボテ腹、出産の表現があります

【ご案内】
・スペースの頒布物は「GX」のみです。
・成人向けの本について年齢確認にご協力をお願いいたします。
・成人向けの本は18歳であっても高校生は購入、閲覧共にできません。
・お会計の際はなるべくおつりが出ないようご協力をお願いいたします。

取り急ぎで恐縮ですが、本日はよろしくお願いします!
なんかめっちゃ熱いらしいので、なるべく暑さ対策しっかりしてお越しくださいませ!

……賽は投げられた…(意味深)

訳:脱稿はしたが、イベント当日に間に合うかわからない……

どうも、ご無沙汰しています。
3月の頭辺りに喚いていた5月の新刊ですが、どうにか脱稿させることができました……!!
ただ会場へ直接搬入してくれる〆切りをギリギリ過ぎてしまったので……自宅に届く方で……申込みしなおして……入稿したんですが…………

さて、どうなることやら。

ともあれ!
原稿作業は終わったも同然なので!!!
今から新刊のサンプル上げます!!!!!

 

【新刊】Dekadenz und Verblen

5/4 SUPERCOMICCITY30内「超★俺のターン2023」にて頒布予定
スペース◆東1セ08a
サークル◆解体アリア

【仕様】
A6(文庫)/74P/タイトル箔押し/1,000円
表紙デザイン:やまなし(@8ma74_mk)さま
猪爪誠(アニメ163話、164話に出てきた道場破りの人)×丸藤亮
要素:睡眠姦、無理矢理、モブ亮を匂わせる描写

R18シーン付きサンプル

【概要】
アニメ163話をベースに、猪爪と亮のデュエルを翔が止められなかった場合のifストーリー。
デュエル中に気を失ってしまった亮を拉致して、なんちゃって介抱をしながら拗らせ感情を爆発させて無体を働いてしまう猪爪くんのお話です。
さすがに病室を抜け出したお兄さんのことが心配だと思うので、翔くんにもそれなりにスポットを当ててます。
が、あくまで兄弟なので作中では猪亮描写に気付くシーンはありません。

【ご案内】
・エロシーンはすべて非同意です
・作者の倫理はユルユルです
・丸藤亮の貞操観念も緩いですが、多分ビッチではないです

 

既刊etc…について

GX個人誌

間に合えばGXのコピ本も出したいので、お品書きはもう少しお待ちください。

  • モラル=ハザード(2022.12.24 発行)R18
    吹亮、藤亮、吹+藤×亮の不倫系現パロ
    サンプル
  • 燦漸世界(2021.09.05 発行)
    十+亮で表裏サイバーによるデュエル本
    サンプル

他ジャンル(FGO)

  • はだしのピアニスト(2020.10.11 発行)
    アマサリで現パロ
  • ホットミルクは(2020.02.23 発行)R18
    アマサリ、モブサリで病気、近親モノの現パロ
    修正前&書き下ろしなしの全文
  • 慟哭と産声のunisono(2019.05.03 発行)R18
    アマサリ、アムサリで生前の馴れ初めと異種姦
    サンプル

 

以上になります!!
拍手お返事は近日中に上げる次のブログに回したいと思うので、もう少しお待ちくださいませ。
いつもお待たせしてすみません🙇💦