カテゴリー: レポート

1年の目標を立てました!

上半期にビッグで楽しいイベントが手ぐすね引いて待ってるので、飛び込もうかどうしようか悩んでいます。
転活終わるまで活動控えるって言ったけど、5月のスパコミはめっっっっっっっっちゃ行きたい……
前日も気になるイベントがあるから正直ハシゴしたい訳なんですよ。
俺にもっと力があれば…………ッ!!

この間の日曜日は年明け1発目の勉強会でした!
カリキュラムの年度も変わったので、最初に相応しく〝1年の目標を立てよう!〟の回でした。

さて……1年の目標を立てるというと、あなたはどんなやり方を想像しますか?

やりたいことリストを作る?
デカいゴールを1つ、見えるとこに掲示する?

ナント!今回やった方法は、どちらでもありませんでした。

そもそも目標を立てると、結果は大体2つに分岐しますよね。
達成できるor達成できない
前者の人って、前世で物凄い徳を積んだんじゃないかってくらいめちゃくちゃ叶ってません?
生きる世界が違うとすら思う。
でもその理由にはちゃんとカラクリがあるんです。

目標を達成するプロセスは、何となく障害物競走に似てる気がします。
ゴールがあって、その道中に色んな障害(=ミッション、小さい目標など)がある。
これをひとつひとつクリアしていくことで、最後はゴールテープを切る(=目標達成する)わけです。
けれど道中の障害が厳しくて心が挫けて途中棄権すると、リタイア――つまり目標未達成で終わってしまうんですね。

じゃあなぜリタイアしてしまうのか?
授業の中では〝禁止令〟〝ドライバー〟〝ラケット感情〟という3つの専門用語を挙げられていました。
ざっくりまとめて要約すると、認知や行動の歪みとか行動にブレーキがかかる感覚とか自分の感情に蓋をするとか、そんな感じです。

禁止令、ドライバー、ラケット感情とは?
アメリカの精神科医、エリック・バーン氏が提唱した心理療法「交流分析(TA)」から引用。
禁止令とは、幼少期の養育環境等によって人生脚本(性格形成のようなもの。16歳頃までに書き上がるとされる)に組み込まれる非言語的メッセージ。禁止令決断とも言う。
ドライバーとは、駆り立てられるもの。
また禁止令とは元々「グールディングの禁止令」として12に分類されていましたが、後にジョン・マクニール氏によって25に再分類されました。
私が習ったのは25の禁止令の方です。

履修元じゃないんですが、こちらの記事が結構わかりやすかったのでリンクを載せておきます。
気になった方は読んでみてくださいね。

この辺が強かったり種類が多かったりすると、意地になったりすぐ諦めたりしてしまって叶えられなくなっちゃうんです。

なら無くせばいいかと言えば、そうじゃないんです。むしろ無くすとかムリ。
人間の感情は些細なことで揺れ動くもの。ちょっとしたことですぐ「自分なんかダメだ」って思うし、辛い状況でも目標や生き甲斐のためについつい頑張っちゃう。
だから無くさなくてもいいんです。
そもそも手放したと思ってても、気分が落ち込んだり頑張り過ぎてたりするといつの間にか戻ってるものなんです。
それよりは、挫けそうになっても立ち直れるようにしておけばいい。
この立ち直りができるように、なるべく少なく・弱くしておこうね、という話なんです。

目標達成できる人だって、挫折経験ゼロじゃないからね!

とはいえメンタルコントロールが上手くなれば、何でも叶うわけじゃないです。
目標達成に必要なのは――達成後の自分がイメージできるかどうか!

人間の脳味噌って面白いもので、現実とイメージの区別が付かないそうです。
思い込みって言葉はご存知だと思うのですが、まさにそれ。
「目玉焼きに合うのは醤油か塩しかない…!」と強く思うと、本当にその2択しかないような気がしてきません?
でもめんつゆとか白だしとかマキ●マムとかかけても美味しいと思いませんか?
ちなみに私は塩こしょう派です。

そんな感じで一見厄介でもある思い込みを利用して、目標達成後の✨キラキラ✨した自分をイメージして達成に近付けよう!という作戦です。
そうすると、禁止令とかドライバーとかラケット感情とかが強いとキラキライメージ(勝手に命名)が難しくなるんですよね。
だから極力弱くしておこう、ということです。

用意するものは……紙📄ペン🖊

①去年を振り返る

まずは導入です(小説みたいに言うな)
2023年のスケジュールを書きまくった手帳とか、カレンダーアプリとかを広げて、3ヶ月区切りで出来事を振り返ります。

  • よかった出来事(2個まで)
  • (ちょっと)嫌だった出来事(2個まで)
  • その3ヶ月間にタイトルを付けるなら…?

3ヶ月区切りで1年分なので、4回繰り返していきます。
そして12月まで振り返ったら、次は2023年のタイトルを付けます。

②来年の自分をイメージしながら今年の目標を立てる

次はなんと、来年(2025年)の自分をイメージします!
目標を達成した後、どんな気持ちで元旦を迎えられたら充実した2024年になると思いますか?

ここでポイントなのは気持ちです。
ワクワクとか、楽しいとか、達成感とか……思わず笑顔になってしまうようなワードが出てくると最高ですね✨
最高の元旦を過ごす自分を自由にイメージしてみてください!

そして元旦を過ごしながら2024年を振り返っていきます。
色々あった1年間……その中で特に印象的だった出来事は何ですか?
この充実した1年は、どんな出来事があったからですか?
ふっと思いついたワードをとにかく書いてみてください✍🎶

最後に充実した2024年をまとめて、1つのタイトルにしてみてください!
これが今年(2024年)の目標なんです💪

③目標を具体化させる

とはいえその目標、ちょっと抽象的な気がしませんか?
このままだと何から手を付けていいのかわからないので、1つずつ具体化させていきます。

さっき立てた2024年の目標ですが、なぜそれを実現したいのでしょうか?
理由を書くことで、グッと鮮明になって叶えやすいです。

ここで注意点が1つ!
この理由付けが結構ネックで、後悔とか憎しみとかが下敷きになってる場合があります。
なんと冒頭で話した禁止令ドライバーラケット感情がガッツリ出てくる場面でもあるんです。
それを放置して先に進んでしまうと、気持ちがぐらついたり、目標実行中に苦しくなったりして詰んでしまいます
競争中、他の選手が平坦な道で障害物に挑んでるのに対し、自分だけやたらと険しい坂を登らされてみてください……やめたくなってきませんか?
その坂こそが禁止令、ドライバー、ラケット感情です。
なるべく手放して弱くしておくといい理由はここなんです。

さて、理由付けができたら、次は目標達成に必要なものの洗い出しです。
いきなり足りないものを考えると辛くなっちゃうので、まずはすでに持っているものを書き出してみましょう。
まだ必要な域に達してなくてもOK!
ここでポイントなのは自分自身の持つ資源(スキル)に値引きしないことです!

大体書けたら、次はこれから得るものを書き出していきます。
「足りない」と書くと、アレもコレも不足してる気がしてめっちゃ出てくると思います。
でも苦手な種族値に努力値を振りまくるのではなく、より個性の伸びるところに努力値を振った方が効率的な気がしませんか?
何でもかんでも平均値以上を目指さなくていいんです。なぜポ●モンに例えたんだろう…
366日の中で手に入れたいものを書くので、個人的には1~2個程度あれば十分かなって思います。
ところで2024年はうるうどしですね!
オリンピックイヤーだぁーーーー!!

ここまでできたら仕上げです!
記念すべき第1歩(アクション)をどうするか!

今すぐできることを1つ、書いてみましょう!!

例えば「対人援助職に就く」という目標を掲げて、366日の中で「人と関わる経験」を得たい人は、すぐできる第1歩として「普段喋らない人と喋る」と書きました。
そしたらナント、その日のうちにできちゃったんです!!

まぁその例に挙げた人って私のことなんですが、その日は数える程度しか面識のない人と授業後に飲み会したんですよね。
飲み会のときは人数も多くて席も離れてたんですが、解散後に残った面子で入った2件目のカフェで……めちゃくちゃ喋ってたんです!
完全に無意識だったんですが、それに気付いた瞬間めちゃくちゃ嬉しくなって、何だか達成できる気がしてきました!

こんな感じに、めっちゃ些細なことでOKです。
すぐ達成できる、すぐ実行できる小さな目標を1つ書いたら終わり……じゃなかったです!

④2024年の漢字を1文字書く

1年の終わりに、ご住職が今年の1文字を書くみたいなイベントあるじゃないですか。
アレを先んじてセルフでやってしまおうというものです。

さてもう一度、脳内時間旅行をしましょう。

2024年の暮れ、大晦日辺りから振り返って、この366日にどんな出来事があり、どんな出会い、別れ、環境の変化がありましたか?
ライフステージは変わりましたか?それとも現状維持のまま安定的に過ごせましたか?
新しく覚えた知識はありますか?新しく手に入れた物はありますか?
この1年間で1番会えた人は誰ですか?この1年間で1番美味しかったごはんは何ですか?

これら一通り振り返って――1文字の漢字にするなら、どんな文字が思い浮かびましたか?
それを紙の裏に大きく書いてみましょう。

この字こそ、私がこれから1年間を過ごす上での大切なお守りになります。

さいごに

④で書いた漢字は、今回立てた目標を補完するものなんだそうです。
挫けそうになったときに思い出せれば、その度に活力をもらえるんじゃないでしょうか。

ちなみに私の漢字は「活」でした。
長らく低迷していた人生がようやく上向きだしたこの頃、次のステップへ向かうための活力として、1年間頑張っていこうと思います💪

よかったら皆さんもやってみてくださいね!
それでは、以下より👏お返事です!

1/12 匿名 さん
いつも楽しみにしてくださってありがとうございます~✨
ある程度活動年数を重ねていくと「何のために創作してるのか」が見えなくなってくんですよね。
動機は何であれ、その源泉を辿ってくとやっぱり自分の内側に行き着くんですよ。
コイツをいかに覚えておくかで、健全かつ楽しく活動できるので、特にしんどいときは思い出すようにしています。
ゲームレビューも褒めてくださってめっちゃ嬉しいです~!!
文の勢いとしては、ファミレスの片隅に座ったヲタクが、同じヲタクの友人にn時間もマシンガン推しトークをする感覚に近いです。
そんな気持ちで書きました!!!
確かに年始めから色々と大波乱に見舞われてますが、だからこそいい1年にすべく気合いが入るってもんですね💪
直接出向けないので遠隔から動向を見守っては無事を祈ることしかできませんが、今できる支援ができたらと思います。
お互い健やかに過ごせますよう、今年もよろしくお願いします!

この他、👏のみもたいへん励みになります💪
閲覧・反応、ありがとうございました✨

猊下ーッ!俺だァー!尊厳○辱されてくれー!!

まえがき

本記事は所謂プレイレポートですが、その中でもエドモンド・イヴリシア・ルイスに関する内容を抜粋しました。それでもこの物量なんだぜ……

その猊下に対しては、何かもう物凄い劣情を性癖をぶつけてます。
業の深い腐女子なんです……許してほしい……

息を吸うように考察します。
深読みしたがりなヲタクによる妄言なので、適当にスルーしてください。

打っていたら長くなったので、本記事はひとまずノーマルエンドまで掲載しています。
が、一応トロフィー全回収推奨でお願いします。
この記事自体が全クリ後に執筆したものなので、できれば原作を楽しんでから読まれた方が余計なバイアスがかからなくていいかなと思います。

もくじ

プロローグ~教会事変

前作ヘルブラ、猊下の激重バックボーンのお陰で性癖の坩堝へ放り込まれて早1年……
ついに発表された続編に、私は狂い散らかしていた……


アーデン島っていいですよね。悪魔も人間も、男女の垣根を越えて恋に落ちるし、劣情をぶつけるし、クソデカ感情に狂ってるし。
王道ファンタジーでありながら、ちゃんとBLゲームとして成立してるんですよ。何度も言ってる気がするけどマジでクオリティーがおかしい(褒めてます)

で、今作はついに猊下が大活躍です。ティザーサイトのヘッダーで政敵のカーティス様と並ぶ姿の何と凜々しいこと凜々しいこと。
そんな御方がこれから何度も貞操の危機に瀕するのだと思うと、興奮しませんか?私はしました。

さて本編。
前作では怪しい火の玉端末(勝手に命名)越しに音声(テキスト)のみしか登場しなかった永久機関ですが、今回はガッツリ出てきましたね!
もうひとりの主人公であるユノーシス君がたいへんにかわいい。今後の展開的に癒やし枠の1人として私の心を支えてくれました。

チュートリアル的なイベントが終わると、一気に不穏になりましたね~
尋常じゃない空模様から続いて、ピリつく執務室。有能な側近のお陰で、どうやらカーティス様は猊下の出生の秘密を知った模様。
ついに腐った教会内部が白日の下にさらされるのかぁと思いつつ、でもそれによって1番非難されるのは猊下なんですよね。
成り行きで担がれたとはいえ、本当にこの世は無常だよ。

グレイ家も不穏ならルイス家も何だか不穏です。
いつも通り政務を頑張ってるんだけど、何やら体調が芳しくない?
というか猊下が具合悪そうにしてる姿があまりにもエッチだったので、この瞬間から睡眠を忘れました。

わぁーーー!ジュドー様だぁーーー!!(大歓喜)
転んだらタダでは起きないに定評のある三幻魔様ですが、あまりにもしぶとくてちょっと笑ってしまった…すまんな。
実体がなくて心の中から語りかけてるって、めちゃくちゃ悪魔してるなぁ~とか考えてたら、いつぞやのルカちゃまを思い出す私……
確かに、ひとりで抱え込みがちなところとか、思い悩んでるときほど弱音を吐けないところとか、何となく共通部分があるよね。これはワンチャンジュドー様とのすけべあるぞ~~⤴⤴⤴
ルカちゃまという方はヘルブラに登場しません。こちら👇の主人公です。


ところで序盤のイベントって、世界観とかメインキャラの説明とかで結構重要だと思ってるんですよ。
ここから登場するジブくん……あまりに気遣いの男過ぎて、当初思い描いてたチャラ男イメージがガラッと崩れましたね。
絶対ニコイチじゃん……ずっと傍にいてくれ……

そしていよいよ英雄ご一行の集合だぁーーー!
この時点でマーティンがいなくて「???」となったけど、理由を読んだらめちゃくちゃ納得した。
愛娘が心配でお遣いを頼む猊下愛おし過ぎんか…?前作に引き続き親バカが炸裂しててニッコリしちゃった……
とはいえそこはかとなく不穏な感じ。教皇としての責務と親としての愛情で鬩ぎ合っててツラそう。
こういうとき正直な気持ちに従えず、仕事を優先してしまうところが猊下らしくて最高です。
博愛と自己犠牲の両方を持ってるとね、葛藤で苦しむんですよ。普段は絶対しないのに苛立ちに任せて声を荒らげてね、見てるこっちも心配と興奮でハラハラしちゃう…!

ていうかさぁ……あの、ジブくん???マジで君は猊下の何なの……?
そんなに心配なら多少無理やりでも傍にいてあげてよぉ……
でもああやって猊下の意思を尊重するところにさ、純粋な優しさを感じるのよね……こういうことの積み重ねで今のポジションを獲得したのかな?
あと猊下って、誰かに「ああしろ、こうしろ」って言われても、自分が納得しないと実行したがらないタイプじゃん。
だから意固地になる前にジブくんの方から身を引いたって思うと、年上の従者って感じがしてよいですね~
腹括った後の猊下は最強って知ってるから、様子見することにしたのかな。

まぁ、これ以降一緒に行動することはないんですけどね。
その代わりに我らが主人公、クルスのアニキが付いててくれました!

クルスくん、敗戦しないとめちゃくちゃかっこいいんですよ。
ちょっとガラと口が悪いけど、真面目だし優しいし、面倒見もいいし。
大変な生い立ちだったというのもあって、とても19歳とは思えないくらい達観してるんですよ。
だからなのか猊下の異変にいち早く気付いたし、不器用ながらも心配の言葉をかけたんだよなぁ。
でも思い詰めてるときって、その心配が煩わしく思っちゃったりするんですよ。聞く耳を持てなくなるというか。
本来の猊下なら相手の言葉を一度は受け止めて、しばらく悩んでから結論を出すけど……何かもう、受け止めること自体がツラそうでしたね。
自分の中に悪魔が残ってるって話すだけで大騒動に発展しそうだし、その悪魔の囁きがどうしても気になって躊躇しちゃう。
身体を乗っ取るための甘言だってわかっているのに、全くの戯れ言と切捨てられない。だって実際に自分の与り知らぬところで事故は起きてしまっていたし。
だからあのクルスと言えども、話せば巻き込んでしまう可能性がある。最悪喪ってしまうかも。
思慮深い猊下の性格を熟知した、最高に酷い精神攻撃だなって思いましたね。こういう真綿で首を絞めるようなやつが1番苦しいんですよ。ありがとう、ジュドー様。
だからね、売り言葉に買い言葉みたいな返答しかできなかったの、猊下的にはかなり後悔しただろうなぁ……ニヤニヤ
思慮深い(2度目)からね、明確に突き放してしまうこと言うと、2度と自分を心配しないだろうって思っちゃうもんね。

でもそんなことはないんだよ。ここにはメルキオくんがいる!!
理力の揺らぎを察知できる彼ならば、猊下の危機に颯爽と現れてくれる!!!
本当でしたね!不貞腐れるクルスくんを引っ張っていく様は本当にかっこいい!見た目14歳だけど。

それはそうとメキメキくん、英雄殿を転がすの上手いなぁ~
年の功……もあるかも知れないけど、貴族社会の荒波をくぐり抜けてきた余裕みたいなのを感じる。
それプラス、育ちのよさがめちゃくちゃ出ててすごく言いキャラ……爆速で好きになりました。

そんなわけでやってきましたよ~~~~~猊下の貞操を守るRTA!
今回はシンボルエンカウントです!!!
私よくRPGやるくせに戦闘をサボる傾向がありまして、特にシンボルエンカウント方式だと敵を避けて進みがちなんですよ。それでレベルがギリギリ足りなくて苦戦するってのがよくありまして……
戦闘に緊張感が出ていいですよね!
今回もそんな感じで半分ほど戦闘を避けつつ進み、それほど慌てることなくボス戦に入れたのですが……

これ、猊下の貞操死守イベントじゃないですか?記念すべき1回目の。

猊下に○辱されてほしい身としては、景気よく散らして欲しい訳なんですよ。

いやでもこれ1周目だしなぁ~~~最初は普通に無敗で行くべきか……
そんなこんな悩んで5分、選ばれたのは敗戦ルートでした。
当然自爆技なんてないので、フツーに行動スキップしてタコ殴りにされたよ!相変わらず全体技がめちゃくちゃ痛い!!単体攻撃とほぼ変わらないダメージ出るから一瞬でHP溶ける!!!

さぁどんなえっちな猊下が拝めるのやら……ムフフ…
て、手コキだぁーーーーー!!!!!!(大歓喜)
やだちょっと悪魔なのにめちゃくちゃ初心者に優しいじゃなぁーーーーい!!!!
ストレート告白も納得の優しさ……これは初心な猊下も無抵抗になっちゃうわね…!めっちゃ嫌そうだったけど!!

半ば予想してたこととはいえ、猊下、経験数がめっちゃ少ないと聞いて興奮したのは私だけではないはず…!
だってアリシア以外とヤったことないってさぁ……顔と権力の持ち腐れ(おい)な訳でさぁ……社交界では引く手数多だったろうし、跡継ぎ問題を失念してたはずもないだろうに、たった1人の女性のために尽くし続けるって、イヴリシアも納得の真実の愛じゃないですか!!!

こんなにも清廉な男が悪魔の手で蹂躙されるって最高の尊厳○辱なのでは!?!?!??!?

プレイはこの上なくソフトなのに、シチュエーションと関係性でたちまちドスケベになってしまう……
恐るべしエルパレム炎上……

それにしても猊下の喘ぎ声とっても可愛いですね。本当に経験少なそうで、役者さんの演技力に拍手です。
だってこの方、濡れ場演技の引出しめちゃくちゃ多いんですよ!!
チョロいガチムチサラリーマンやったと思ったら、ママにもなるし、ショタ系大学生もやるし……
何ならオネエキャラもやってる(全部聞きました)
どれもキャラクターに合せて喘ぐので、毎回「別人じゃん…」ってなる。プロじゃん…って思った。
なのであのぎこちない演技は敢えてだと思うんですよ!!(力説)
だって声の抜け方が絶妙じゃないですか!??!?(圧)イヤイヤなんだけど気持ちよさそうなんですよ……これはジュドー様のテクが高いと見た。
固い蕾を少しずつこじ開けていく楽しさってありますよね。猊下にはその素質があって、言葉責めされるまま質問に答えちゃうところとかめちゃくちゃ興奮しました。
心が弱っているからね、抵抗したつもりでも易々と突破されちゃって可哀相だね、かわいいね。
私のテンションはジュドー様と共にありました。ブツを他人に触られるなんて経験ないだろうから、刺激が強過ぎてすぐイっちゃうの本当に最高だった……本番行きたい気持ち、すごくわかるよ。私も見たかったもん。

しかしこれはまだ序盤。何ならプロローグですらある。
しかもこの敗戦ルートは見てもお話が進む仕様だから、これ以上ハードにしたら他の敗戦ルートがベリーハードになっちゃう。本番だけじゃ絶対物足りなくて、露骨な触手責めとか異種姦とか男性向け的な表現にしないとバランスが保てない(私がそういうの好きなだけです)
だからね、登場しましたよセコムカーティス様。めちゃくちゃいいタイミングで横槍入れたから、一連のシーン見てたのかなって思うと何とも言えない気持ちになりますね。
アレかな?初動からめちゃくちゃ止めに入りたかったけど、これからの計画を考えたら猊下に精神的ダメージを負わせるのは必須だから奥歯噛み締めながら眺めてたってところ??
で、心を折るまででよかったのに調子に乗って先進もうとしたから我慢ができず……???

ちなみに1周目プレイでは憎き政敵のあられもない姿を楽しく観賞してたけど、存外に抵抗が少なかったし何か長くなりそうだったからキリのいいところで止めたって印象でした。
でも全部見られた方ならわかる通り、そんなことは絶対にありませんでしたね。悪魔もびっくりのクソデカ感情だったわ……

ディエッカ到着~モブ姦ルート

眠れる教会の猊下ですよ……(眠れる森の美女みたく言うな)
そしていよいよ内乱が勃発しましたね……西部の聖堂騎士団を丸め込む早さといい、虚報を流すタイミングといい、かなり綿密に計画を立てたのだとよくわかる。
ジュドー様とめっちゃ打ち合わせしたんだろうか。どっちかというとジュドー様の能力をある程度分析してからシナリオを書いて配役したって流れの方が自然な気がする。
虚報が広がるスピードも尋常じゃないですよね。たぶん聖堂騎士団が流したんじゃないかな。こう…雑談を装ってさ。
あまりにも陰湿が過ぎない???

しかもカーティス様って聖爵じゃないですか。たぶんだけど貴族諸侯の中で1番権力がある。
寄付金も莫大って言ってたし……こんなやりにくい相手、猊下じゃなくても円形脱毛症になるわ。
まぁ猊下が顔を合わせたがらなかった本当の理由は別にあると思ってるけど。

あああああああーーーーーーダークサイドジブくん降臨だァーーーーーーーーーー!!!!(大歓喜)
私、普段おちゃらけてる人の影の性質を垣間見るのスキーーーーーーー!!!
過度にちゃらんぽらんな姿見ると、つい「あーきっとそうしないと自分を保てない事情があったんだろうなぁ」とか考えちゃうから、その人の本質を見れた気がして嬉しいんですよ!!!!!
しかもね、発作みたいなの起こして倒れるってことはつまり猊下の身に何かあったということなので、そりゃあ楽観視なんてできないよね!
そうはいっても引くくらい悲観的になっててびっくりだぞ!!!事情のわからないエゼル&ベアトとの明暗の差がくっきりで余計にツラいぞ!
こういうとき、ド正論アタックをかますベアトでは暖簾に腕押しなの、わかっちゃいるけどついやっちゃうよね。寄り添いのエゼルくんマジGJ。

……で、マリヤム育成ダンジョン(命名した)を進めてボス戦に突入したんですが。
この流れならパーティーメンバーの誰かが敗戦の餌食になるはずなんですよ。私はそう思ってた。
でもベアトのはもう見たし、マリヤムだとBLじゃなくなるし……じゃあ、レダorジブ???
個人的にはジブ受けも見たいなぁ~~~~とか考えてたら、まさかまさかですよ。
えっ、さっきまで眠ってたやん……南部乗っ取ったらさっさと起こして浦島太郎状態の猊下を仕込んだってこと……?

それはえっちすぎんか!!!!!!!

なにそれぇ…めちゃくちゃ興奮するんですけど……(もうしてる)
導入のジュドー&ジブの遣り取りから、狂宴の余興は始まってるんですよ。必死に猊下の演技してさぁ……健気すぎんか……ほんと、大した忠義だよ。
しかし悪魔の目には理力の有無がわかるので、どれだけ繕っても偽物だって看破されちゃうんだけどね。それでも猊下を守るために演技を続けるジブ……ほんとお前はよォ……(天を仰ぐ)

悪魔の言う〝面白いもの〟は業の深いヲタクにとっても〝面白い〟んですよ。
思い出のバルコニー……かつて数多の罪人の血が流れたという中庭……そこには、かつて猊下の命令で撤去したはずの断頭台が…………
しかもこれから処刑される罪人が、自分と同じ顔…………
そりゃ演技なんて忘れちゃうよ。

このゲーム、敗戦○辱というジャンルなんですが、このシーンほどジャンルを端的に表現したものはないと思ってるくらいに大好きなんですよ。
いわゆる聖人君子である猊下がさ、清廉で潔白で愚直な猊下がさ、奥さん以外とセッ…したことない猊下がさ……牢屋かどっかでお尻開発&オクスリで美味しく仕上げられた状態でさ、愛する民衆の前で全裸晒してるんだよ……
お飾りもえっちで綺麗だし、tntnに触れるように巻かれたストラに大変な悪意を感じて最っっっっっっ高じゃん!!!!!!!
尊厳○辱ってこういうこと言うじゃん!!!!
身も心も美しい人が大衆の嬲り者にされる様ってどうしてこんなにも興奮するんでしょう。虚ろな瞳といい乱れた御髪といい、すべてが綺麗なのよ。
きれいはきたない、きたないはきれい……

頑張って正気を保とうとする様子なんかもう、いじらしいよね。
意識朦朧としてるのに、めちゃくちゃ必死に弁明しようとするんだよ。存在が罪……ほんとにそう(意味が違います)
常識が逆転してしまってるから、どの道その弁明すら罪の上塗りでしかない。それでも民を信じて愛そうとする姿勢がさ……あまりにも尊過ぎる博愛じゃんね。
もうここは猊下の知ってるアーデン島じゃないんだよ。正直者が馬鹿を見る世界なんだよ。猊下の知性なら理解できないはずないのに、イヴリシアに創造された人間としての尊厳を守らなきゃならないから否定せざるを得ないんだよね。
だから異端者として処刑される。それも聖人にとって最も屈辱的な方法で。
無辜の罪人ってこうやって生まれるんだろうなぁ。

自らの思考で絶望の沼に沈んでいきながら、仕込まれた身体を持て余す猊下……
両手固定されてるから脚摺り合わせたり腰揺らしたりすることしかできないの、めっちゃもどかしいよね……えっちだね……
呼吸の間から漏れ零れる声が本当に色っぽくてさ……役者さんって凄いなって本当に思う。

選ばれたモブもさぁ、めちゃくちゃお誂え向きなタイプでさぁ、お上品な猊下に対して口汚く罵るわけ。何かもう、発した言葉の数だけ猊下が汚れちゃうって思うくらい。
綺麗と汚いのバランスが絶妙なんですよ……気持ちいいことしか考えられなくなっても絶対に「お○んぽ」とは言わんのですよ。
でもモブ浪人くんは「ケツ○ンコ」って言いそうじゃん?それくらいのバランスがマジで最高。
もっと喘いでくれーーーッ!!と野次る私と、早く楽にしてあげてーーーッ!!と叫ぶ私がキャットファイトする……
でも早く事が済んだらさっさと処刑されちゃうし……
もっとたくさんのモブにマワされれば時間も稼げて猊下の命も長らえるのでは……?
そうするとバルコニーのジブくんが先に別の意味でしんでしまいそう。

離れていても、どんな状態でも、ジブリールの声だけは聞き逃さない猊下……
それが更なる地獄を生んでいるとも知らず、無抵抗に○辱され続ける猊下……

嗚呼ありがとう……エルパレム炎上……

精神世界探索

エルパレムは混乱の真っ只中。様子見に出たクルスもマーティンもドン引きの混沌具合です。というか猊下死亡説流れてくるの早過ぎん???
この混乱を鎮めるには猊下を目覚めさせないと始まらない。火を見るより明らかですよね!

神器までの通路、どう見てもダンジョンなのに敵と一切エンカしないの新鮮だな~。
目にした人によって姿が違う神器シェダル……ゲーム上ではクルス視点だから鳥さんの姿だったけど、メルキオくんは何に見えていたんだろう……先祖の聖人かな?貯蔵庫の理力の1年分を使っちゃうくらいの決断を三聖賢の立場で実行するの凄い辛かったろうなぁ。
でも教皇の一大事だもんね。

さて、やってきました猊下の精神世界。
既に悪魔の手に落ちているからか、寒々しい景色が広がっていますねぇ。
元はどんな風景だったんだろう。おまけダンジョンクリア後の空中庭園みたいな感じだったらいいなぁ。

というかこのダンジョン、BGM最高過ぎんか……えっこれ同人ゲームなんだよね?
このコーラスって人の声?それともクワイア音源??たぶんクワイアっぽい???
とにかくここのBGMが桁外れに壮大で、物凄く神聖な場所に足を踏み入れた感じがするんです。厳かで、探索するだけなのに緊張する……!

その理由はすぐにわかりました。猊下の記憶が見れるんですよ。
前作から散々に生い立ちがツラいって喚いてたけど、こんな掘り下げてもらって大丈夫なのか……??ツラいよ~~~どころじゃないんだが……ダンジョンの荒廃具合も相俟ってよりしんどい……
しかも最初の記憶の情報量がね、えげつないよォ……
瞬間記憶の能力持ちってとこも然る事ながら、猊下とジブの双子説ってのがもう……なんでぇ!??!?!?(語彙消失)

あのモブ姦を見た後で!!!!
どんな気持ちでこれからの記憶を見てけばいいんですかァ!!!!!!

まぁ全部見たんですが。
見れば見るほど2人の関係性がどれだけ互いを支え合っていたのかわかるし、如何に聖官共が非人道的な扱いを猊下にしていたのかもよく理解できる。オメーらそれでも人間か!!(血涙)

この辺の回想たちも役者さんの演技が光っていましたね!若猊下の声がちゃんと若くなってる~~~!
というか自分らに都合のいいお仕置きのために〝修行〟を使うなーーーーー!!!!!
猊下の記憶……覗けば覗くほど聖官の人非人ぶりが強調されて興f……胸糞だな。

お仕置きの内容を説明されたら引き下がったの、過去にその経験があるからと見た。
真っ暗な部屋で飲まず食わずで5日間祈り続けるって、それ拷問では?
狭い暗所に閉じ込めるって1番精神的に来るんだよ。拷問の常套手段じゃん。
え~~~~じゃあ猊下ってば、閉所恐怖症とか暗所恐怖症とかの可能性があるってこと?
窓のない狭い部屋に入れなかったり、少しでも灯りがないと寝れなかったりする猊下……推せるわ……

双子に見られるという記憶の共有なんだけど、ふと前作で正当双子だった人がいたのを思い出しまして。
クルスの母親と先代教皇のテレーゼ様ですね。
追放後、住まいを転々としながら東へ落ち延びてクルスが誕生した訳だけど、彼女らの血縁関係はエゼルの所持してたお守りで知ることになりました。つまり、お守りがなければ真実は藪の中だった。
クルスの魔力と理力の両方を持ってるという不思議な設定が、ルイス家との関係を示唆していたけど、やっぱり証拠とするには少し弱い。聖人の血を引いていればある程度の理力はあるみたいだし?(違ったらすみません…!)
そうするとDNA鑑定のない文明圏において、離ればなれになった双子の証明ってかなり難しいのでは?と思うのですよ。

つまり何が言いたいのかというと、猊下とジブリールってやはり双子なんじゃないか?
あるいはイヴリシアないしアルマの性質を受け継いだ子供が突然変異として誕生したか。ツインソウル的な???
何かのドナー……はちょっと医療技術に乏しそうだしなぁ……(移植を受けた人がドナーの記憶を受け継ぐ可能性がある話をしています)
色んな可能性が考えられるけど、なるべく現実的にいきたいから私は兄弟説を推したい。
プロフィールでは1歳違いになっているから、双子ではなくて兄弟の可能性を考えてます。

猊下は誕生から間もなく聖官によって攫われたとあるけど、例えばそれよりも前に何らかの形でジブが家を離れていたら?
エドモンドの両親とパルミラの座長とは親交があって、エドモンドのお産のためにしばらく預けていた~とかだと自然な気もするけど……そもそもジブくんが座長の子になった切欠って公式で言及されてたっけ?
拾われ子だったら的外れもいいとこじゃん。ハズカシー!
まぁそんな感じで、一時預かりだったのが養子になってしまったジブくん。後に求人の触れ書きを持ってきた親父さんの心境はいかほどだったのか。売るのに迷いがあったっぽいから、猊下と血縁があるって知ってたのかも知れないね。

的外れ考察してたらめっちゃ恥ずかしいんで、目を皿にしてもう一回全クリしよ。

そういえば神器レアルが落ちていた場所、カーティス様のお席でしたね。
聖なる光でその場の全てを焼き払う神器……いかにもカーティス・ノトブルガ・グレイって感じの技でニコニコしちゃった……
ストーリー中はメルキオくんにとって唯一の全体技なのでめちゃくちゃ重宝しましたね。ありがとうカーティス様。
こういう伏線をサラリと回収してくれるのがGRIMOplusさん。発見に喜ぶ私を余所に、ジブエドの2人は屋台飯に舌鼓……この遣り取り一生眺めてたい。リンゴ飴の着彩に作為めいたものを感じる。
というかこんなに普段からこんな詰問されまくってれば、さすがの猊下も顔合わせたくなくなりますわ……ねえカーティスくん、そんな態度で接してて振り向いてくれると本気で思ってたの???
不器用過ぎて私の中の修正力が暴れちゃうよ……

精神世界で捕らわれてる記憶達ですが、結界の色がちょこちょこ違うんですよね。
最初はキャラクターによって色分けがされてるのかと思ってたけど……カーティスのは確か2色使ってた。たぶんダンジョンで戦闘した魔物の名前と連動してる気がする。
どの色が何の感情を示してるのか、今それを調べだすと時間がとんでもなくなるからやめるけどめちゃくちゃ調べてぇ~~~~~~
ドハマリするとすぐそういうことするから、なんぼ時間があっても溶けるんだよぉ!!!

あと記憶を覗き見るほど、ジブとエドの違いを感じてニコニコしますね。
ジブくんの方がちょっとだけ吊り目だし、猊下の方が瞼が厚いんだよ。
あと笑い方。ジブの笑顔って目があんま笑ってないんだよね。それに対して猊下のはちゃんと目を細めて微笑んでる。
同じ顔って設定でも、個性が出るようにちゃんと分けてデザインされたと思うと、制作の拘りを感じますね!
違ったらごめんなさい!!!

深部へ進むほど、猊下に似つかわしくない魔物も混ざるようになってきましたわね!
どうでもいいけど私、魔物の名前で一番好きなのは〝汚染〟とか〝なにかの思念体〟とかのような実体を持たないモノの具現的なやつです(伝われ~~~)
得体の知れない感じがほんと好き。ぞくぞくする。
猊下の心が絶望に汚染されてるってそれだけで最高じゃん。どんな猊下が拝めるんだろう~ワクワク。

こ……氷漬けぇ~~~~~!!??!?!??!??!?
めちゃくちゃヒロインしてるじゃん……私の思い描いてたプレイの数々はどこへ……(そんなゲームじゃありません)
てっきり悪堕ちでもしてるのかなって思ってたんですよ。眠らせて放置だなんて、悪魔も手緩くなったもんだねぇ。いやしかしジュドー様ってまだ思念体だから、前作のクルスくんみたいな仕込みはできないのか。たぶん彼が取れた最善の手段な気もしてきた。

精神世界だと前作の英雄が弱体化って設定が本当に上手い。メタ的な意味も含めて2重に上手いよ。
1度倒した敵と再戦するときって、敵側が新しい力を得てパワーアップしてるか、ストーリーと関係ないEXダンジョン的な場所で単純にレベルだけ上げたかが、まぁ多いんですよ。まさかプレイヤー側がレベルダウンさせられるとは思わないじゃん。
それも前作プレイ済みの人でも受け入れられるように設定されていて……いやこれ、組み立てるの大変だったのでは?やはり作り込み具合いがパワーアップしておられる……

そんなこんなで戦闘ですよ。どんな敗戦イベントが見られるんでしょうね~
ジュドー×クルスは前作で堪能したし……じゃあジュドー×メルキオ???

いいえ、違います。

え~~~~~ん!!猊下が言葉&敬語責めのドSキャラになってる~~~~~~!!!
悪い顔似合い過ぎん????
暗黒微笑する猊下があまりにも魔性の男でさ……貞操観念が固くて本当によかった……
だってあんな顔で近寄られたらどんな男も一瞬で言いなりになっちゃうでしょ……傾国の美女ならぬ、傾国の美男……
しかも攻めてる途中にさ、一瞬だけ猊下が戻ってくるじゃん。このときの顔がぁさあ!!!
ハイライトナシナシ猊下も大変に腰にクるんですよ。だって絶望で自我を失ってる状態でさ「贖罪のために、目の前でツラそうにしてる仲間を助けてやれ」なんて言われたらそりゃ手を出しちゃうでしょ。それが逆に傷の上塗りになるってわからなくてもね!!!

攻める猊下に他意はないんですよ。たぶん本気でクルスを救済するためだと思ってる。他者を救うためなら迷わないのが猊下なので。
でもなまじ意識が残っているから、なんとなく罪悪感めいたものがあったんじゃないかな。だからジュドーに叱られるまで本番へ行こうとしなかった。

あとこれは猊下受けヲタクの妄言なんですが、このシーンまで心が壊れるまでジュドー様にめちゃくちゃ開発されたとかだと最高ですね。
やり方を教えてもらったそうだけど、口頭だけじゃ覚えられなさそうだから、身体を直接操って「ここをゆっくり押してください。そうです、上手ですよ」とか囁きながらレクチャー受けてたら私が嬉しい。
傍から見ると自慰。表情は抜け落ちてるから気持ちいいのかどうかわかりにくいけど、弱々しくも声上げてくれるから、たぶん快感は得ていると思う。
エド攻めイベントにエド受け要素をぶち込むな(自戒)

クルス憑依~カーティス対峙

やっぱり今作、猊下の中の人のウエイト重くない???
外見は猊下だとしても、こんなん実質ひとり3役じゃん……

しかも何が凄いって、結構ちゃんと聞かないと違いがわからないという……声質の問題なのか、本当に役者さんの演技力がとんでもないか…………両方だな。

敬語口調の猊下も中々だったけど、ヤカラ口調の猊下も最高ですね!
あの奇跡のご尊顔で口汚く罵るんでしょ?ご褒美では??
今なら何をお願いしても踏んでくれるじゃん……踏んでください君、いまなら猊下の靴の下敷きになれますよ!!!!私が先に踏まれてからな!!!!!!

中身が違うからか、使える技にも変化がありますね。めちゃくちゃ物理だ……
ワンパンで敵を倒しておきながら「またレベル1」だの「もっと筋肉つけとけ」だのめちゃくちゃ言うじゃん……猊下がゴリゴリになったら困る人間が出てくるから今くらいが丁度いいんだよ。今度猊下の鍛錬姿を見せてくれ。
いうて敏捷値高めなんだよね。これ固有ステータスかな?

猊下の褒め褒めスキルが高過ぎて眩しいよ……その中にちょっとだけ混じる自虐ワードがさ、愛おしさ倍増だよ……
つかクルスinで刺客と渡り合えたってことは、猊下自身にその素質があるってことでは?
気配の察知は難しいかも知れん(常に戦場に身を置いてないと身につかなさそう)けど、身体の使い方なら普段の鍛錬でも習得できそうじゃん?伸び代しかないわ。
つか暗殺部隊とは名ばかりの生け捕り部隊……なんだろう、この辺りからもカーティスの並々ならぬ執着を感じる……ルルワちゃん猊下のこと腑抜け呼ばわりして……大変に不敬なんだけど興奮したのは私だけではないはず…!

アーヴェルくんやっぱ好みだわ……(突然どうした)
多くを語らず、静かに忠誠を示す姿がさ……正統派騎士って感じがしていいんですよ。ほら、聖堂騎士団の人って割と俗っぽい人が多いからさ……慕う相手こそ違えど、ルルワちゃんのカーティスLoveっぷりも盲目的でいいよね💕
アーヴェルくんの場合はその辺の過去と現実が割り切れてるみたいだけど。

あーーーーーーっっっっ!!!!見ました!!?!??!?!?!?
貴重なクルスくんのデレですよ!!!!!!!!!!!私じゃなければ見逃していたわね……!
やっぱそうだよね!!!猊下にはこれだけのポテンシャルがあるんですよ!!!!!!!本人に自覚がないだけで!!!!!!!!!!!!!!

猊下聞いてるかぁーーーー!!!!!!!!!!!!!
今クルスくんがやったこと、猊下にもできるんだからなぁ!!!!!!!!!!!

ほんとここのイベント大好きだなぁ……普段見れない猊下がふんだんに拝めるんだもの……(中身がクルスだからね)
ここよここ、悪魔かと戦く隠れ改革派どもに一喝するシーン。悪魔はどっちだよってな。
そんな大声で泣き落とし作戦を練るんじゃないwww計画性なさ過ぎんかwwww
猊下も舐められ過ぎでしょ……ほらあ!!本当のこと言うから猊下黙っちゃったじゃん!!!!本当のこと言うから!!!!!!!(クソデカ大声)

しかし今、連中の前に立つ猊下は本物にあらず……
見た目は猊下、中身はヤカラ……お前らの無計画な泣き落としが通じる相手じゃないんだなぁ~~~~~
え~~~ん!ここだけボイスで聞きたかった……役者さんには苦労をかけるけど、大声で罵倒する猊下、聞きたいじゃん……えっ、私だけ?
もう快感なんですよ、普段の猊下じゃあ絶対耳にしないワードがボロボロ出てくるんだよ……そりゃ一部始終を見てた猊下もスカッとするじゃん。これがスカッと○ャパン……
あまりにも下品過ぎるからボイス付けられなかったとかない……?何かそんな気がしてきたんですけど。
まさかあの贅をこらした鈍器が脅しの道具として成立するとは思わないじゃないですか。物は使いようって言うけど、まさしくその通りだわ。

このときの猊下、めっちゃ目がキラキラしてただろうなぁ……どんな宝石よりも綺麗だよ……
対するメルキオくんはちょっと居たたまれなさそうだね。この場にジブがいなくてよかったと、私は本気で思うよ。
あらぁ~スカッとしたから声にハリがでちゃってぇ~~(幻聴です)

ルルワちゃんの忠義が最早恋する乙女で本当に好き……しかもその想いは一生報われないんだよ……
それでもいいからって傍で仕え続けるって、生半可な気持ちじゃできないと思うのよ。そりゃボス戦も苦戦する訳だよ。
そして彼女のカーティスへの想いを知ったからこそ、猊下は少しだけカーティスの本性に近付けた。
もっとお互いが冷静に、フラットに話し合うことができたら、こんな形でカーティスの想いの片鱗に触れることもなかったんだろうなと思うと、本当に切ない……君たちはどこまで不器用なんだね……

メルキオくんの説得がツラい……人の心の不合理性を知っているからこそ、敢えて合理的な事実を列挙してく様がさ……貧乏くじ引きがちなタイプでしょ?
猊下と同じように心を痛めていたら、裁かれるべき人が裁けないし、本当に救われるべき人も救えないもんね。わかっちゃいるけど、使命に忠実だからこそ君も心労が心配だよ。

それはそうと一難去ってまた一難。猊下が眠っている間に、外はとんでもないことになってるんだよね。こっちはこっちで一大事だったからマジで説明の機会を逸しまくってた。
こんな矢継ぎ早にデカいトラブルに見舞われてたら、普通の人はパニックになって思考停止しちゃうもんだけど、しっかり切り替えて即行動に移せるの、数多の修羅場を潜り抜けてきたが故だよなぁ。イヴェリンちゃん見てるか……お父様、いま物凄くかっこいいぞ……!!

これらの騒動をカーティス1人で計画してたって思うととんでもないですよね。悪魔の天晴れの妄執だわ……
しかも猊下の出自を公にする大立ち回りを考えたのって、ルイス家と無関係な人間だから解放してやる的な思惑があるからなんでしょ?そこに愛はあるが、猊下の意思はあるんか……
果てしなく一方通行~~~~~~大粛正しなかった猊下に詰問したのも、手を汚さなきゃならない政策があるなら汚れ役は自分が代わるよって意味だったじゃんね。わかりにく過ぎる~~~~~!!!
アガスティア使ったとて、腐敗しきった教会の実態とその元締めである猊下が民を欺いていた事実が露呈するだけじゃん。外堀埋めるどころか、城塞ごと破壊して更地にしようとしてんのよ。

ぜぇ~~~~~~~んぶ悪手なんですわ。彼が猊下のためにすること悉く。ここまで来るとすれ違いどころの話じゃねぇのよ。猊下怖がってんじゃん……
どんな仕打ちを受けても毅然としてた猊下がここまで怯えるって相当だと思うよ。でもまぁ……グレイ家との婚姻を蹴ったんだもんなぁ……後ろめたさもあったんだろうなぁ。

絶体絶命、万事休すか……ッ……と思いきや、ここで王道ストーリーの本領発揮ですよ!!!
その愛くるしい♂脚力でディエッカから飛んで戻ってきたベアトが本当に頼もしい…!最後の神人も加われば百人力よ💪
このタイミングで前作組が揃うのめちゃくちゃ熱いなぁ。

そして例の激アツシーンなんですが……マジで息を呑みました……2人のシンクロ具合に……
演説の細部は絶対違うと思うんです。それでもベクトルというか、締めの一言への方向性が同じだとわかった瞬間に鳥肌が立ったんですよ。
本当にこの2人って双子じゃないの!?絶対に魂レベルの繋がりがあるはずだって!
ジブくんの記憶力の高さは自明だよ。急拵えの台本でも、君のアドリブ力なら

しかも最終戦のパーティーが彼らじゃないですか!何だかんだこの4人ってバランス最高だからありがたい……

ひたすら殴り続けるクルス。
ひたすら魔法をぶつけるベアト。
ひたすらカーティスを説得し続ける猊下。
その猊下とクルスをひたすら応援し続けるマーティン。

いやぁ!最高のパーティーですねっ🌟

カーティス×エドモンド

そんなわけで敗戦です。今作で1番衝撃を受けたイベントがこれかも知れない。
ちなみに1番驚いたのはマーティン敗戦イベントでした。
声が高めだからさぞや受け映えするんだろうなぁと楽しみにしてたら、そんなワクワクが一瞬にして吹っ飛びましたね。相手も然る事ながら……その…プレイがさ……
ある意味1番ヘキが強かったかも知れないよね。ちょっぴり「ごめんな……」って気持ちになっちゃった……
たぶん君がとばっちりMVPだよ……

猊下に対しては最初から生け捕りを目的としていたので、戦闘終了から拉致までが大変鮮やか。
ごろつき英雄共の訴えに全然耳を貸しません。というか自分と同じくらいの身長の男を担いで移動できるカーティス様の腕力とは一体……

モノローグから一直線に私室へ連れ込まれててニッコリしましたね~
しかも側近以外にバレないようにしたんでしょ?薬盛られて動けない猊下を全裸で寝かせて……ふぅ~~~~~~ん?

このイベントの1番のミソは、猊下がまだカーティスを政敵と認識してることだと思うんです。
つまりカーティスの理想とする政の実現に邪魔な存在で、憎まれるべき相手……やだもうすれ違ってる。
猊下のこのズレた感覚って何なんでしょうね?自分がどれだけ欲の対象にされてるか、考えたこともないの?ねえ、ご自分の顔のよさわかってる???
絶対アレじゃん。「なんか自分、顔いいらしいよ?」って感覚でしょ。

ジュドーのときにも思ったんだけど、明確な性接触にならないとソッチ方向の予想ができないの、ちょっと危機意識が薄くない?
元々自虐気味だったけど、本当に自分の評価低過ぎる。
他人の私室に全裸で寝かされるって、十中八九そういう意味じゃん。
カーティスくんも「敗者を犯す趣味はない」なんてかっこ付けてる場合じゃないのよ。ワイステルラにはバレまくってんのよ。

それにしてもこのカーティス様、たいへん落ち着いていらっしゃいますね~
やっと欲しいものが手に入ったからでしょうね。だって猊下見てると落ち着……いや、興奮するわ。
ジブくんとイヴェリンちゃんの扱いからも、猊下への気遣いが見て取れる~~~~
ほんとだよ、今までそんな温情どこにも出さなかったのに、猊下周りだけはこの甘さ!!!!
お父様はこれからお母様になるよ……(???)

カーティス様の価値観が極端で本当にすき……大切なものを傍に置く手段が、物理的に逃げられなくするってところがめちゃくちゃ物騒……猊下そんなことしなくても誠意と信頼を愛情を示せばちゃんと繋がってくれる人なのに、そういう精神的な距離感を全く信用してない……
眷属化によって意識を変えたってカーティスが本当に望む猊下は手に入らないのに、自分を求めるエドモンドが欲しいがためにめちゃくちゃ間違ったことしてるの……
ハァ~~~~~~~~~~~~ッッッ誤解と誤認ッッッッッ!!!!!!!!!!

ああああ~~~~~~~ついに始まってしまった……
激痛に悶え苦しむ猊下を愛おしげに撫でるカーティス様の狂気よ……さぞ嬉しかろう……
この後2つの選択を迫られるんですが、どっち選んでも凄まじい妄執が感じられて最高なんですよね~~~あ~~~~~~~悲劇悲劇!!!!!!(狂喜乱舞)
このときのジュドー様の勝ち逃げ感といったら……ッ!!!!!!
だからカーティスはずっと待っていたんですよ…!猊下が手を伸ばしてくれるのを。

ああ…………(感嘆)
なんて神聖なシーンなんだ……
互いの意識が通じ合った瞬間ですよ。このねっとりしたキス、今までの喘ぎ声で1番とろとろ。さては口の中が感じるタイプでしょ。
本来性感帯たりえない場所が気持ちよくなれるってことは、感じやすい体質ってことでおけ?
元々性に淡泊というか、疎いところがあるから、想像だけでも興奮しちゃいそう。脳イキの素質あるぞ……!!!

え~~~~~~~ん!清廉潔白で愚直で神聖な教皇猊下の法衣の下には性に敏感な白い肢体が隠れてる~~~~~~~~~~~~!!!
それが、よりによって政敵の目の前で暴かれちゃった~~~~~~~~~~~!!
しかも無意識に正直なんだよ~~~~~~~つい腰揺らして擦りつけちゃうところとか、意思が弱すぎ~~~~~~~~~~!!!!

カーティス様も意地悪ですよね~~~~~~!!
猊下の意思が弱いのをいいことにず~~~~っと焦らしてくるの!!!
さすが、百戦錬磨の男!!!!!!
やることがえげつない!!!!!!
馬並みのご本尊に怯える猊下が大変ウブでいいですね~~~~~~大人の腕ほどのブツを突っ込む訳だからビビって当然なんですが。
というか、カーティス様のブツが馬並みということは、それを挿入された猊下のお尻が大変なことになるのでは……?ぽっかり塞がらなくなっちゃう……
いくら猊下が非処女とはいe……いや処女だわ(何度も猊下受けシーンを見まくった弊害)

ハジメテの人にノトブルガ様♂を突っ込むんですか!?!??!?!?!?
頼むからめちゃくちゃ慣らしてくれ……ゆっくり…丁寧に…………
とか祈るまでもなく、予想の5000兆倍とろっとろにしてくれてて安心した……ツラそうな顔してるとすぐキスしてくれる……さてはカーティスくんもキス好きだな?

こんだけ的確に性感帯突いてくれたら、流石の猊下も求めちゃうよね~~~~~ただ脚を広げただけで物凄く堕ちた感じがして興奮する。
というかカーティス様の囁きが一々近くて変な気分だ……えっ猊下ずっとこんなの聞きながら中弄られてたの???気がおかしくならない???
そりゃ何十回とイっちゃうのもしょうがないよ……
感じまくって会話できなくなって……かわいいねぇ……突然の父親発言で羞恥心を取り戻させようとしたカーティス様の思惑なんかそっちのけだよ。

このイベント、濡れ場のねちっこさが作中随一なんですが、それはつまりカーティス様の執着具合を示してると思うのは深読みのし過ぎでしょうか。
ここに至るまでに何度もカーティス様のセリフを聞いてきた訳だけど、なんか、すごいゆっくりなんだもん。囲い込みます宣言もしてるしさぁ。
そうやって独占欲をぶつけられまくった猊下は、快感に翻弄されてそれどころじゃないし。
この温度差が2人の救われなさを表現していて切ないのよ……
多分ね、どの妻よりも丁寧に扱ってると思う。

ノトブルガ様♂を頑張って受け入れようとする猊下もとっても健気でよいですね~~~
でも基本は臆病だからすぐ無理って言っちゃう。真っ白なブルベ肌の色づきがさ、快感と苦痛の両方を感じるよね。だってカーティスくんのノトブルガ様♂だもん。お腹いっぱいで苦しいよね。
それにしても中の人の濁点喘ぎ、めちゃくちゃ上手いな……

前作でも眷属化の描写はあったんですが、その過程の描写はなかった気がします。
あるじの精だけを求める存在って具体的にどんな風になるんだろ?って疑問があったので、猊下の大胆な反応を見て大体察しました。これはつまり悪魔の本能で両思いになる……って、コト……?

とにかく甘いんですよ……!長年募らせてきた想いが成就したというか、擦れ違っていた心がついに通うというか、それくらいの尊さがこのシーンにはあるんですよ…!
だってノトブルガ様♂ですよ!?絶対に痛いし苦しいじゃん。
確かに苦しくはあったでしょう。上手く息が吐けなくて声が濁ってたし、めちゃくちゃ音を上げて「これ以上無理」って言ってたし。
それでも結腸を抜いちゃうノトブルガ様♂……容赦がなくて大変よいですねぇ……ニチャァ…

目のまでで自分を蹂躙する男は間違いなく征服者なのに、苦しみから逃れたいのと快感を追い続けたいのとで求めざるを得ない……嗚呼なんて地獄の無限ループ……
その綺麗な構築が、より2人だけ世界観を演出していて最高の敗戦シーンでした……

で、問題はここからなんですよ。

まさかあの仕事人間のカーティス様が、手に入れた王座を蔑ろにしてるだとォ!??!??!?

王座どころか、領主の仕事すら放棄してるやんけ……百戦錬磨♂の男が1人の正妻♂に傾倒してるってマジか……
いやその展開自体はよくある話だし、たぶんマニア向けの歴史書とか読めばその類いの話ってわんさか出てくるはずなのよ。それでも、なぁ……相手がなぁ……悪過ぎるのよなぁ……

性別は不問とします。だってこれはBLゲームなのだから。
今作は歴史群像劇的なお話としての完成度がかなり高かったから忘れがちなんだけど、これ、BLゲームなんだよな。
問題は年齢と社会的立場ですよ。
神と見紛う奇跡のご尊顔をお持ちですが、彼は26歳なんですよ。しかも妻と死に別れた子持ちの寡夫で、聖七福音教会の教皇でありアーデン島の実質的指導者……手を出そうと考える方がどうかしてない?

しかもこのカーティス・ノトブルガ・グレイという男は、自分が領主になったら寄付金を増額して聖爵になってるんですよ。その地位が、猊下がセラフィナとの婚約を蹴った後もなお続いている。
普通、自分の家が権力の中枢に立てる機会を反故にされると、条約を切ったり、寄付金を減額したりするもんだと思うんですが、聖爵を名乗り続けてるので多分してないでしょうね。
だから猊下も「なんで?」と思いながらも、婚約破棄の後ろめたさから極力顔を合せるのを避けていた。

セラフィナとの破談はカーティスにとっても度しがたいものだったと、後のイベントでわかるようになってます。あまりにも過激だから猊下の聖人君子ぶりが輝きましたね!
そうは言っても大貴族の当主。アリシアとの婚儀にも出席しただろうし、イヴェリン誕生にもグレイ家として何かしらお祝いしてるでしょう。
それでもカーティスは、諦めるどころか、ますます執着を強くしていったんですよ。個人的に政敵と友人って同居するものだと思ってるんだけど、多分カーティスにとってエドモンドの友人となる選択肢は最初からなかったんじゃないかな。

執着が妄執と名前を変えて暴走した結果、波乱に満ちた猊下の人生により大きな波を立ててしまった。
そうやって深く傷つけてでも、カーティスは猊下を欲していた。
ある意味で彼が1番、エドモンド個人を見ていたように思います。それがめちゃくちゃ皮肉なんだよ……

つまり身も蓋もない言い方をすると、カーティスは同担拒否レベルのエドモンドガチ勢だった訳で!!
だから眷属化させて身も心も手に入れることに成功したけど、それが却って自分の精神の均衡を崩してしまった。
カーティスのしてることって、どう文脈を読んでも依存なんですよ。それが何に起因するものか、名言されていない以上わかりませんが。

個人的な見解ですけど、懺悔とか贖罪とかの意味合いが強い気がするんですよねぇ。その、眷属猊下への尽くしっぷりがさ、本当に献身的なんですよ……
なんで暗殺の危険を冒してまで中央の料理を振る舞うとか、暗殺の危険を冒してまで中庭で仲睦まじく散歩とかしてるの……それ晩年夫婦の介護風景なのよ。

眷属猊下ってどんな服着てたんだろう……専属の仕立屋によるフルオーダーメイドだったんだろうなぁ。西部の伝統衣装と、中部の伝統衣装の2種類用意してもらってたの。
夜着はドレープたっぷりのワンピース調でさ……昼も夜も露出少なめの服だといいなぁ。
だってカーティスくん、眷属猊下にベッタリだったんでしょ?独占欲強そうだから、際どい服着せて「俺のもの」アピールしなさそうなんだよね。まぁ、露出は少なければ少ないほどいやらしくていいんですが(性癖の話です)

とはいえようやく正妻を手に入れられてヨカッタネ!となったのも束の間……
このまま王の道を進むのかと思いきや一切の政をしなくなってしまったのには、流石の側近も予想だにしなかったでしょう。内部分裂して派閥争いに発展するのも当然だよ。
文脈的に恐らく奥さん達は巻き込まれた側っぽいんだけど、まさか自分らが内乱の道具にされるとは思いもしなかっただろうなぁ。人生急転落とはまさにこのことよ。

何人もの側近が主人に請願するけれど全く聞き入れてくれる気配はなし。
それどころか、1番古株だと思われてた彼が投獄されるなんてさぁ……あの人、カーティスが幼少の頃から親代わりな感じで仕えてたでしょ?眷属猊下に盲目になってなかったら絶対やらなかったじゃん。癇癪レベルのクソ命令だよ。めちゃくちゃ判断力がなくなってる……
この辺の豹変振りが、依存状態の恐ろしさを表現してて最高なんですよね……(最低)
精神の均衡を自分以外の他人で取ろうとするから、外圧ですぐ揺らいで衝動的な行動に走っちゃうんですよ。まさにそれ。

眷属猊下は何もしらないでしょうね。ご主人様とぐわえれば、後はどうでもいいんだから。
そういう存在にしたのが他ならぬカーティスなので……やっぱり望んでた結末との違いに絶望したんじゃないかなって思います。

だってカーティスが求めていたのって、自分に従わないけど敵じゃない、思い通りにならない猊下なんですよ。気紛れのように齎される優しさに戸惑いつつも支えられながら、悪逆の王と恐れられる覇道を進んできた。だって20年前の君は、自分に手を引かれるだけのか弱い存在だったから……
幼少の頃の思い出に固執してるということは、カーティスの精神が当時のまま止まってしまったということ。どんな目に遭っても立ち上がって前を向こうとする猊下の成長は、受け入れ難かったんだろうなって思います。
そこまで拗れていたら、眷属化した猊下の様子に「こんなはずじゃなかった!」と内心で叫んだことでしょう。
ついでに自分の気持ちもよくわからないから、ぐちゃぐちゃな感情の遣り場に困って、苦しんで、目を逸らして……最後は現実を受け入れることをやめたんでしょうね。

あ~~~~~~~~~~~~側近Aの言葉に耳を貸せなくなった時点で破滅は約束されてしまったのよ……側近Bもあんなに2人のことを考えてくれてたのに、何もかも諦めた感じがさぁ……聞いてくれない訴えをしに行くことがどれだけツラいか……
カーティスもカーティスで、このままではよくないって頭ではわかってるんですよ。だから最後の請願で迷っちゃったんだもんね……

でも部屋の奥では羽を切られた鳥が待ってるんですよ……
求愛するような甘ったるい声で鳴きながら……

人間の頃では絶対聞くことのなかったそれに、色んな意味で衝撃を受けました。絶望と劣情が同時に押し寄せて、私の情緒はめちゃくちゃだよ……
お陰でこないだのwebオンリーでは10000文字超えの作文をしてしまった……1週間そこそこで書き上げた当時のパッションis何?
ただでさえあのエンド自体が地獄の煮凝りみたいなものなのにマシマシトッピングしてしまった……チーズじゃないんだからさぁ……多けりゃいいって思ってない?私???

ノーマルエンド

そう、このゲームでまず通るのはノーマルエンドなんですよ。
決してビターエンドではない(そんなエンドはありません)のに……こんな苦いことあります!??!?!?

え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙……誰も報われてないよ……内乱がどうにか収まっただけじゃん……
つくづく思うんだけど、聖堂騎士団の治安どうなってるの……こんな軽々と私刑できる環境とか劣悪過ぎんか……人手不足の弊害なのか……頭だけしっかりしてても中間管理職がクソだったら意味ないのよ……
問題が次々と起こりまくってるから、現状を維持するので手一杯なんだろうなぁ……聖官を始めとした幹部連中は保身のことしか考えてないし。保守派ってそういうことじゃないでしょ。

ほんと猊下の言う通りなんだよ……こんな仕打ちをさせるために連れ帰ったんじゃない……教誨しようって行動に移した途端これだよ。私刑では誰も幸せにならないってことにいい加減気付いてくれ。

何がツラいって、ひとつも真相に辿り着いていない状態でも「クーデターの原因はエドモンド憎しだけではない気がする」って、ちゃんと違和感に気付いてるところだよ。そういう思慮深さが、より鮮明な地獄を生み出してて心臓がギュッてなった……
耳も聞こえず、目も見えずの彼と対話をするには直接触れるしかない。そういうときの迷いのなさこそが、猊下の強さと優しさの根源だと思います。

他人の感情を受け止めるって本当に難しいし、並大抵の精神力じゃできないと思うんですよ。ましてやそれが悲しみとか怒りとかの激しい負の感情なら尚更で。
とてつもない激情を受け止めた猊下が苦しみに喘ぐのは当然なんですよ。すぐに手を離してもよさそうなのに、涙しながらも最後まで握り続けてたの本当にすごい。
でもその激情の理由はわからないままだから、ただ何かに抗っていた事実だけを抱えてこれからも生きるんでしょうね。

ノーマルエンドの猊下があまりにも痛々しくて、向こう3年くらいでぽっくり逝っちゃいそう(酷)
ジュドー様の欠片が残存してるかわかりませんが、もしまだあるなら心の痛みと現実の痛みがリンクして病気がちになってくれると私が嬉しい。獄中での出来事をときどき夢に見ては胸の痛みに1人で苦しんでくれ。
月命日にはカーティスのために1人で祈りを捧げてまた胸が痛み、苦痛から目を逸らすために仕事人間が悪化するんでしょ。憔悴しきってるからパフォーマンスはめちゃくちゃ落ちてる。
ジブもどうにか猊下のケアをしたくて気にかけるんだけど、どうも心を閉ざされてる気がして上手くいかない。露天フードを持ち込んでみても、以前のように笑ってくれなくなった。
それでお菓子パーティーを開いてみて……あのエンドスチルですよ。エンディングの猊下、声がめちゃくちゃ固いんですよね。こういうときの役者さんの演じ分けがよくてなぁ……

憔悴する猊下がなんぼあってもええ!!!!(結論)

トゥルーエンド以降はまたのんびり書いていきます🙇

体って正直だなぁ……

べつにいやらしい意味じゃないよ(急にどうした)

というのも、先週から多分ストレスが原因で胃の調子をおかしくしてたんですよ。
胃が痛いとか、肩が凝るとか、頭が痛いとか…
何か特定の条件下で発生する体の不調ってありません?ええ、それです。

病院で薬をもらって対処できる内はまだいいんですけど、その薬が効かなかったらもう絶望ですよね。
しかも私の場合、そういう症状に悩まされた経験がほぼなかったので余計に焦りました。
フツーにごはん食べれるのに、ずっと胃もたれみたいな不調があってめっちゃ不快😭
病院へはソッコー行きました。でも薬が効いてる感じがしない。

なら他に取れる方法はひとつ。
メンタルケアです。

ということで行ってきました!

「愛着のワークショップ in 関西」

毎年恒例の全国ツアーで、今回が千穐楽です!
何のこっちゃかわからない人はコチラのレポート記事をチェックだッ!!

この前、名古屋に参加した際は、あまりの人の多さに圧倒されたのですが、今回はほぼ身内でこぢんまりとしていました。
人数はなんと名古屋の約1/3、そんな波の激しい集客で大丈夫か。

しかし過去のワークショップを知ってる人からすれば、今回の規模の方が普通なんですよね。
安心・安全の場を謳っていても、他人の目のあるところで自分の心を丸裸にする訳だから、どうしても集中しにくい。
今年参加した2回の中では、今回の関西が1番リラックスして過ごせた気がします。

さて本題。

背後の仲間に見守られながらクライアント席に座り、カウンセラーと対面。
対面とは言っても正面じゃないです。
カウンセラーが少しズレた位置に座ってくれるので、リラックスして話ができます。
ホラ、好きな人と隣り合って座った方がケンカが減るとかね、たしか統計が出てたはず。
人を真正面から見るって結構ストレスなんです。
視線の遣り場とか困りません?つまりそういうことなんですよね。

何を話すかは事前に決めていました。
だって病院にかかって薬まで処方されたのに、全く症状が緩和されないので。

初めにかけられた質問は「どうなりたい?」でした。
一般的なカウンセリングでは聞かないフレーズですね~
「何をお話してくれますか?」とか「どんなことがありましたか?」とか、今抱えている悩みにフォーカスした問いかけが多いんです。

でも今回はいきなりゴールの質問だった。
人によってはそっちの方がメンタル的にキツい場合もあるのですが、私の場合は明確なゴールがあったのでむしろありがたかったです。
てか相談内容的に、悩みを先に話す方が多分ツラかった。
カウンセラーとは長い付き合いですが、本当によく観察されてるなぁと思いました。

しかしやがて話さなければならないタイミングはやって来るわけで…

人生初の喪失を経験したので、どう気持ちに折り合いをつけたらいいのかわからなかった。
感情処理を何度もして、親友に吐き出しも兼ねた相談もして、当時の自分の心理状態も振り返って…
持ちうる手段のすべてを尽くして自分と向き合おうとしたけれど、体の不調は取れなかった。

リアルの変化が激動過ぎて、息をつく暇もなかった。
タイプが違うからだと頭では理解できても、納得できないことが多くて、でもそれを言葉にすることは私のエゴじゃないか。
ものすごく考えたし、悩みました。

友人の話はとても参考になったんですよ。
経験者ゆえの具体的な事例を語ってくれたお陰で、私の取ろうとした選択は間違いじゃないって知れたから。

でも行動に移せなかった。考えること自体がツラさの嵩増しになってしまって。
思えばその選択を行動に移しても私の心は晴れないって、体は気付いてたんじゃないかな。
だから胃の不調として出た。

セルフでも何度もやった感情処理を、カウンセラーに手伝ってもらいながら実施。
向かいには、処理の対象となる人物に見立てた椅子を置いて。
悲しみとか怒りの感情が出てきたから、吐き出しつつ言いたいことを言葉にしていったけど……ここでひとつ問題が。

感情処理なのに、感情が感じにくくなっていったんです。
これには私もカウンセラーも「???」となりました。
もう一度不調を訴える箇所(胃の辺り)に手を当ててじっくり感じようとするも……アレ?何ともない…?

ここでようやく、強いストレスがかかると感情を止めてしまう自分の癖に気付くのです。

思えばめちゃくちゃ気丈に振る舞っていたなぁ。
どうしようもない状況に直面したときの、自分の割り切りスキルはすごかった。
口癖は「しゃーない」でしたね。

その癖に気付いた話を言葉にして、じゃあ無理して感情処理する必要はなくなったねということで、対象の椅子を私の手で退けて、ワーク(セッション)が終わりました。
そして「ありがとうございました」と言って立ち上がったあと――

カウンセラーとのハグで全てが決壊しました。

温かくて力強い腕の感触、満身創痍だった私の心が壊れないようにと抱き締めてくれるカウンセラーの力を全身で感じた瞬間、やっと感情の蓋が外れたんです。

背後には10人強のギャラリーがいる前で。
人前で自分のために泣けなかった私が、人目も憚らずに人生初かも知れない大号泣をしたんです。

この後はワークを受けた感想を述べるんですが、涙が引かなくてしばらくお待たせしちゃいました。
でも一頻り泣いた後は憑き物が落ちたかのようにスッキリしていて、仲間からは「顔つきめっちゃ変わったね!」と言われました。

今回の愛着は、私の中で人生のターニングポイントとなり得る大きな経験になった気がします。
立ち会ってくれた仲間に無量の感謝を。
そして、今までストレスから心を守ろうと頑張ってくれた自分の思考に目一杯の労いを。

前日までキャンセルするかめちゃくちゃ悩んだんですが、思い切って決行して本当によかったです!

ちなみに翌日は、体温調節ができなくなって微熱が出ました。
その日は仕事だったんですが流石に休みましたね…
ゆっくり過ごして早目に寝るようにしたら、次の日にはしっかり復活できました💪
なんか鍼灸とかマッサージとか受けた翌日に出る〝好転反応〟っぽい~~~

これからはより丁寧に、体からのサインに耳を傾けられそうな気がします。

それでは!以下より👏お返事です!

10/26「エッチでした……」の方
前回の宣伝ともレビューともつかない記事にコメントありがとうございました!
久し振りにこのコメントいただいて、しばらくニヤニヤしてました。
続編の記事も書きたいんですけど、めちゃくちゃネタバレしそうな気がしてちょっと二の足を踏んでます…😅
12日に公式さんから振り替えり生配信をされるとのことなので、そちらの様子を見てから考えようかなって思います。
ちなみに続編のことをどれだけ愛しているかというと、現在の時点で4周以上プレイしていて、更にやりこみダンジョンをもう1回したくてレベル1からゆっくりやってるくらいです。
猊下がえっちな目に遭うイベントはn十回と観賞しまくってます。
あと二次創作も始めちゃいました。
近々何らかの形で上げると思うので、ちょっと楽しみにしててください😊

このほか👏のみも励みになります!
いつも閲覧・反応ありがとうございました!!

俺は飢えている…渇いている…すけべに……!!

前回の日記に👏&レス不要コメントありがとうございました!
家族の話をインターネットの場で語るのってあまり好きじゃないんですが、何となく意味のある経験として残しておいた方がいい気がしてサラッと綴ったものに温かい反応をいただいて、本当に嬉しかったです。
お陰さまで気持ちに折り合いがつけられたし、転活もすぐ再開できました。
年内に次の会社決めるぞーーーー!💪

しかし10は飢えていた……エロコンテンツに……

――はい、そんなわけで久し振りに沼りました。
そのジャンルはなんと……〝敗戦凌辱ボーイズラブRPG〟同人ゲームです🤗

見てくださいよこの商業さながらのティザーサイト。
俺様系主人公がかっこよく剣を構えてるぅ~~~と思いきや、ストーリー説明には「戦闘に負けると主人公が敵キャラ(♂)に陵辱されます」の文言が……

そうです、このゲームは〝世界と貞操を守るRPG〟でもあるのです。
「絶対に負けられない戦いが~」のキャッチコピーに複数の意味が込められてそうですよね。
ケツを死守しながら世界を旅する主人公とは一体……

本作は「RPGツクールMV」で製作されており、本格的なRPGが楽しめます。
マップは結構広大だし、ちょっとした謎解きもあるし、最強装備とかもあるし、骨のある敵が多いし。
そして一部の戦闘では凌辱フラグが立つため、よりスリルたっぷりのバトルが楽しめます。
何せ負ければ世界滅亡どころか、ケツの処女すら滅亡するんですからね!絶対に負けられない!!!

とはいえ本作をプレイすると思われる層はやはりBL好きのヲタク……
悪魔という巨悪を倒すために各地を奔走する主人公が犯される姿は、やはり見たい。
そのため、バトルの難易度が気持ち高めに設定されてるのがすごく生きる。
何もしないでいると、2・3ターンで全滅し、敗戦イベントへ。
結構色んな相手とフラグが立つんですが、まぁどれもえっちぃの何のって。
凌辱と銘打ってるため比較的非同意が多いんですが、闇堕ちや快楽堕ちも入ってるので「ラブラブハッピーエンドじゃん…」と錯覚することもしばしば……🤔(倫理観のない腐女子による偏見です)

世界を守りたい(要約:勝ちたい)場合はレベル上げを多少頑張らないといけません。
とあるキャラがパーティーに入るとしばらく戦力が落ちるので、彼を育成する必要があるからです。
……そうは言っても途中のイベントを見ないと一切技を覚えないんですが。

やはり冒険活劇、王道RPG。
異世界転生ものや強くてニューゲーム的な作品が流行する昨今、ちゃんとレベル上げ周回をさせてくれる本作はやはり良ゲー。
成長して活躍を見せるようになると、物凄く愛着が湧くんですよね。

パーティーメンバーやサブキャラ達のバックボーンにも注目です。
異端者として迫害されてきた一族の生き残りとか、存在そのものが偽りの権力者とか、人間の命の営みに羨望を抱く悪魔とか。
一癖も二癖もあるドラマがコンパクトに収まっているので、プレイ後に推しが生まれた日には妄想が捗ること間違いなし!!
というかよくあんなヤサイマシマシアブラマシマシニンニクチョモランマみたいな設定をスマートに収めたな……
気を抜いたらついつい盛ってしまうほど魅力的なキャラが多いので、脚本の完成度の高さが窺えます。

お陰さまで私は某猊下に狂いました!!!
明らかに教皇向いてなさそうなお方が頑張って責務を全うしようとする姿……ヘキじゃん……
軽率に受難を与えて美しいご尊顔を曇らせたいじゃん……
まぁそれを心ゆくまで堪能できるのが、10月10日リリースの「HELL BRIDE sequel Ep.1 エルパレム炎上」なんですがね!!!!!
こちらの紹介はまた今度やるかも知れない……

Ep.1があるということはEp.2もあるわけで、こちらは来年以降のリリースとなります。
平和な世界線とのことで、どんな猊下が見れるんでしょうね~~~✨

……そうは言っても「同人ゲームなんでしょ~?」と懐疑的なそこのアナタ!
なんと全年齢版が無料でプレイできちゃうんです!!!
真エンドに当たるトゥルーエンドは見れませんが、世界観とかお話の大枠とかを知る分には十分。
むしろストーリーの7、8割が無料でプレイできるので「こんな大盤振る舞いでエエんか……」と震えます。
スマホでもできるブラウザ版もあるよ!!!

💕本作品はこんな方にオススメです💕

  • ファンタジーBLがすき
  • すけべは雰囲気重視…でもえっちであるほど良い
  • 俺様系(ヤカラ系)主人公の受けが好き
  • 無料でサクッとRPGがやりたい(全年齢版のみ)
  • キャラ紹介に気になる子がいる……
  • すけべが見たい
  • 世界よ、えっちであれ……

やはりR18ゲームですからね、えろはなんぼあってもええ。

そして冒頭などでお話した通り私はヘルブラに沼ったので……作文を生み出してたら笑ってくれ……
だって猊下のさぁ…あんな……あんなの、見たら……興奮するしかないじゃん……(※続編の話です

清廉潔白、愚直、博愛の男の尊厳凌辱……堕落……

この辺に興奮を覚えた方は続編のプレイを強くおすすめして、今日はこれにて!!!!

 

👇続編が気になった人向けのティザーサイト(主張が激しい)👇

愛着

チャージしてきました!

毎年この時期から、私の所属するメンタルスクールでは「愛着WSワークショップ全国ツアー」なるイベントを催してくれます。
全国とはいっても主催は個人企業なので、東京、名古屋、大阪の3都市だけです。
去年は東京へお邪魔したので、今年は名古屋にしました!

 

イベントリンク

 

「愛着」ってなんだ!

ざっくり言うと、自分自身の心が守られる感覚のこと。
周囲の誰かが外敵から守ってくれたり、自分の望むことを周囲がやってくれたりするような物理的なものじゃないので注意。

主観的かつ抽象的な感覚なので、心に1本の太い芯が通る感覚とか、心が薄くて温かい膜に覆われる感覚など、人によって様々な表現がされる。
この感覚が上手く形成されてないと、著しく自己肯定感が低かったり、周囲に対して攻撃的になったりする。

それが――愛着障害

意味は大体こんな感じ。
規則が厳しかったり、すごい放任主義だったり、過保護過干渉だったり、躾で手を上げられたりした家庭の子供はなりやすいから……意外とみんなその傾向がある

でもこの定義に該当しててもそれなりに社会生活を営めてる人が多いからさ、「障害」呼びはちょっと仰々しいと思うのよね。
ってことで、ウチのメンターは全部ひっくるめて愛着と呼ぶようになりました!

ちなみにうつ病や対人恐怖、パニック症などのメンタル疾患を持ってる人は、99.9%愛着障害です。
私もそうでした!!!
双極と対人恐怖でしたね!!!!

お布団の中で1日の大半を過ごすような有様の中、どうにか外へ出て、心理学を学びながらカウンセリングにも通い、2年かけて完治させました!いえい✌✌
ちなみにBeforeを知る仲間に当時の私について尋ねると「近寄れなかった」とか「すごい暗かった」とか言われます。

そんな感じで色々と心について知識を入れていくと、私も含め大半の受講生が1つの結論に辿り着くんです。

うつもパニックも、根本は愛着じゃね???

考えてみてください。
どんなストレスをも撥ね除けるシールドを張った状態の自分の心を。
毎日これなら、周囲の視線を気にする必要もなければ、他人から言われた言葉でいちいち落ち込むこともないじゃないですか?

夜、寝る前にひとり反省会して寝れなくなる~なんてこともないでしょう。
SNSで病みツイする必要も、毎日のように同じ角度の自撮りを上げていいねを稼ぐ必要もない。
ましてや、周囲に名の知れたクリエイターが多いからって、その人脈をひけらかしまくって無駄に自分をデカく見せる必要もない!

つまり、余計なことで落ち込まない!!!!
愛着ってそれくらい重要なんです。

でも重要だからこそ傷付きやすい。
せっかくうつから立ち直っても、季節的なものとか周囲の環境とかで、手塩にかけて育てた愛着が萎れてってしまう……🥀
だから定期的にチャージしないといけないんです🔋⚡
心のメンテ的な意味で。

普段ならカウンセラーとマンツーマンでちょっとずつ整えてく愛着ですが、せっかくなら皆の事例を目の前で聞きながら一緒に心のメンテもしてしまおう!
というのが今回の愛着WSになります!!
今までの勉強のおさらいもできて一挙両得!!!
そして史上初の大所帯ですごかった!!!!

 

具体的に何したの??

カウンセラーとクライアントの席を部屋の中央にセットし、その周囲を取り囲むように半月状に参加者は並びます。
その状態で、公開カウンセリングに参加したい人(つまりクライアント役をやりたい人)を4人立候補してもらい、1人ずつ順番にやっていきます。
1人終わる毎に感想や疑問点をフィードバックし、カウンセラーに解説してもらって次の人に回す、という流れを繰り返していくんですが――ここでポイントなのは、一連の流れはすべて公開で行われるという点です。

マンツーマンのカウンセリングと違って、背後に仲間が控えてるんですよ。
だから、クライアント役をやる人には普段以上の勇気が必要なんです。

このWSに初めて参加したときは「おいおいおい、公開処刑だろ勘弁してくれ!」と頭を抱えたものです。
だって親しい友人にですら話すのを躊躇うような悩みを、参加者全員に聞かれるんですよ。
中にはその日が初対面の人も混じっているのに!

ですがね……これが不思議と恥ずかしくない。
なんでかって?
理由は単純でした。

大なり小なり、自分と似た境遇を持っていて
そんな心の悩みと真剣に向き合おうとしているから。

赤の他人なんだけど、魂レベルの仲間なんですよ。
傷を舐め合うような依存関係でもなければ、必要以上に承認してくれるような都合のいい関係でもない。

ただそこにいて、独りで皆の前に座る自分がぐらつかないよう支えてくれるんです。

これが逆に勇気をくれるんですよね。
だからカウンセラーの声に耳を傾けられるし、自分の心にも集中できる。
めちゃくちゃ心強いです💪

そして周囲で見守る他の参加者も、4人の勇姿を目の当たりにしながら間接的に勇気をもらって愛着をチャージしていきます。
誰もが真剣に自分の心と向き合うので、本当に温かい時間だなぁと思いました。

WSが終わると、たくさんの人の顔つきが明るく晴れやかになっていたのも印象的です。

この半日で心の状態が大きく変化するので「明日から○○を実践しよう」という意識なく変われるのがポイントです。
苦手な作業や、苦手な上司との会話が普通にこなせるようになって「あれ?そういえばできるようになったじゃん」となります。
もちろんワークの浸透具合に個人差はありますが。
それでもほんの僅かでも、苦手のハードルは確実に下がったと信じています。

カウンセラーとクライアントの遣り取りとしては、クライアントの訴えに対してカウンセラーが疑問に思ったことを質問していく感じになります。
「このクライアントさんは、こういう問題がありそうだな」と見立てることは重要なのですが、間違ってもそれを口にすることはありません。
「あなた○○ですよね?」と図星を突けば、逆ギレされたり依存されたりしてしまうからです。
アドバイスもしてはいけません。
クライアントの気付きを信じるのがカウンセラーのお仕事なので、アドバイスをしてしまうとクライアントは考えることをやめてしまいます。

つまり、関係性崩壊ラポール・クラッシュ(勝手に名付けた)

カウンセラーとクライアントの関係はあくまで、横並びか、クライアントの一歩後ろに立つ感じです。
遣り取りにズレが生じたら都度軌道修正するだけで、基本的にカウンセラーの方からアクションすることはないんです。
そこがちょっとツラいんだけど、だからこそ自分で気付くから変わることができる。
そしてその変化をリアルタイムで喜び、承認してくれる支援者がいる。

だから自分もカウンセリングを続けてこれたんだと思います。

こんな体験を目の前で4人分も見られるって、めちゃくちゃお得だと思いませんか?
そりゃ愛着チャージもすごくなるよ。

 

いやぁ……本当に濃い時間でした。
お陰で今週はかなり気楽に過ごせています。
これが長く続くよう、自分を労る生活を続けていこうと思います!

最後に、👏と💌ありがとうございました!
お返事はただ今作成中なので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです🙏

まるふじりょうはうつくしい

定期的に出る発作みたいなものなんで許してほしい……

最近繋がっていただいた方がナントGXを視聴してくださっていて、それにあてられた私もちょこちょこ観てるんですが…やはり推しが出てるっていいですねぇ……

いつも二言目には「65話を観ろ!!」と喚く私ですが、ここで改めて私的亮くんselectionをご紹介します。
実はこの記事を書こうと思い立ってから、かれこれ1ヶ月近くかかってしまった……
他事もしてたし、シンプルに物量が凄まじくて中々終われなかっただけなんですが。

見知った人くらいしか読まれてないブログなんで好き勝手書きます!!
独断と偏見と腐脳に塗れてるんで、客観的事実が知りたい人はdアニかU-NEXT辺りで視聴することをオススメします!!!

 

まずはコレ!記念すべき初デュエル「8話」

登場自体は1話からですが、それまでずっと強キャラ傍観者的な立ち位置で、主人公である遊城十代くんのことを「おもしれーやつ」と高みの見物をしているだけでした。
つよつよのヒロインと肩を並べて。

ちなみにそのヒロインこと天上院明日香ちゃんとの交際疑惑ですが、いっそ清々しいほど何もありませんでした。
彼女の兄代わりとして側にいたとのことですが、本当にそれだけです。
あんなに美人なのに……さては君、女の子に興味ないな?

十代とデュエルすることになった理由は弟の丸藤翔くんにあります。
前話で重大な校則違反を犯してしまった十代と翔は、退学回避を賭けてタッグデュエルをすることに。
その特訓中に心が折れてしまった翔は、現実逃避のために島からの脱走を試みます。
が、呆気なく十代に連れ戻され「お前のパートナーはお前だ!」と熱く訴えられるも中々決心がつかず……
挙句の果てに一連の行動を亮に見られてしまい「逃げるのか? …それもいいだろう」と冷たく突き放されます。
そこでカチンときた十代くん、アカデミアの皇帝カイザーを前に勝負を挑むのでした。

この話の鍵ですが、丸藤兄弟と十代と亮の相違点と類似性じゃないかと思います。

まず丸藤兄弟について。
実は翔、十代に自分の兄がカイザーであることを話していなかったんです。
今まで話題にならなかったというのもあるんですが、今回のカムアウトによって表出した畏怖から、むしろ敢えて避けていたんじゃないでしょうか。

7話で幼少期の回想がちょっとだけ見れるんだけど、弟の言い訳を一切受付けずにデュエルを強制中止して「パワー・ボンドを封印する」なんて言われたら怖すぎるよ……
学ラン着てたし中学生ってことか?
達観しすぎか? こわ……

丸藤兄はこの頃から既に弟と擦れ違ってたんですね。

このことから、あまりにも複雑な兄弟の、確執ですらないギスギスを見守ることになります。
兄弟回めっちゃ少ないけど、多分これ以上解像度高くされると、もっとしんどくなってたと思うよGX……

お次に十代と亮の相違点と類似性について。
相違点はまぁ見ての通りですが、実は割と似通った点も多いんですよ、この2人。

デュエル馬鹿(褒めてる)は当然のこと。
直感が非常に鋭いところとか、自分の興味のある対象には時間や周囲を忘れて没頭してしまうところとか。
あとデュエル観も割りと似てる気がする。
デュエリストの本能なんて言葉を使う奴、ホントお前らくらいなもんだよ。他に使ってる人いたらゴメンな。

喜怒哀楽丸出しな十代と違って非常にクールな亮も、デュエルが楽しいと感じるポイントは同じで、だからこそ亮も普段見せない笑顔を浮かべていたんじゃないでしょうか。
互いが全力を出せば、勝ち負けを超える楽しさがあるんだよ。
お陰で急に変わった神作画によってドドド恰好いいサイバー・エンド・ドラゴンが拝めたしね!

このお話は、今まで負け無しだった十代が初めて黒星を付けられる回だったりします。
ここでカイザーの圧倒的な力量を視聴者に植え付けた訳です。

スタッフの熱いカイザー愛を感じました!!!

 

美しき兄弟愛とセンシティブ人形の爆誕「32話」

8話で見事レギュラーキャラとしてポジションを確立した亮ですが、何せ強キャラなのでほとんどデュエルさせてくれません。
というか、たまに全く登場しない回もある。
メインは1年生組だから、2年先輩に当たるスポットが少なくなるのは致し方ないのか……

これまでキャラ紹介的なお話が続いていたのが、この辺から明確なシナリオが展開されています。

それがセブンスターズ編

島に眠る3枚のカードを狙って〝セブンスターズ〟なる敵と闘うお話です。
3枚のカードというと前作〝デュエルモンスターズ〟に登場した〝三幻神〟を彷彿とさせますねぇ。
そうです、登場するんです、類似のカードが。

その名も三幻魔さんげんま

名前が〝三幻神〟と似ているのは、それに匹敵する力を持っているカードだからでしょうね。
危険な力を持つ三幻魔ですが、このデュエル・アカデミアがある島の地中に封印されています。
封印を解くには7つの鍵が必要で、セブンスターズはそれを狙ってやって来ます。

鍵を管理する校長先生は、何を血迷ったか思ったのか、指折りの実力を持つ5人の生徒に鍵を守護するように託します。
残る2つはクロノス先生と大徳寺先生がすることになりました。

まぁ、そんな感じで急に世界を破滅から守ることになってしまった高校生たち……それも1年生ばっか……
当然闇のゲームなんで、初戦は主人公がする羽目になってました。

で、この32話に登場する敵デュエリストは2人目です。
既に前話でクロノス先生が金言を残して散ってしまいましたが、今回はカイザーだしキッチリ仇を取ってくれるだろうと、誰もが思ったことでしょう。

バッッッッッット!!!!!!!!!

負けます。
ギャラリーの中に弟がいたので…(別に弟のせいではない)

カイザーなんて大袈裟なあだ名を付けられた男を負かすってめっちゃ大変だと思うんです。
普通じゃつまんないし、一方的だと視聴者は「カイザーww」ってなっちゃうし。
そういう意味では一番ベターな負け方なんだろうなとは思うんですが……なにせ卑劣…卑劣すぎて卑劣様もびっくりだよ……(こんな頃に卑劣様は登場してません)

ほんと、命懸けのインチキカードだな!!!!

効果処理のし方とかデュエルそのもののツッコミ所はまぁ…あるんですが、なによりもデュエルディスクを下ろすまでの兄弟の遣り取りよ…!
翔がどれだけ兄に対してデカいコンプレックスを持ってたのかが痛いほど伝わってしんどい……
そして目の前(イマジナリー)でそれを聞かされた兄の表情と科白よ……!

ねえ!!!
もっと!!!!会話!!!!!!!!
して!!!!!!!!!!!!!!(大暴れ)

「これからも頑張れよ」じゃねぇンだわ!!
お前の!!!そのデカい雄っぱいの中にしまってある気持ちを語れ!!!!!

視聴者のフラストレーションを完全にスルーする亮は、僅かに残っていた勝機を、人質になった弟を助けるために棄てて静かにデュエルディスクを下ろしました。

…からの、敵に奪われたサイバーエンドによってトドメを刺され、敗北。

身体から力が抜けていくような感じで膝をつくんですが、その際のカメラワークが大変ヘキです。
バックな上に引き気味だけどちょっとローアングルだし最高か……
お陰で元々長いおみ足が更に長く見えるし、必死に立ち続けようとしてガクガク震えてえっちだしホントご馳走様です……🙏

そんな経緯があって、伝説の〝下半身丸出しお人形~お兄さんver~〟が爆誕したわけです。
スタッフの趣味かってくらいクロノス先生verと出来が違うからぜひ見てほしい。

ちなみに卑劣な吸血鬼おねいさんの中の人はあのヨハン・アンデルセンと同じです。
何かの因果でしょうか。

 

今もなお語られる激アツ卒業デュエル「51話」「52話」

セブンスターズとの闘いも終わり、最高に間抜けな方法で三幻魔の封印を解いてしまった問題も片付き……季節はいよいよ卒業式です。
なんとこの学園、激重な使命を生徒に課した割りに授業は普通に回ってたんですよね。
スパルタ過ぎんか……

しかし学園のカイザーは成績もカイザークラス。
すべての科目で満点を叩き出し、見事卒業模範デュエルの代表に選ばれます。
代表に選ばれた生徒は、在校生の中から1人を対戦相手に指名することができます。

それで指名されたのが……GXの主人公遊城十代くんなんですが……

どうやら学校側がそれを伝えるのではなく、代表生徒が直接言いに行くシステムみたいなんですよね。
あんな設備しっかりしてるのに、ちょいちょいアナログなの妙だよなぁ。

初めてレッド寮を訪れる亮……その感想を弟に尋ねられると……

「味がある」

なんやねん、そのコメント……

しかしながら彼、1話の段階から妙に話が噛み合わないことも多く、勘のいい視聴者はただならぬ予感があったかと思います。
大正解でしたね!
その破壊力たるや、何かとおバカ発言の多かった十代すらズッ転ける始末…
普段からこんな調子なのかと思うと、間近で聞いていたであろう翔や吹雪が羨ましい何かと気にかけてしまうのも頷けますね。

そして流石の十代も、あのカイザーから直々に指名されては緊張を隠せない様子…
彼を気にかけてか、日課の灯台部の道すがら(じゃないかも知れないが)に顔を出しては「いつも通りいこう」と声をかける亮……
めっちゃエエ先輩やんけ……と惚れる視聴者が後を絶たなかったとかなんとか(ありません)

そして迎える〝卒業模範デュエル〟当日、デュエル場はいつもより厳粛な空気に包まれていました。
全校生徒に見守られて静かに対峙する十代と亮。
視聴者も思わず息を呑みます。

会場の異様な空気に耐えかねたクロノス先生が合図すると、いよいよデュエルが始まりました。
いつも通り、初手から切り札サイバー・エンドを召喚して圧倒する亮に、十代は過去のプレイを振り返って対策を取ろうと考えます。
これに違和感を覚えるレギュラー陣と視聴者。
どうも本調子じゃなさそうな雰囲気を漂わせながらAパートが終わってしまいます。

さてここでひとつ疑問に思いませんでしたか?
導入に時間かけ過ぎでは? と。

お客さァん……よぉッくタイトルご覧なってくださいよ。

そう、前・後編と分かれてるンすわ。

1期の集大成とも言える回なのでね、スタッフも気合いが入ったんでしょうね。
いつもよりシナリオが丁寧です。
前編は十代の調子が戻らないまま、不穏な空気を残して終わりました。

後編はその不穏を払拭し、激アツなデュエルへと様変わりします。
というかこれまでの文ちょっと読み返したら、めちゃくちゃしっかりストーリーなぞってて笑った。
しょうがないよね、卒業デュエルがあまりにも神回なんだもん。

前後編通して、この話のポイントは以下の感じでしょうか。

  • 天然ボーイ爆誕のレッド寮訪問
  • 野生児アイドル吹雪さん
  • 唐突なもぐもぐタイム
  • パワーとパワーのぶつかり合い
  • 青春のハイタッチからの大の字でアハハハ…

最後のシーンは特に貴重ですね。
あのカイザーがこんな屈託なく笑うシーンなんて後にも先にもこれだけなので……

 

転落はここから始まった…「57話」

さて2期が始まりました。
卒業デュエル回の翌週からサッサと新学期になるので、流石ドライのGXですね!

そして亮の卒業と共に十代たちも進級し、新入生が新キャラとして入ってきます。
中でも亮クラスタ的に注目したいキャラがコチラ!

「ィイヤッッッホォォォォォウ!!!」

……ならぬ、エド・フェニックス(cv.石田彰)です。
胡散臭い系か、ヅラをやらせたら右に出る者はいないと言わしめたあの方ですね。
というか、全話履修された方は何となくお気付きかと思うんですが……GXってかなり声優さんが豪華なんですよね。
なんでたった1話とか2話とかのために著名なベテラン使ってんだ???

あと余談ですが、GXの録音監督って三ツ矢雄二さんなんですよ。
役者も然ることながら、裏方スタッフも豪華だなぁ……

プロになっても絶好調なカイザー。
連戦連勝という破竹の勢いでリーグにルーキー旋風を巻き起こしています。
その活躍にはスポンサーもニッコリで、なんか高級そうな車で亮の送迎をしようとします。

しかしここは我らがカイザー。
丁重にお断りした上で徒歩で帰宅すると言い出します。
自分の知名度には壊滅的に無頓着ですねぇ。
しかも街並み的に日本じゃなさそうだし……本当に大丈夫???
上機嫌でファイトコスチュームのまま目抜き通りを闊歩する様は最早シュールです。

このまま自宅なりホテルなりに到着するのか?と思いきや、どこからともなく悲鳴が聞こえて……
現場へ急行しますが、既に事が終わった後でした。
男を襲った人物は、その影だけを残してすぐに去って行ってしまいました。

「お前の運命はすでに決した」

そんな意味深な科白を残して……

後日、心に妙な痼りを抱えたまま迎えたエド戦。
そうです!この試合こそ、絶好調だった亮が初黒星を上げる記念すべき日なんですね!!!

2人の入場は大変華々しいものでした。
学園時代を凌駕するほどに激しいカイザーファンと、その上を行くエドファン……
そのほとんどが女性……
万丈目くんも嫉妬を隠しきれません。カワイイネェ

ところでデュエルの結果は冒頭で話した通りなんですが、そもそも「たった1回の敗戦をマイナーリーグ落ちまで引っ張るとかメンタル弱すぎかwww」と思いませんでした?
私もチョット思いました。
が、これには理由があって、これまでの放送で彼の負けを思わせる描写ってひとつもなかったんですよ。
唯一の敗戦は32話だけで、しかも勝てば弟の命が危なかったから、自ら負けを選ばざるを得なかったんです。

主人公並かそれ以上に徹底して負け姿を想像させない演出をすることによって、いざ純粋な黒星を上げる際に、キャラクターが受けるショックを大きくさせようとしたんじゃないでしょうか。
だって卒業デュエルですら引き分けだったんだぜ……

学園の中において、亮は誇張なく頂点でした。
けれどそこから外へ出ると、数多の猛者と闘うことになる。
自分がいかに狭い世界で驕っていたか、あるいはいかに世界の広さを知らなかったかを痛感させられたわけです。

あんなに相手を小馬鹿にするデュエルなんて、たぶん今まで一度も出遭ったことないんじゃないですかね。
煽り耐性の低さがそれを物語っています。
まぁ確かに自分のエースモンスターをいいように扱われて観客に笑われるとか、私が同じ状況だったらめっちゃイライラするわ。
そうして屈辱的な敗北を喫し、のちに深刻なスランプに陥って連敗していきます。

リアタイ期、亮に対して半ば潔癖症的なハマり方をしていた私にとってかなりしんどい回でした。
でも大人になって改めて視聴すると、その負けが彼のデュエリスト生命をどれだけ長らえさせたかよくわかります。
〝カイザー〟を名乗ったまま、制服の延長のような衣装を纏ったまま続けていたら、きっともっと早く実力の限界を感じて舞台から降りていたでしょう。
ヒール転向だのイメチェンだの闇落ちだのと言われてでも、本当の意味でデュエル・アカデミアから卒業するために必要な儀式だったと、今なら思えます。

まぁ、すべて拗れたオタクによるクソデカ感情に過ぎませんが。

 

ねぇコレ本当にホビアニなの…?「65話」

おまたせ(おまたせ)

ヘルカイザー爆誕回です!!!!!!!!
今更何を語るんだって話ですが、正直何回でも紹介したいんでさせてください。

前項のエド戦から連敗が止まらず、ついにマイナーリーグ落ちしてしまった亮。
テレビ中継もされず、会場の規模も小さくなり、挙げ句の果てには観客らしい観客もいなくなっています。
残っているのは、落ちぶれたデュエリストを見て世の中の憂さを晴らしたいような人ばかり。
〝最下位ザー〟とか野次が秀逸ですよね。
声に出して言いたい日本語……

亮の顔つきにも覇気がありません。
普段なら真っ直ぐ前を向いてデュエルをするのですが、終始俯いてばかり。
魔導サイエンティストのダイレクトアタックでトドメを刺されるという無様な屈辱的な敗北に、ほとんど顔を見せることなく静かに会場を去って行くのでした。

てか、サイエン使うということはカタパルト・タートルも入ってたのかなぁ……構築が悪質過ぎんか(わからない人は「サイエンカタパ」で検索だッ!)

そして来ました、裸イザー……
スポンサーと契約切られる回想すらお出ししてくるとか、どんだけシビアな現実見せてくるんだよ、これホビアニだぞ。
最後にシャワーカットで〆……なんと臍下まで映してくれるサービスっぷり。
今まで露出のの字すらなかった丸藤亮が……なんてあられもない……!(水曜18時に流れたアニメです)

こんな古くて汚いスタジアムにもちゃんと選手用のシャワールームがあるって手厚いなぁ、と感心するのもつかの間。
皆さんお待ちかね、怪しいプロモーターの登場です。

そうです、モンキー猿山です。

もっと他に名前はなかったんか。

顔つきから身なりから、全身で「怪しんでください」オーラ全開で大変面白いですね。
1周回ってシュールです。
しかし我らがカイザーに警戒心など皆無です。
違和感はありそうな顔こそしましたが、断る文句が非常に弱い。

「自分はプロリーグの加盟選手だから、移籍するつもりはない」

なんてさぁ……「じゃあ移籍しなければいいんですね?」って言われるに決まってるじゃん。
仕事なくなったグラドルが、稼げるバイトがあるからってAVデビューする話なんだよ???(違います)

まぁバチボコにメンタル弱ってる最中にあんな「アナタの才能を埋もれさすには惜しい!」なぁ~んて言われたら、たしかについて行きたくもなるよなぁ。

何となくアメリカのスメルを感じる街の裏通りにある雑居ビルの地下へ向かう2人。
会場へ足を踏み入れると、そこにはクソデカい檻と、その周囲を取り囲むように配置されたテーブル席に腰掛けて待つ、仮面姿の怪しい客たちでした。
客層は上等そうなんだけど、何となくヤバ目なヘキが見え隠れしてて、明らかに異様だとわかります。
これ以上進んでは絶対ダメだと、視聴者は一目でそう感じたでしょう。

しかし当事者である彼はどうやら、そのヤバさに気付いてない様子。
促されるまま檻の中へと入っていきます。

対戦相手として現れたのは、筋骨隆々で何故か半裸の男。
遊戯王名物である〝デュエル・マッスル〟を持つ、マッドドック犬飼の登場です。
どっかのモンキーとよく似たネーミングですね、グルなのかな?
しかし犬と猿で犬猿かぁ……グルだがさては仲悪いな?

しかしGXが視聴者のツッコミを待つことなく、淡々と衝撃増幅装置を装着させられ……いざデュエル!

犬飼氏の扱うカードは、図体に似合わずかなりの頭脳派です。
なにせバーン(効果ダメージ)が多い。
素殴りしたのは、マルチプル・スライムの1回こっきりなんですよ。

あと、機械族メタがエグ過ぎる……

どう考えてもカイザーを貶めるために、モンキーとマッドドッグが結託したとしか思えない都合のいいデッキ!!!!
こんなピンポイントでサイバー完封するとか当時のカードプールであり得るかァ?って話ですよ。
墓地が〝第2の手札〟とか言われてるのなんて、最近の話だからな!!
ウイルスカードと手札抹殺のコンボとか、もう凶悪の極みやん……

まぁ何か、ずっと負け無しだったらしいので、たぶんマッドドックによってデュエリストが再起不能になるという筋書きを目論んでいたんでしょうね、猿山さん。
その生贄の山羊スケープゴートに丸藤亮を選んだ君の着眼点は見事なものだよ。

引くモンスター、出すモンスター、すべて相手のカウンターを食らって葬られ、ダメージを受けまくる亮。
しかもバーンデッキ特有の少ダメージのせいで、じわじわと嬲られるような苦痛が続きます、いやらしい。
普段ならダメージを受けても大してリアクションをしない亮ですが、衝撃を増幅されているのでめちゃくちゃ悲鳴を上げてくれます。

う~~~~ん、苦悶の表情が実に絵になる🤤

あの表情と悲鳴だけで白米が無限に食えます。
ちなみに私は叫び切った後の呻き声が好きですね!
あと手札抹殺の効果説明後に入る「コイツ……!」と悪態つくカットも無限に擦れる。
何より作画がいい!!!

ずっと劣勢に立たされて絶体絶命な亮……果たして彼は勝って檻から出られるのでしょうか。
それとも負けて大衆の慰み者にされてしまうのでしょうか。
後者の展開がないってどういうことだ。

しかしそこはカイザー、どんなにスランプといえど、あれだけ精神的に追い詰められればさすがに黙っていません。

初めこそサイバー・エンド・ドラゴンの召喚に拘って何度も返り討ちに遭っていましたが、最終ターンで覚醒します。
ちなみに例のカットで出てきた青いオーラは闇の力でも何でもありません。
いち人間によるただの闘気的なものです。
デュエリストってヤバいですね。

覚醒1発目に発動したのがリビングデッドの呼び声というのもめちゃくちゃアツい!!
地獄みたいな声を出しながら、どん底から這い上がろうと逆襲を始めるんですよ!!!
ある意味地獄の始まりとも言えるんですが、それはまた後ほど。

しかも復活させたのがプロト・サイバー・ドラゴンというのもまたいいですよねぇ。
プロトタイプの略だと思ってるんだけど、つまり〝試作品〟とか〝原型〟みたいな意味じゃん。
つまり変化や進化の暗喩を感じるじゃん。
まぁ実際は、サイバネティック・フュージョン・サポートで全サイドラが除外されてただけなんですが。

あとは初手から既にオーバーロード・フュージョンをサーチしてたのには、勘のいい視聴者はツッコミを禁じ得なかったでしょう。
それだけ彼のデュエルセンスは天才的だったということですね!!!(強引)

全部拗れたオタクの深読みに過ぎませんが!!!

そんなわけで華麗に顕現したキメラテック・オーバー・ドラゴン
「キメラティック」じゃないよ「キメラテック」だよ。
その圧倒的な暴力によって絶望的なライフ差を取り返し、更に逆転勝利を決めてしまいます。

どう見ても頑丈そうな檻をへし折り、テーブルを破壊し、もうもうと立ち上る土煙……
2005年12月28日、地下より生まれし怪物が誕生したというわけです。

年末にこんな激重AVを流すんじゃない。

お話の最後、ヘルカイザーとして返り咲く亮の姿が中継され、それを見た翔が兄との決闘を仄めかして終わります。
その際、夜●月風な顔をして立つ亮の腰には……「R」ではなく「K」のバックルが。
後にも先にも「K」バックルだったのはこれだけです。
作画ミスだったのかな。

あとこの話放送中、地震速報のテロップが出まして、そのマグニチュードは4.8
キメラテックの攻撃力も4800だから……地下デュエル場は日本に存在していた……?

 

サイバー流ってナニ?私もわからん「83話」

ここで長らく謎に包まれていたサイバー流の秘密が明かさ…………れません!!!!

そもそもサイバー流なるワードはこの回が初出なんです!
伏線すら張られなかったとかどういうことなの…

プロリーグに返り咲いてしばらく、順調に勝利を重ねていくヘルカイザー。
ただデュエルをしているだけだというのに、何故か毎度病院送りにされてしまう対戦者……
当然、衝撃増幅装置なんてものは使っていません。ナンデダローネ

会場を去る足取りの向こうにはあの猿山さんの姿が。
アナタ今度はマネージャーになったのね。
これだけ見てるとすっごい悪役に見えるから不思議です。
ただデュエルしてるだけなのに。

ヒール転向はどうやら猿山さん発案のよう。
そんなプロレスみたいなイメージ戦略があるのか……カードゲームを使った、ただの個人競技スポーツやぞ。
まぁ「才能を預からせてくれ」と言った責任はちゃんと果たしてる辺り、たぶんそんな悪い奴じゃない。

しかぁーし!!!!

世渡りというものが全くできない我らがヘルカイザーは、そんな猿山さんの手腕を高く買うどころか、一方的に追い出してしまうのです。
「失せてもらおう」って……そりゃないぜ……😭
お陰でアニメからも完全に失せちまったじゃねぇか……

ところで丸藤亮ってのはですね、大変に得な男でして。
準レギュラー的立ち位置でそんなに出番も多くないのに、衣装のバリエーションがほんと多いんですよ。
白燕尾の制服、制服にしか見えないプロ衣装、ヘルコート、そして……

ガチ登山服!!!

なんで!!!!!

ほんとはもっと歩きやすい登山道とかあっただろうに、なんであんな断崖絶壁をダイレクトに登ったんだ?
がんばりゲージめっちゃ使ったろうな……ガッツ料理も途中で食ったろうな……とか考える私は立派なティアキン廃人です。
地底探索して採掘という名の奇襲かけるの楽しいよね。

さて、お寺の本堂みたいな建物の中で待っていたのはまさかの人でした。
人物紹介的な回想が挟まれたけど、ここまで順番に視聴した人ならもうお馴染みでしょう。
なぜ師範ポジなのかはわかりませんが。

そしてそんな目上の人に対して敬語を忘れない亮……もうさぁ、育ちの良さが滲み出とんのよ……
何がヘルカイザーだよ、地獄の皇帝だよ、ヒール転向だよ……
君にはヒールなんざ向かんのよ。
でも挨拶もそこそこにさっさとデュエルディスク構えるところはおヘルって感じでよきです😊👍

それよりも師範の背後にかかってる掛け軸の説明をしてくれ!!!

いつも通り初手でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚する亮、ここで師範から衝撃の思い出話を聞かされます。

サイバー・エンド・ドラゴンって、サイバー流の免許皆伝者の証で、それを亮は9歳で会得したって!?
つまり亮と師範はアカデミア入学前から師弟関係にあった…ってコト!?

しかも道場が山奥だから当然生活もここだったろうに……
文字通り血と汗と涙を流して修行に明け暮れたって……幼い亮くんは一体……
ここで何をされたんですか!!?!??!?!!?!!??!?

モブの姿を見る限り、どうも丸藤少年よりも年上な人がチラホラ……というか、多くね?って感じで、さぞ性根の曲がった兄弟子たちに疎まれたことでしょう。
それでもピュアハートを守り続け、ヘルカイザーになるまで無垢であり続けた君は本当にすごいよ……(違います)

あとこの回1番の視聴ポイントは、丸藤少年の貴重な頬染めシーンです。
照れるな、襲うぞ。

あと余談ですが、拙作の同人誌の中に和綴じの本がありまして。
そこに掲載した格言的なやつはここから引用しました。
意外と何気ないシーンだったでしょ?😊

さて回想はここで終わりますが、師範の懐古談は止まりません。
それに一言も発しなければ一切の反応すら示さない亮、サイボーグか?
満を持して口を開いたかと思えばまぁたド直球な。
これだから弟との仲が拗れるんだよ。
というか冒頭の翔の体育座り……ちょっと胸が痛みますね。
あんなに尊敬してた兄が悪役みたいになって、そりゃショックだよな……

話を元に戻して、ここで初めて裏デッキについて言及されます。
陰と陽って言うもんだから、サイバーのルーツって中国か何かでしょうか?
確かにサイドラのデザインって龍というより🐉竜🐉って感じだもんね。
サイバー・エンドもちょっとオリエンタルな雰囲気があるし。

で、なんでかつての修行場で師弟対決を仕掛けたのかって話ですが、後の激ヤバ設定をお出しされる裏デッキを手に入れるためなんですね。
なんか弟子が暴走して師匠に決闘を挑む話って、弟子側がすごい闇落ちした場合にありがちなんですが……この子、ただ強くなりたいだけなんですよね。
別に悪さするためじゃないし、自分の愛用するデッキと共に高みを目指したい的なことも言ってたので。
だから師範も、こんな果たし状めいた呼び出しをして実力行使で止めにかかる必要なんざ本来ないわけで。
やはり愛弟子だからか「道を踏み外してるから元に戻してやらなきゃ」精神が働いてるんでしょうかね。
「思い出せ」と言っている辺り、余程の未練を感じます。

しかしそんな過去の思い出程度で止まる亮ではありません。
余計な語らいもなく淡々と進むデュエル……緊迫感が伝わってとてもいいですね。
サイバー・エンドも奪われて、一見するとピンチのようにも……いや見えないな。

全く喋らない主役の代わりに語り倒してくれる師範。
彼の口からリスペクトという言葉が出る度に、それこそが亮を縛り付ける呪いの根元になっていたことがよくわかります。
今までの亮のデュエルって、サイバー・エンドありきのコンボばかりだったんですよ。
実際のOCGにおいても切り札が1枚だけの危険性ってとっても高くて、それだけで相手に手を読まれてしまう。
だからこそ亮はエド戦で惨敗を喫し、そして連敗しまくったわけなんですよね。
65話でもサイバー・エンドの召喚に拘ってたし。

でもそれが間違いだと気付いた亮は、師範の読みを超えるコンボを繰り出します。
そう、

「鬼にならねば見えぬ地平がある」コンボ!!!

とても19歳とは思えない科白ですね~

師範の読みではサイバー・エンドを取り戻すと踏んでいましたが、実際は相手の切り札を奪って罠を掻い潜るという戦法に出た亮。
彼の方が1枚上手でした。
そしてお決まりのオーバーキル。
こんなかっこいい悪役があって堪るかよ(一般プロデュエリストです)

ちなみにサイバー・エンド・ドラゴンの心を見るというのはカードの活用法を読み解く的な意味であり、実際に見えてる訳ではないはずです(た、多分…)
別に精霊を視認できるような特殊能力なんてないし。
ただまぁ〝サイバー流積み込み〟と言われるような戦い方をする辺り、もしかしたら本当に見えてるのかも知れない。

勝敗は言わずもがな。
過去の思い出に縋る者と未来を見据える者とでは、後者に軍配が上がるのも道理です。
師範の必死の制止も虚しく、裏デッキを奪われてしまい、デュエルは幕を下ろしました。

同時に、ここから丸藤亮による人生3倍速物語が始まったのです。

余談ですが、最後のデュエルマガジンになぜか猿山氏のインタビューが載っています。
そこには秘密の地下トレーニング施設のワードが……

いや秘密は守るって言ってたやんけ!!!
棄てられた腹いせに告発したんかな!!!

 

ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part1「89話」

誰をも寄せ付けない孤高のカイザー――丸藤亮に親友がいることを、皆は知っているだろうか……

その存在はアニメ放送初期から言及され、ビジュアルも出され……しかし行方不明であったせいで長らく全貌が謎に包まれていた(……のかなぁ…?)
彼の存在は亮受け界隈を震撼させ、まだ口調も性格も何もわからない写真だけの存在にも拘わらず、甘いマスク天上院明日香の兄という2点だけで二次創作がされたほど……

そう、天上院吹雪である!!!

世の視聴者は待ち焦がれていただろう。
親友と謳われながら、彼らと2つ下の後輩たちに話のスポットが当たりまくっていたため、絡みらしい絡みが全く描かれなかったことに。

しかもその片割れが順当に卒業してしまったせいで、最早親友回は絶望的と思われていた……が。

ほんとアニメスタッフありがとう!!!!
この回も一生擦り続けます😭😭😭

さて皆さんお待ちかね、吹亮セッ……ならぬ吹雪VS亮のデュエル回です。
まじでずっと待ってた。

ここへ至るまでの吹雪は洗脳ヴィランだったり、アイドルだったり、厄介恋愛伝道師だったり、ヒロインだったりと様々で、明日香や亮を困らせる存在ということしかわかりませんでした。
詳しくは47話の明日香VS万丈目のラブデュエル回をどうぞ!
めちゃくちゃ表情豊かで緩いカイザーが見れます!!!

今回のお話ですが、前項の師弟対決の続き的なお話になります。
師弟デュエルの終わりに学園主催の世界大会へ出場するようメダルを渡された亮は「称号は不要」と言いつつも、新たに手にした裏デッキの肩慣らしに丁度いいと言い残して去って行きました。
その言葉通り亮は島に上陸しているらしく、一度亮に敗れた校長は、なんと吹雪を呼び出して亮を止めてほしいと頼むのです。

どうやら校長の見解では亮は闇落ちしてしまったと思っているらしく、裏デッキがその後押しになってしまわないかと危惧しているようです。
親友である吹雪なら、心の闇に染まってしまった亮を助けることができるかも知れない……と、こんな感じらしい。
確かにダークネスに心身共に囚われていた吹雪なら適任かも知れませんね。

ただ何度も言いますが、亮は別に闇の力に頼ったわけじゃないんですよ。
ちょっと性癖の歪んだエンタメをお届けする地下デュエルで肉体的、精神的に追い詰められ四面楚歌な状況から「どんな形でもいいから勝ちたい」という欲求を見出しただけなんです。
果たしてこれを闇落ちの一言だけで片付けていいんでしょうか!?(熱弁)

サイバー・エンドの心は見えてるって言ってたじゃん!!!!
それもこれも言い訳しない上に語りもしないコミュ障のせいだよ……

さて本編、なんか熟年カップルみたいな雰囲気を漂わせる2人。
断崖から見下ろす吹雪と、思い出の灯台で佇む亮……
再会を喜ぶ素振りもなく、無言で2人が向かったのは、火山の麓。
そこでわざわざダークネスの衣装に着替える吹雪……たいへん気合いが入ってます。
てかなんでそんなの持ってるの???
そして彼の手には黒いオーラを纏うデッキが。
これはセブンスターズのダークネスの刺客として十代と戦う際に使用した真紅眼レッドアイズデッキです。
だからなんでそんなの持ってるの????
曰く、親友と同じ闇に潜って一緒に帰ろうとのこと。
いや自己犠牲甚だしくない?????

ちなみにあのデッキ、ダイナソー竜崎とか城ノ内くんは関係ありません。

遊戯王のお兄ちゃんズってなんでそんな自分の身を顧みないの。
これだから世の腐女子が狂うんだよ。

さていよいよ始まりました親友対決。
先攻の吹雪、初手から大ダメージを与えるコンボを繰り出して亮に褒められます。
ねえその褒め方本当に19歳????

後攻の亮も負けていません。
サイバー・ダークのお家芸とも言えるモンスター装備の効果でレッドアイズの雛くんと合体します。
当時は相手の墓地も対象だったんですね。
更に初手で受けたダメージを逆手に取って巨大化を発動、瞬く間にレッドアイズの攻撃力と並びます。
こんな早々から高火力モンスターの応酬が見れるって、当時はほんとにロマンだったし2人が親友と呼び合う仲なのも頷けますよね。
というか、効果説明するときの亮の声、ちょっとえっちじゃない?

カードを展開していく度にダークネスの残留思念に苦しむ吹雪と、それを静かに見る亮。
そんなカットがちょこちょこ挟まれていきます。
語らずして人物の内面を描写するというのは私の好きな演出の1つなんですが……それにしたって無表情過ぎるし何も言わなさ過ぎじゃない?
相手が吹雪じゃなかったら友達やめてたよ。
闇に囚われないよう声をかけてやれよ。
たぶん「俺は闇に囚われていない」と言うだけで全部丸く収まる話だぞ!!

そんな視聴者の叫びも虚しくデュエルは続いていきます。
しかも人目を忍ぶつもりが、真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴンの召喚によって空模様が変わり、十代・翔・剣山に気付かれてしまいます。

カットが変わり、2体目のサイバー・ダークのお披露目です。
OCGのサイバー・ダーク使いの方は1番お世話になっているであろうエッジちゃんです。
見た目も技名も1番すき😘

なぁ~んて言ってる間にどんどんダークネスの干渉がツラくなってきた吹雪。
どうやら真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴンを強化してくと力を増していくシステムらしい。
それでもギリギリ踏みとどまって攻撃を仕掛け、3000の戦闘ダメージを与えようとします。

……が、そんなもので倒れるヘルカイザーではありません。

ついに来ましたパワー・ウォール!!!!
カードを投げ捨てる防護壁!!!!!!

そのあまりにも残虐極まりない所業は、ギリギリで踏みとどまっていた吹雪の心をへし折ります。
よって、満を持してダークネスが登場。
それでもピクリとも反応しない亮。
なんでかなぁ……

しかし人格が切り替わってから、元々口数の少なかったデュエルがより淡々としたものになっていきます。
でもせっかくの煽りを遮ってモンスター召喚するのはあんまりよくないと思うぞ。
自分が引き金引いちゃったから責任感じてるのかな。

まぁ今回は裏デッキお披露目回でもあるので、しっかり切り札も召喚させます。
そしてずっと静かだった亮の効果説明に、ようやく熱が籠もっていきます。
ずっと準備してたもんね、よかったね!

自前の効果によってみるみる攻撃力を上げていく切り札モンスターくん。
どう考えても周到な頭脳プレイにしか見えないのに、それを傲慢な戦術だと言い切る翔…‥ドウシテ…

そして形成は一気に逆転し、切り札の攻撃によって勝利します。

脳内に直接語りかけながら(???)

ずっとかけてほしかったセリフは、このタイミングでお披露目です。
イマジナリートークに近いので、このときの亮は大変素直。
そして語調も昔のようにとっても柔らかいです。
つまり善人な性根は変わってないということですよ。
余りにも不器用すぎる……!

そしてあの口元だよ!!!!!!!!!!!

人間なんだから
魂で通じ合うな!!!!!!!!!!!!

なのにアレだよ!!!!
いつまで下手なヒールを演じるつもりなんだよ!!!!!
君に信頼や尊敬を寄せる人が絶えないってのはそういうことなんだからな!!!

ちなみに当時の心境をそれとなく語るお話があるんですよ。
〝タッグフォース3〟ってゲームなんですけど。
なんとこれ、在学時代に親友に困らされたエピソードとかも別軸で語ってくれるので、双璧(吹雪と亮のこと)好きな人は見てほしい……

なんであれをアニメでやらなかったんだって思ったけど、動きと声が付いたらたぶん耐えられなかった気がするのである意味ゲームでよかったです。

 

ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part2「95話」

散々引っ張りに引っ張ったダイナミック兄弟喧嘩回です。

兄弟喧嘩というには少々一方的な気もしますが……

65話にてヘルカイザーが爆誕してから、彼がメインで登場する回には必ず沈鬱な顔の弟が出て……そのわかりやすい伏線に、視聴者はテンションを上げていきました。
いやぁ、待ちましたよ。

お話は大変クールにメダルを獲得していく翔からスタートします。
負けたモブも言ってたけど、ちょっと前までゴミ箱に隠れた奴と同じ人と思えない変貌っぷりだよな!(詳しくは87話「がんばれ!おジャマトリオ(前編)」をチェックだ!)

翔特有のこの別人のような二面性は視聴者によっては少ししんどいらしい。
ただ忘れがちだけど、彼らってティーンの中でも最も多感な高校生って設定なんですよね。
あの頃ってこの人・・・と決めた相手に依存レベルでゾッコンになっちゃうし、その相手に裏切られたら悲劇の主人公みたいに嘆いて恨んで自暴自棄になっちゃうし……
何かと自分に都合よく事実をねじ曲げてしまう傾向があるのが、思春期の特徴だと思ってます。

そういう意味では、この丸藤翔という男……とっても年相応な性格してるんですよね。
誰かがいないと自分を保てないのに、かなり自分に都合のいい期待を寄せてしまうところがまさしくって感じ。
思春期を通過して久しい自分としては「そうだよね、あの頃って周りの人にいっぱい振り回されてつらかったよね」って共感が湧いてきます。

しかし彼が等身大のティーンだからといって、この兄弟デュエルが心温まるお話になるわけもなく。

むしろ肉親らしからぬ無慈悲さで、翔は心身共に追い詰められてしまうのです。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???

兄のためにと組んだデッキ(というか一部のカード)が装置の機能と最悪の化学反応を見せたことで、翔は自前で酸のラスト・マシン・ウイルスを想起させるバーンダメージを喰らい続ける羽目になります。

そしてそんな見え透いた持久戦にあのヘルカイザーが屈する訳もなく……
中々通らない大ダメージに苛立つことなく、対者を完全に消耗させてしっかり勝利するのでした。

デュエルの最中「元のお兄さんに戻ってほしい」の気持ちで必死に訴えかける弟だが、全く耳を貸さない兄。
前回の親友戦では多少の温情を感じる場面が随所に散りばめられていたのに対し、兄弟戦では1つとして挟まれません。
この扱いの差は一体何なんだ……

ただ終始楽しそうにデュエルする亮の姿に、視聴者はただただ宇宙猫になるしかありませんでした。
デッキが変わっても火力で押し潰してくスタイル……嫌いじゃないよ……

そんなわけで記念すべき兄弟対決は、兄の方に軍配が上がり幕を閉じたのです。

 

美しき兄弟愛と(なぜか)漂う死相「137話」

なんと、もう3期も後半です(早いな)。

でも空白の42話の間、全く出番がなかった訳じゃないんです。
ただメインじゃなかったってだけなんで割愛しました。

個人的なオススメは128話の「宝玉獣VSサイバー・エンド・ドラゴン」ですかね。
今まで各話に1体しか出なかった彼の大型サイバーを存分に味わえます。
表裏サイバーオールスターズです。
しかもデュエルに呼ばれた理由が闘争心が強くてたくさんのデュエルエナジーを放出してくれそうな人とのことらしく。
たしかに闘争心はほとんどが闇落ちを疑ったレベルで強いし、デュエルエナジーのことはよくわからんがGX随一のパワーアタッカーだしな(ATK4000超えは当たり前)
ちなみに当時、歴代最高ATKを叩き出したのは、卒業デュエル回の36900なんだそうです(無限大は対象外だよ!)
たしかゼアルが放送されるまで抜かれなかったはず。

他は131話にも出ましたかね。
これは異世界から戻ってきたはずの十代達が、ヨハンを捜すためにもう一度異世界へ渡ろうぜってなるお話です。
そしてこの決断こそが、ド鬱展開の始まりとなるわけなんですね~
いきなり137話を視聴すると、背景とかで「観る作品間違えたか!???!?」と困惑必至なので、一旦131話を観てからでもいいかも知れません。
まぁそれでも理解が追いつかないことには違いありませんが。

で、肝心の本編。
何が起きたのか委細は省きますが……まぁ翔の回想がすべてです
ヨハンというかけがえのない親友を失ったショックから逃げるように、ひとりで突っ走ってしまう十代。
彼の様子に苛立ちや心配を覚えながらも、なんとかついて行こうとする万丈目たち。
しかしついに暗黒界というカテゴリーのモンスター達によって、十代は仲間を人質に取られてしまいました。
万丈目、明日香、吹雪、剣山。
あろうことか、古くからの見知った友人たちでした。
人質ひとりひとりには、それぞれ1つだけ負の感情を増幅させる呪いを施されていて、それを爆発させると肉体が消滅し、魂が儀式の生贄にされるという設計です。

……おいおいおい。

デュエルで儀式をするな。
というか、デュエルで命の遣り取りをするな!?

デュエルには十代が勝ったのですが、儀式は不完全ながらも形になってしまいました。
そしてずっと一緒だった仲間に弁解する暇もないままひとりぼっちになってしまった十代は、覇王という心の闇に閉じ籠もってしまったのです。

儀式が不完全だった理由はご覧の通り。
本来は翔も生贄の対象だったんです。
けれど何やかんや難を逃れており、暗黒界の奴も「1人足りねぇ!」となりながらも仕方なく決行したという訳です。

しかし儀式は済んでも呪いは残ったまま。
十代への疑心は強くなり、ついには彼との記憶すら抹消しようと考えるようになりました。
でも冒頭で夢を見たり、ふとした瞬間に思い出が蘇ったりしてて、めちゃくちゃ未練を感じる。
挙句その未練を断ち切る手段に、デュエルディスクを投げ捨てる始末……
こう、自分の気持ちに正直になれないとこが思春期って感じで大変よきですねぇ……

あといつの間にか行方不明になってたおジャマイエローがかわいい……
今後の鬱展開で唯一の✨癒やし✨ですよ。
最初はつっけんどんとする翔ですが、元来困ってる人を放っておけない性格なので、丸腰でも助けに走っちゃう!

あんなクソデカムカデ相手によくやるよな……どう見てもノープランっぽいのに。

いよいよ万事休すか!……というところでまさかのブツが投擲されます。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???(2回目)
というかアレ、投げた衝撃でも反応するんだね……便利じゃん。

そして慣れた手さばきでいつも通りサイバー・エンドを召喚する黒マントの男……
顕現するモンスターの姿に、翔はようやく自分を助けた人物が兄だと気付きます。
視聴者はもっと前から気付いていたことでしょう。
だって投げたブツが……ねぇ?

ムカデVS3つ首竜
なぜか竜の方が明らかなサイズ負けをしていてヒヤリとしますが、どうやらちゃんと攻撃力は反映されているよう。
2800VS4000の戦いです。
方首を拘束されても残る2首が反撃します。
そしていつもの必殺技が炸裂!弟諸共爆風に巻き込んで吹っ飛ばします。なんで!!!
力を加減するということをしない辺り、とってもらしいなって思いますね!

一段落……からの、来ました!
お待ちかねの心臓発作です!!!!
どこのホビアニに胸部のレントゲン出すやつがあるかよ!!!!

とにかく役者さんの演技がたいへん光ります!
呼吸すらままならないと言わんばかりにくぐもった苦鳴。
あまりにも生々しくて当時キッズだった私はリビングで観るのが居たたまれなくなったよ!!!

どう見ても死亡フラグですが、当人は発作が治まると何食わぬ顔をして気を失った弟の傍にいます。
こんなところで兄弟らしい演出をするんじゃない。

今回は自分を見捨てて突っ走ってしまった十代に対する失望と未練で葛藤する翔の話です。
本人は未練を断ち切りたいと考えているようですが、それを逃げだと指摘する亮。
さてはどっかで隠れて見てたな。

頭では理解していても何が正しいのかわからなくなって翔は、亮に助けを請います。
「兄さん」と……

兄さん……にいさん……ニイサン…………

兄さん!!??!?!???!?

とんでもない衝撃を食らって呻く視聴者をそっちのけて兄弟の不器用な遣り取りは続きます。

「お前自身がもう決めている」???!!?!?!?!?!

なんでさあ!!!!!
どうしてさあ!!!!!!
こんなさあ!!!!!!!!

今更いいお兄さんムーヴをかまさないでくれ……
もともといいお兄さんだったけども……
(実弟に電気ショックデュエルを仕掛ける奴がいい兄なわけあるか)

お陰でこの後に登場するエドとの熟年コンビみたいな雰囲気が入ってこないよ!!!
なんだよ「亮」呼びってさあ!!!!!

この回はなんか色んな人の呼称が変わるので脳味噌がバグります。
カロリーがヤバくて胸焼けしちまうぜ……

 

プロコンビによる異世界エンジョイ術「141話」

実はこの話のメインは別の人だったりします。
でも冒頭があまりにもあまりで脳味噌が破壊されるから見てほしい。
せめて冒頭だけ……

公式で主従ごっこすることなんてあります!?
よりによってあのプロコンビが!!!!

プロコンビとは
プロデュエリストでありながらGXの準レギュラー枠にいるキャラクター2名のこと。
具体的には丸藤亮エド・フェニックスのことである。

見てくださいよこの異常なまでの馴染みよう!!!
めちゃくちゃ異世界エンジョイしとるやんけ……
他の連中が各地の集落を回って真正面から敵アジトを叩くという派手な動きをする中、人気ひとけの少ない場所に潜伏して静かに立ち回るとかさぁ……
あまりにも玄人なプレイだから、もしかして潜入経験でもあるんですかね?(ありません)

スタッフもめちゃくちゃわかってる配役にしてて、cv石田彰な執事が胡散臭くない訳ないじゃんよ……って感じでゲラゲラ笑いました。
しかもcv前田剛の方は勝手にサイバー流道場異世界支部立ち上げてるし。
つかそのタペストリーどっから持ってきたんだよ。

とーぜん諸々のツッコミに対する説明はありませんでした。
まぁ、遊戯王だしな(麻痺)

敵の斥候からぶん取った馬代わりの恐竜を颯爽と乗りこなし、いよいよ大立ち回りをしかける準備に入っていきます。
というお話でした!!!!!

2人の言う通りどう見ても正当ヒーローじゃないし、潜入を熟知したような動きだし、何より未知の世界にいるってのに普段通りに落ち着いてる!
あと無駄にかっこいい!
胡散臭い!!!!!

あとBパートの遣り取り見てると、どうやら参謀ポジはエドの様子。
亮にマクロ組む系はできないと思ったんでしょうね
私もそう思うよ。
頭脳明晰な設定は一体どこへ行ったんでしょう(遠い目)

 

命を燃やし切るアナタは美しい…「146話」「147話」「148話」

ところで丸藤亮には命日(偽)があります。
8月15日なので、一緒に泣いてください(???)

はい、やって参りました。
丸藤亮が最高の輝きを見せてくれる回(3部立て)です!!!

ますは146話!
青空サイバー流道場です!!!!!

覇王としてたくさんの人たちを傷つけてしまった自責から、十代は〝融合〟のカードが使えなくなってしまっていました。
皮肉にも彼のデッキのキーカードが融合なので、紙束同然です。
このままでは巨悪と戦えないと考えた亮は、あろうことか強引にデュエルをしかけてきます。
おい、ここ異世界やぞ。

いつも通り速攻でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚し、新カードと合体させて唐突なデュエル講義を始めました。
十代の場のカードをひとつひとつ丁寧に破壊していきながら、最適なコンボを代わりに説明していく様はまさに……エターナル・ド正論・バースト……
端的に事実を突きつけてくるんで、その殺傷力に視聴者も涙目です。

どう見ても傷心の相手に追い打ちをかけているようにしか見えないので、亮の決死の訴えも届かず……
やがてお手上げと悟るや否や、怒りのままにトドメを刺そうとします。なんで。

が、彼もまた別の意味でボロボロでした。

都合よく暴れ出す心臓発作からデュエルは中断。
これにより、亮の死亡フラグが周囲にバレてしまいます。
急展開に混乱する翔やら先生やら。
この騒ぎに乗じて、十代はその場から逃げ出してしましました。

心臓病の原因が地下デュエルなんて、そんな引っ張らなくてもわかっていたよ。
というか猿山氏追い出した後も、さては通っていたな?

そんな死にそうな身体で十代の目を覚まさせようとしてたんか…と言うクロノス先生に「そんな善人じゃない」と自嘲する亮……ほんとそういうとこだよ

仮にもヘルカイザーなんてご大層なリングネームもらってる身なんだからさ、もっと不遜に堂々としててくれよ。
この後に及んでまだそんな苦し紛れの悪人アピールしてんのかよ。
お前が真性の善人だってことは周知の事実なんだよ。

いい加減認めてくれ!!!!

他には十代が覇王軍の残党とデュエルする話でもあるんですが、今回は割愛させてください。

お次に147話!!
こちらもAパートはほとんど残党戦なので、当記事のメインはAパート後半からになります。

しかしその前に3期の黒幕の思惑がここで判明します。
何かFF8の時間圧縮を彷彿とさせる壮大な計画ですね。
ここぞ、というときにしか姿を現さない黒幕ってマジの強者なんだよ。
3期はね、GXで1番のサビなんです……メンタルはお亡くなりになりますが。

それにしてもクロノス先生ほんといい奴になったよな……
元々憎めない性格してたけど、1期の所業がかなり酷かったから、私はむしろコッチに感動です。
というか亮と先生がちゃんと会話するのって、ほんと少ないので大変レアです。オススメ。
看病しながら人生について情熱的に語る先生の姿に、何となく胸を打たれたような顔をする亮……実はこれが悪夢の始まりだったりする。

そしていよいよ黒幕と初エンカ!
その祈念すべき1戦目に選ばれたのは、なんと丸藤亮でした!!
謎本能で強敵の気配を察知できるアンタはすごいよ!!!

姿はヨハンなのですが、ただならぬ雰囲気に亮は違和感を覚え「お前は、誰だ」と言い放ちます。
何度も言いますが彼は精霊が見えない一般デュエリストです。
たった1回しか対峙してないのに、その勘の鋭さはなんだ。おヘルセンサーか。

そして妙な解釈で、先ほどの先生の格言をすぐに実行しようとする君は、大変に厄介な教え子だよ。
ちゃんと敬意も残っててね、私が教師ならこんな変に素直な生徒なんて御免ですね!

デュエルはヨハンの先攻から。
いきなりヤバそうなフィールド魔法を張ってきやがります。

今ならわかる……演出上しょうがないとはいえ、最優先に除去しないと駄目なカードだったよ……
ああいうカードがあるのとないのとでは、アドの取れ方も全然違うからね。

珍しく冷静にデッキを分析するモノローグが入り、そのフィールド魔法の厄介さも勘づいていましたが……
やはり吹っ切れ方がおかしいヘルカイザーは、ろくに対策も取らずに力押しする戦法に出ます。
なんでだ。

余談ですがクロノス先生がタニヤっちのことを「怖い」と評した理由ですが、36話〝三沢っちVSアマゾネス! ムコとりデュエル〟をご覧ください。
一般生徒の三沢くんとタニヤっちが一緒に行動する理由も知れて大変面白いです。
恋は盲目……

そして亮の読み通り、コストを支払えば戦闘ダメージを免れるという効果を発揮するフィールド魔法……雑に強いじゃん。
しかし逆境で燃える男は何故かワクワクしています。
お願いだから破壊して……

カードの回転的に何となくヨハンの方に軍配が上がりそうだなぁと思っていたら、ついに異世界でライフダメージを喰らってしまいます。

見てーーーーー!!!!!
喉絞りまくったような呻き声!!
生々しくて大変えっちですねぇ……

沸き立つ視聴者に対してお通夜モードの現場。
傷心の十代が1番まともな訴えをしてるんですが、デュエル脳に冒された戦闘狂は聞く耳を持ちません。
妖艶なBGMと相俟って「余計なことをするな」と言う亮の苦しげな声にも色を感じます(感じません)

でさぁ~~~~~待ってたかのように十代の目の前でわざわざ融合を発動する徹底ぶりよ。

そう、彼も実は融合使いだったりするんですよね。

前に十代と亮の類似性について話をしたと思うんですが、2人とも切り札を出すための鍵となるカードが融合であるところにね、なんかもう運命を感じるんですよ。
あと「お前ならわかるだろう」ってさ、自分の行動を正当化するために非言語で同意を求めないでくれ!
ダメージを受けて逆境に近付くほどにワクワクするってさ、たしかにそうなんだけど君の場合は屈折してんのよ。
そもそも生死の境を彷徨わないのが前提なのわかってる!??!?!?
まぁ、今まで死にかねない状況に十代が気付いてなかったってのもあるけど!

そして融合で召喚したサイバー・ツイン・ドラゴンと融合解除のコンボによる怒濤の手数で、相手のダメージ無効ストックを減らしていきます。
もはや雑草魂なくらい泥臭くてしつこいな!
これでトドメか!?というところで次回に持ち越しとなります。

そして最後の148話!!!
デュエルは終わりません!よかったね!!!

皆さんお気付きかわかりませんが、この話、丸藤亮総集編みたいに表サイバーが大盤振る舞いされるんですよ。
サイバー・ドラゴンから始まり、サイバー・バリア、サイバー・ツインときて、お次は何が来るんでしょうね……

さて、泥臭コンボで球数を減らして安心……するかと思いきや、これが却って悪手となりヨハンの切り札を召喚させてしまいます。
それでも動揺しないどころかちょっと嬉しそうな亮……なんでぇ???

相手のデッキがMTGマジック・ザ・ギャザリングで言うコントロールに近い動きをするので、当然サイバー・バリアのバリア効果は無効化され、3200の戦闘ダメージをモロに喰らってしまいます。

そしてサイバー・バリアの次に来るモンスターといえば、やはりサイバー・レーザー・ドラゴンですよね!
召喚コストは激重だけど、この子の破壊効果はめっちゃ便利。
ノーコストなのがとっても嬉しい。
でもまぁ、破壊できないんですけど。

そうこのデュエル、亮の繰り出す手を悉く封じられてしまうんですよ。
切り札くんと、あの厄介なフィールド魔法くんによって……
流れは完全にヨハンに向いています。
が、無策という訳ではないようで、亮も負けじとカウンターをしかけていきます。

亮の扱うデッキってMTGで言うところのランプに近いんですよ。
だから宝玉獣デッキとの相性がとても悪い。
場を一掃するカードも持っていないため、ヨハンの敷いた鉄壁の布陣を突破するには、地道に相手の資源を枯渇させてくしかないんですよ。
未知のカード相手によくやるよ……

ヨハンの言う通り、どれだけ足掻いたところで劣勢には変わりない。
それでも絶望しないのは、勝敗が決した後の未来がないからこそ「今」に集中することができるからです。
未来がないから絶望のしようがないんですよね。
目に見える戦況は劣勢だけど、心理戦は有利。こんな感じです。
お陰でメンヘラ全開のヨハン(中身ユベル)に「正気か?」とドン引きされます。
わかる、たかが娯楽に私もドン引きだよ。

そして新カード登場、サイバー・ヴァリーちゃんです。
当時この子には私もお世話になりました。

メタ的なお話をすると、この頃OCGでは強欲な壺も天使の施しも禁止カードになっていて、レギュレーションを反映させないといけないアニメでは使えなかったんです。
いつの間にか登場しなくなった汎用カード、ありませんか?
そうです、当時は禁止カードだったんです。

そういう事情から手札を増強するのに別のカードを代用しなければならず、登場したのがヴァリーちゃんという訳なんですね。
いっぱいカード効果持ってるから何度も登場するよ!

そして増やした手札でオーバーロード・フュージョンを発動するわけなんですが……
オーバーロード・フュージョンと言えばあのカードが思い浮かびませんか?

いいえ、新カードです。

キメラテック・フォートレス・ドラゴン!!!

こいつから繰り出される怒濤の連続攻撃があまりにもアツい!!!!!
ここは65話をオマージュしたシーンとなっていて、5連続攻撃をするのですが、当時と違ってまとめません!
1打1打、丁寧に攻撃してくれます🤗
ここでも役者さんの演技力が光りますね、渾身の攻撃って感じがダイレクトに伝わります。

皆さんは第何打がお好きですか…?
私は4打が魂削ってる感じがして最高ですね……💕

血を吐くような声で最後の1打を放ち、そしてAパートが終わる。
そう、こんな激アツなシーンがまだ前半なんですよ。
後半はどこまで熱くなるんだ……

今回のデュエルですが、かなりハラハラする展開が多いですね。
何となく一進一退にも見える攻防ですが、少し俯瞰すると、ヨハンの掌で踊らされてるのがわかります。
全体的にヨハン(inユベル)の方が一枚上手なんですよ。

しかも多分、踊らされてる本人もそれがわかってる。
だから足掻くんです。
勝敗を超越した、自分の中で最も輝かしいと思えるデュエルがしたいから。

だから命日なんですよ。
こんな姿を見せられてる弟の気持ち考えたことあるか。
翔ってデュエルで2度も兄を亡くすんです。
32話とコレね。そりゃ涙もフライングするよ。

さて、一体彼はどんな風に負けるんでしょうか。
もう心臓も限界が近いです。

そしてラストドローで引いたカードが本当に憎い!!
丸藤兄弟の代名詞とも言えるアレ!!!
カード名だけで瞬く間に胸熱展開に持って行くGXはやっぱりすげぇぜ!!!
回想シーンもサイバー・エンド・ドラゴンの大盤振る舞いです!!!
こう、キャラクターと視聴者とのボルテージがリンクするアニメは神って相場が決まってるんだよ。
私の目も十代と同じく✨キラキラ✨です。

あと言い忘れてたけど、このサイバー・エンドを召喚する際のBGMが最高に神だから耳かっぽじって聴いてほしい。
サントラ未収録なので😭

そしてここでおヘルらしからぬ善人ムーヴが発動します。
相手がヨハンの身体を借りてる別人だと初めから気付いていた亮は、トドメを刺す前に猶予を与える訳なんですね。
本来ヴィランってそんなことしませんから、いかに彼が知人友人たちに見栄を張ってるだけのお人好しだということがよくわかります。
そういうことすると私が狂うからほんとやめてほしい。

結局引き剥がすことはできなかったんですが、思い切りのよさを出すために自分のことを「ヘルカイザー」呼びするの自らに言い聞かせてるようで泣く。
そう、彼はヘルカイザーと言われるようになってから一度も自分をそう呼んだことないんですよ。
人に言われて、それを肯定するかのように口にすることはあっても。
でもカイザーはあった、58話で(ラブデュエル回の次の話です)。

この後の展開はサイバネティック・ゾーンのカード効果を読まないと理解できないんですが、要するに「介錯は要らん」ということです(???)
相手にトドメを刺されて負けるのではなく、パワー・ボンドの自爆コストを受けて自ら幕を下ろそうというわけですね。
結果は変わらんが!
復活したサイバー・エンドのATKが16000になってたのは、多分サイバネティック・ゾーンの効果でしょう。

そうして、3週(実質2週)に渡って行われた壮大なデュエルはヨハン(inユベル)にデカい爪痕を残して終わりました。
最期のお別れで自暴自棄めいた発言をするのは、きっとヘルカイザーの枷から解放されてただの丸藤亮へと戻ったからでしょう。
今までの自分の行動がどれだけ周囲に迷惑をかけていたのか、きちんと自覚していたからこそ、戻るに戻れなかったんじゃないかと思います。
ヘルカイザーが闇落ちと違う一番の所以ですね。

光の粒子となって消えていく様子も、上空で複雑な表情を浮かべる亮の顔の年代が遡っていく様子も、何だかとても大きなカタルシスを感じます。
そして大粒の涙を流して兄と叫ぶ弟……色々と失いまくった少年には大き過ぎる離別です。

ありがとうGX。
ありがとう丸藤亮。
君のデュエルは永遠に不滅だよ……

 

こんな隠居老人みたいな20歳があって堪るかよ「163話」「164話」

死んだと思った?

ざぁんね~ん!
生きてま~~~~~~~~す!!!!

でもなぜか他の皆と比べて、帰りが遅かったのはどうしてでしょうね?
十代が大人になる旅の道中で拾ってくれたのかな?
もしかしたら本当に死んでたのかも知れません。

無事に元の次元へ襤褸雑巾の如き有様で帰還した亮は、心臓の治療のためにアカデミアの療養施設で入院することに。
というかこの学園、病院まで併設しとるんか。

家族は?とか当たり前のことを尋ねてはいけません。
そこは遊戯王なので、兄弟だけで完結させなきゃならないんです。
2人は切っても切れない肉親なので、病弱な兄を弟が世話をするのは必定なのです。
……そんなわけあるか。

もしくは校長が愛弟子を側に置いときたくて公私混同しちゃったか……
それはちょっとキモいな……

別人と言っても過言でないほどに覇気を感じない亮。
その顔つきはもはや未亡人です。実際は故人になるとこだった方だけど。
声音も1期を彷彿……よりもなお丸くなった印象を受けます。
前田氏、演技が上手すぎる。

兄弟の関係は見違えるほどに良好です。
天上の人と地下5階の駐車場というあまりにも大きな確執は3期で決着したので、その隙間を埋めるかのように弟が看病します。依存か?
車椅子越しに見る兄の背中の小ささよ……
あと病院着の合わせ目から覗く鎖骨と胸元が大変えっち……
というか、素肌の上から着てません?コレ。

翔から同級生の進路について聞かされながら、終始憂い顔をする亮。
弟の未来を案じているのか、それとも自身の停滞に絶望しているのか、定かではありません。
ただ純粋に羨む言葉を発しているので、このままではいけないという自覚はあるのでしょう。
ここは学校だ、相談しろ

散歩の帰路、ついに冒頭に登場したあの男について亮の耳に入ってしまいます。
校長はまたしても脅威から愛弟子を遠ざけようとしているようですが、今回は英断ですね。
だってデュエルしたら病状が悪化しちゃうんだからね。
でも異世界編ではモンスターが実体化してたから割と納得できたんだけど、元々はソリッドビジョンでしょ?
臨場感あり過ぎんか?
しかし一部のアトラクションだと「心臓に不安のある方はご遠慮ください」みたいな注意書きも見たことあるし……

校長の忠告に翔も便乗します。
だってまた兄さん亡くすとか御免だよね!私も嫌だよ!
鮎川先生も亮を諭すので、完全に3対1となり不利……のはずがまるで動じない亮。

こういう男がね、妙に聞き分けがよくて静かなら絶対目を離しちゃいけないんだよ。
こういう男の「わかってますよ」とか「オーバーだな」とかね、絶対に信じちゃアカンのよ。

ホラね!!!!!
夜中に果たし状受け取って抜け出しちゃう!!!!!
オマエ自分の状態わかってんのか!!!!!!!!

流石にパジャマのままとはいかなかったようで、いつものヘルコートに着替えて海岸へ。
決闘の正当性を高らかに語る道場破りくんに対し、普段以上に静かなヘルカイザー。
すっごくかっこいいけど、多分立つことすらしんどいんだろうな。
「御託はいい」とか強がっちゃってさぁ。

今回亮が扱うデッキは裏サイバーです。
個人的には表裏で混ぜて使ってると解釈してますが、如何せん実際のOCGでも全く噛み合わないカテゴリーなんで、毎度別々に登場します。
一度は混ぜて使ってるところが見たかった……

それはさておき、相手方の使うデッキ〝サイコ流〟と言うのですが、まぁつまり、サイコショッカーデッキです。
創設者はエスパー絽場かな。

このデッキを知ってる人ならおわかりかと思うのですが、遊戯王界隈ではトラップキラーとして有名なカテゴリーです。
今はカードプールが膨大になったので刺さりにくくなったけど、当時はトラップ封じられるとめちゃくちゃキツかった。
そんな遊戯王イチ有名なメタデッキと、亮は戦う羽目になっちゃった訳なんですね。

裏サイバー流といえば、輪廻を独断しちゃうサポートカードがありますね。
2年前にようやくOCG化されたアレです。
コイツがコンボの鍵を握っているため、実はめちゃくちゃ分が悪いんですよ。
機械族メタといい、いつも相性悪い相手ばかり宛がわれてんな。

しかも今の亮は心臓病に加え、未亡人(嘘)というデバフ付き。
形骸化したようなコンボばかりが目立ちます。
更に結構なライフダメージも負っているのではやり発作に襲われ……
大変に不利な戦況です。

割と早い段階で駆けつけた翔や十代も、亮の異変に気付きます。
そうだよね、苦しいはずなのになんでデュエルを続けてるんだろう。
デッキに借りとか一般人わかんない。
というか道場破りくん、目の前の人がすごく大変な状況なのに容赦ないな。

一度は活動を止めた身体は早々に限界を訴え、ついには倒れたまま動けなくなってしまいました。
流石に3度目の喪失を味わいたくない翔は降参サレンダーさせようと兄の手を使います――

そんな腐抜けた選択を、デッキが許してくれるでしょうか?

と言わんばかりに電流が翔の脳天を駆けていきます。
そこで何か火が付いたらしく、3日後に仕切り直すことになりました!
翔くん……最初はすごく情けないキャラだったのにこんな凜々しくなって……

ここまでが163話です。
164話に続く……

回復していない身体のままデュエルしたことにより危篤状態へと陥った亮は、すぐに緊急手術を受けます。
デュエル・アカデミア……まさか手術室もあったなんて……どんだけ設備が充実してるんだ。

どうにか成功し一命を取り留めた亮ですが、生死の境を彷徨ったにも拘わらずケロッとしています。
「なぜ止めた」とか愚問もいいとこだよ。

ここで心臓病の意外な原因が発覚します。
今まで衝撃増幅装置を使った地下デュエルによるダメージの蓄積かと思いきや……なんとデッキそのものに命を削る力があったらしい!
そりゃサイバー流発足と同時に封印される訳だよ!!

ならもっと厳重に保管しとけとかいうツッコミは置いといて、それでもなお自分を高みに引き上げてくれたからと恩義を感じる兄にキレた弟は、その手からデッキをひったくって施設を飛び出して行きました。
そう、今度は彼が裏デッキを使う話になるんです。

人様のデッキなので、イキナリ使っても理解できない。
なのでひとまず回してみて感触を確かめなきゃいけないんです。
しかしまったくデッキが応えてくれない。
他人のデッキなのでどうカードを切ればいいのかわからない。
この辺がリアルデュエルと共通する部分を感じて「わかる~~~~~!!」って首がちぎれます。
しかも引けば引くほど使い手にダメージが入り、2日目の夕方にはもうボロボロです。
そこは視聴者もよくわからない。

このお話は翔がメインで、狂言回し役は十代です。
悩み落ち込む友達の隣に腰掛けながら、不器用に寄り添う言葉をかけていきます。
正解を出すのではなく、自ら正解を導けるようにちょっとだけ手を引く感じかな。
友達の気付きを信じてくれるんですよね。
こういうところ、137話の兄弟シーンを思い出すなぁ。

そんな遣り取りからデッキ構築の結論を見出した翔は、襤褸雑巾のような有様の制服を着たまま約束の3日目を迎える訳です。

途中までのデュエルは〝これまでのおさらい〟といった風に兄と同じでした。
でもここから苦戦を強いられていきます。
殺意を増したアンチ・トラップコンボが発動するんですね。
これには流石の翔も、分が悪いことに気付きます。

たしかにこんな、どこにでも刺さるようなメタデッキ使われちゃあ苦戦も当然だわな。
使い手の道場破りくんもご満悦です😊
ずぅ~っと翔のこと「ボクちゃん」呼ばわりしてて「わからせてぇ~~~~~!」ってなる。
君の目の前にいる子、もう高校3年生なんやぞ。
令和の今なら、卒業したら成人やぞ。

兄の恩義やら、卑屈だった過去の自分やら、様々な記憶や想いを背負って足掻いていく翔。
兄弟デュエル回では姑息な持久戦をしていたあの頃が懐かしく思えるほど、ちゃんとカードを生かしたデュエルをしています。
というかめちゃくちゃ凜々しい顔つきになったなぁ……
芯のある声だからカード効果を説明してるときなんか、すっごくお兄さん味を感じる……
強固な理性を感じるというか……!!(ろくろを回す手)

意外にもサイバーが似合う翔。
これには離れた場所から観戦する亮も驚きです。
てか、十代が連れ出したのね。

さて……めちゃくちゃ劣勢です。
ドロー&エンドって完全に手札事故やん、とか思ってたら……亮のデッキにはなかったカードが。
これが翔の導き出した裏サイバーデッキの進化の可能性なんです。
サイバーしか使わないと思っていた道場破りくんの顔に、ちょっと焦りが見えますねぇ。

コンプレックスに塗れていたあの頃を振り返るシーンが挟まれる回は神回と相場が決まっています(こじつけ)
思わずデュエルを忘れて涙ぐんじゃうところがもう健気ですよね……

そして、ようやくデッキが応えてくれたという翔の逆転劇が始まります。
兄弟の象徴として選ばれたのは、パワー・ボンドによって召喚されたサイバー・ダーク・ドラゴンドラゴンロイドを装備する姿です。
このコンボには、燃え尽きていた亮もニッコリです。
それにしても親父くさいセリフを吐きますね!!!
我が推しながら老成し過ぎでは?????

そうして更に絆の深まった丸藤兄弟は、新しいプロリーグを2人で創るという夢を胸に未来へスタートを切るのでした……

新……プロ、リーグ……???
ずっと、考えて……いた……?????

いつから…………???????????

 

おまけと拍手お返事

そんな訳で長丁場お疲れさまでした。
ここまで書いた文字は2万8000字ということで、さぞ読むのが大変だったと思います。
私も書くの大変だったよ……

ここからは大きく取り上げるほどじゃないけど正直めちゃくちゃオススメしたいお話について、なるべくサラッと取り上げていきたいと思います。

 

●「47話」明日香VS万丈目、ラブデュエル

名言「また吹雪の悪い癖が……」が爆誕する回。
カイザーの顔が大変緩い。通称緩カイザー。
吹雪と亮のコンビが好きな腐女子は、この回と89話を永遠に擦り続けながら生きているんです。
あとは後述のゲームですね。
万丈目の恋心と吹雪のお節介心が悪魔融合するこの話……めちゃくちゃカオスだし、明日香はかっこいいし。
これの後に1期のラスボスとエンカするって考えたら、スタッフの情緒が心配になります。

●「56話」翔VS昆虫おねいさん

なぜか丸藤亮のガチファンとデュエルさせられる翔の話。
カイザーの弟ってだけでいい迷惑だよ。
普通、推しの弟ともなれば多少の敬意はありそうな気もするけど、このおねいさんはかなり重度の同担拒否ムーヴをかまします。
見た目も派手で厄介な匂いがプンプンする。
きっと推しと結婚したいタイプのファンです。怖いね。
あとそのロケットに嵌まってる写真、どっから手に入れたんだ、寄越せ。

●「64話」翔VS剣山、No.1アニキストの戦い

なお、吹雪が介入するため、そこはかとないホモのスメルが……
ここに丸藤亮は出ないんですが、吹雪が彼の名前を口にするんです。
「亮が、弟を本気で怒らせたら怖いって言ってたな」って……
もしかするとお兄さん、弟のマジギレにビビって今まで距離置いてた……?
というかアナタ、弟に何しでかしたの……???

●PSPソフト「タッグフォース」シリーズ(1~3)

オススメは「3」です。3をやってください!!!
2種類の丸藤亮が楽しめるんです!!

1つ目は、アニメ軸4期のヘルカイザーが、アカデミアの各地を転々としながらヘルカイザーとしての所業を振り返ります!!!!!
よくないことをしてる自覚はあったし、そんな自分に手を差し伸べてくれた人にも感謝してるけど、自分で決めた道だから後に引けなかったって話をします!!!!!
無理!!!!!!!!!!!!!

2つ目は、ヘルらなかったif軸の4期で、アカデミアの各地を転々としながら、親友のトラブルに巻き込まれた過去を振り返ります!!!!!!
「覚えていないか?」とか尋ねられますが、そんな記憶はどこにもないよ!!!!!
ここは剪定事象だからね!!!!!!つまりロストベルト……
全イベントデュエルに吹雪がいます。
もう一度言います。
全イベントデュエルに吹雪がいます!!!
意味がわからん!!!!!

まぁ、ゲームに関しては〝実際にデュエルする〟というコストがかかるので、ストーリーが気になるならyoutubeかニコニコに転がってるプレイ動画の視聴をオススメします。
デュエルパートが面倒ならすっ飛ばせるし。

ちなみに「1」と「2」については以下の感じになります。

TF1:アニメ1期を想定。仲良くなると反応に困るダジャレをかましてくる。あと校長に対する扱いが辛辣。デュエルの腕はかなりいい。一部アニメのサントラがゲームに使われてる。

TF2:アニメ2期を想定。出番が少なかったので個別のストーリーはなし。偏食が極まり過ぎて最高効率とされた餌付け作戦が通用しない。AIがゴミ過ぎてもはやバカイザー。

 

以上になります!!!
トータルで3万文字を超える長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

それでは最後に以下より👏お返事です!

6/17「応援しています!」の方
前回のブログにありがとうございました!
無事に鑑賞会が終わり、GXの視聴を始めてくれた人もいてすっごく嬉しかったです!
やはり推しの沼は嵌まってくれる人を待つのではなく、しっかり嵌まるようにターゲットの進行方向へ仕掛けるのが大事だなと思いました!!

この他👏のみも大変励みになります!
閲覧、反応ありがとうございました✨

イベントお疲れさまでした!!

5/4はスパコミお疲れさまでした~!
スペースでは新刊が間に合わず、無配でお茶を濁した感じになってしまいましたが、手に取ってくださってありがとうございました😭✨

さてGWも明けて通常営業(?)に戻るので、今後についてお知らせできたらと思います。

 

新刊「Dekadenz und Verblen」について

前回のブログではサラッとお知らせしましたが、当方の不手際により今回はスペースに並べることができませんでした。
本当に申し訳ありません。

入稿そのものはGW前に済んでいまして、手元に本が届くのを待つのみです。
通販の準備も可能な限り進めているので、詳細が固まり次第またここでご案内いたしますね。

続報をお待ちください🙇

 

既刊の通販について

スパコミで旅立った分を在庫に反映させました!
現地へ足を運べなかった方は、ぜひ通販をご利用くださいませ。

どの本もフォント~紙選びまで拘った思い入れのあるものばかりです。
皆さんのご注文、心よりお待ちしております🙏

通販ページへ

 

本を読み終わったら…

よければ皆さんの感想やコメント、スタンプなど反応をいただけると嬉しいです💌

ほんのワンシーンについてでも構いません。
少しでもグッとくる場所があれば、ぜひ作者までお知らせいただけると今後の励みになります。

新刊でなくても、大昔の作品でも、時期は全く問いません。
皆さんの反応お待ちしています。

一言やスタンプのみの方はwaveboxへ、長文の方は当HPのメッセージフォームまたはGoogleフォームまでどうぞ!

wavebox Googleフォーム

 

もしも本が完売したら…

現在利用している自家通販サービスでは、本が在庫切れになると再販希望ボタンが生成される仕様になっています。
万が一本が完売した場合は、そちらで意思表明をお願いいたします。

当サークルの頒布物は、単価からもわかる通りかなりコストをかけて制作しています。
中にはフルオーダーメイドで印刷されたものもあるため、初版の再現ができない場合もあります。

すべての意向に沿うことは難しいかも知れませんが、一定の要望があると判断したものについては前向きに検討いたしますので、何卒ご理解くださいませ。

 

次回参加予定のオフイベは?

ごめんなさいありません。

財政状況とか、別件の活動とかのスケジュールを鑑みると、年内にもう1回…は難しいなぁという感じです。
ただやはりこの時期のオフイベが1番楽しいのも事実なので、来年のスパコミにはまた参加したいですね。
ジャンルは今のところGXのつもりですが、急な沼にハマるかも知れないので確約できないです。
実は結構な浮気性なもので……

1年はまだまだ長いので、この間によさげなオンイベを見つけたらそっちにも参加したいですね!
そのときはまた告知させてください。

できれば今年はSS投稿をもう少し強化したい……💪🔥

 

スパコミに参加して

ほんっっっとうに久し振りのオフイベでした。
なぁーんか前回の記憶が薄いなぁと思ってたら、最後に参加したの2021年7月の阪バトですって。
そりゃ薄くもなるわ。

今回は前乗り~当日帰宅のスケジュールで動いてたんですが、もう前日のDAY1の段階で真夏みたいに暑いとの情報が……
フツーに春ファッションで出かけてしまった私、無事汗だくになりました😇
この暑がりがよォ……

前日は同じく前乗りした友人と晩ご飯を食べつつお品書き作成をお願いし、無配の印刷でコンビニのコピー機がエラーを吐き、当日スペースでは両サイドからの哀れみの視線に恐縮しながら製本し……
相変わらずの体たらくでほんと、お見苦しいところを見せました……このスケ管クソ野郎め。
友人には頭が上がりません……ほんと、いつもありがとう……🙏

両サイドのサークルさんとはCP違いにも拘わらず、同じGXサークルということで色んなお話をさせていただきました。
思い入れのあるシーンの話とか、リアタイ当時の異様な放送時期とか、キャラクターの使用するカテゴリーの解釈とか。
あとはお互いの作った本の執筆秘話とか。
まさかデュエルについて詳細に描写した同人誌を書いた人が私以外にいるなんて思いもしなくて、めちゃくちゃ意気投合しました。
その節はこんなお喋り野郎とお話してくださってありがとうございました…!

アフターも、急なお誘いにも拘わらずご一緒していただきありがとうございました😭✨
ずっと面と向かってお礼が言いたかったので、その念願が叶ってめちゃくちゃ嬉しかったです!!

今まであの熱量でGX語りのできる人がいなくて布教ばかりしていたので、今回はいつも以上に喋りまくってましたね。
鬱陶しかったかなぁと少し反省しつつ、それでも同じ熱量で語らえたことが嬉しくて、やっぱりオフイベっていいなぁと思いました。
コロナ前と同等の賑わいに戻ってたのもよかったなぁ。

どちらの方も「丸藤亮はえっち男」と連呼しても、ドン引きするどころか全力同意してくれて、私は喜びのあまり心臓が止まるかと思いました。
本当にありがとうございます。

 

拍手レス

めちゃくちゃ溜めまくってて本当にすみませんでした🙇💦
以下よりお返事申し上げます。

3/28「応援しています!」の方
「春は別れの~」にいただきありがとうございました!
初めてアンソロ企画を立ち上げて右も左も分からない中、何事もなく終えられたのはある意味で奇跡だと思っています。
貴重かつ最高の思い出になったので、機会があればまたやってみたいですね。

3/30「応援しています!」の方
「春は別れの~」にいただきありがとうございました!
再録解禁してから、ようやく企画の終了を実感しました。
肩の荷が下りたような、寂しいような、不思議な感覚でしたね。
もし気が向いて何かしらの企画をたちあげたら、また見守っていただけると嬉しいです。

4/11「超好きです…最高の三天才ありがとうございます…ッ!!!」の方
「Three years later」に感想をありがとうございます…!
大好きな三天才合宿に参加したくて、とんでもなく居残りましたが執念で書き上げました。
ダークネスから戻ってきた藤原のその後について、アニメではかなり前向きに描写されていましたが、実際は何も解決してないんですよね。
ここからは亮も吹雪も島からいなくなってしまう。
本当の意味でひとりになってしまった藤原の学生生活がどうなるか、そこに焦点を当てて描いてみたいとずっと考えていました。
哀しいかな人の心って、そう簡単に変われないんですよ。
彼はきっと人の関わり方に悩み苦しみながら、与えられた学生生活をどうにか全うしたんじゃないでしょうか。
そうして門出の船から外の世界に出て……親友の出迎えでようやく超克への一歩を踏み出すことができたんです。
そんな想いが、本作で少しでも伝わっていたら嬉しいです。
お読みいただき、本当にありがとうございました!

4/18「応援しています!」の方
「Three years later」にありがとうございました!
合宿の時期になるとどうしてか藤原の話が書きたくなるんですよね。
なんとなく、春って藤原っぽい感じがするし。
出会いと別れが隣り合う季節に、彼の人らしい悩みはすごくマッチするんですよ。
また少し解釈が深めれた気がします。
お読みいただきありがとうございました!

4/23「応援しています!」の方
「……賽は投げられた~」にいただきありがとうございました!
そして脱稿したにも拘わらずイベントに間に合わず、本当にすみませんでした…!!
通販の準備が整ったらまたご案内するので、よければ手に取っていただけると嬉しいです。

5/6「応援しています!」の方
「5/4「超俺タン2023」おしながき」にいただきありがとうございます!
ギリギリ告知な上に価格の表示をミスしてしまって、ほんとすみませんでした…
久し振りのスパコミはめちゃくちゃ楽しかったのでまた参加したいですね。
イベントお疲れさまでした!!

また、ボタンのみも励みになります!
拍手ありがとうございました✨

今回はアオキさんの一挙手一投足から存在そのものに至るまでドスケベ極まりないからジムと四天王周回できなくしたんですか?

どうも~!
新刊の到着が待ち遠しい10です~
今回は1点、📢お知らせさせてください🙇

 

通販サービス変更のお知らせ

これまで利用していた「BOOTH」について、実は11月末にこんなお知らせがありました。

要するにpixiv側が禁止商品や要修正商品と判断したら、相応の処置をします、という内容です(めっちゃざっくり)
具体的に何が該当するのかは規約を読んでみてください。

で、禁止商品については写実表現の記述があるので多分大丈夫だとして、問題は要修正商品の項目です。
「要修正商品」とはを読んでいくと、「実写あるいは写実性が高いなどの実在性の高い表現方法ではないが~」と前置きして具体例を列挙してるんですよね。
個人的にこれがちょっと不安になりまして、本当は適用が開始される15日に対応しようと思ってたけど、何やかんや後回しにしてたらこんな時期になっちゃいました…💦

結論として、本日からBOOTHをクローズし、現在取り扱い中の頒布物はすべて、ピコ通販に移行します。

ピクスペも利用しているんですが、アレは元々オンイベで頒布物を見やすく並べるために用意したものなので、正規の通販ページはBOOTH→ピコ通販に変わります。
取り急ぎクローズしてから、1月中を目指してゆっくり頒布物を移動させていきますね。
完了次第、リンクを開通させます。
具体的な手順は以下の通り。

  1. 「BOOTH」をクローズ
    👇
  2. HPのメニューバーより「通販」リンク切断
    👇
  3. ピコ通販準備
    👇
  4. 「通販」にピコ通販へリンク接続

これに伴い、価格の改訂する場合があります。
送料の変動値が反映されるだけですが、どうかご承知おきくださいますようお願いします。

まだちょっとピクスペかピコ通販かで悩みつつ「とりあえずやってみよう」精神で動いてるので、また変更があればお知らせしますね。

 

最後に、いつも励みになる拍手ありがとうございます💪
コメントのお返事は先日まとめて個別に行ったので、この場では割愛させていただきます。

そしてついに……フォームまで利用してくださり、本当にありがとうございます😭✨
一応動作チェックはしたんですが、ずっとちゃんと動いてたか心配だったので安心しました…

ボタンのみの拍手も励みになります💪✨

5億年ぶりに商業BLゲーに手を出した

まず「モラル=コラプション」のDLについて、対応が遅れてすみませんでした。

先ほどメニューの「通販」リンクをピクスペのものに差し替えました。
そこからBOOTHやフロマージュに飛ぶことができるので、お好きな媒体を利用していただければと思います。(※現在フロマージュのみ頒布物の取り扱いがありません)

よろしくお願いします。

所変わって皆さん、こちらのゲームを知っていますか……?

「Room No.9」といって、2016年9月30日に発売された密室監禁凌辱強制ADVです。
主人公総攻め&ハードエロスに定評のある(らしい)Paradeブランドでは2作目のタイトル。
受けはナント知的そうな銀髪眼鏡の彼です。

いわゆる「○○しないと出られない部屋」の本気ver。
当時SNSではその類いのネタが流行っていたらしいです。
あらすじは以下の通り。

 

目が覚めると、見覚えのない部屋にいた。

親友と二人、夏休みを利用して10日間の沖縄旅行。
空港から送迎バスに乗り、二人で沖縄の風景を楽しんで――
そのあとの記憶はない。
ここはホテル? バスの中で眠ってしまった……?
しかし部屋の扉は開かず、窓と思われたものは風景を映す液晶モニタ。
謎の部屋の中、情報を求めて表示したディスプレイに映るのは
無機質で無慈悲な文章。

「あなたたちは行動分析のための実験対象として選ばれました」

この部屋から出るためには、毎日複数提示される課題のうち一つを選び
指定された内容の通りに達成しなければならない。
最低でも10日間、10回の選択。
選択肢は二つ。

自分の肉体を親友につけさせるか、
親友の肉体をび、その心を傷つけるか。

残酷として過酷な選択に翻弄される二人がたどり着く結末は――
(※公式サイトより引用)

 

こういう不穏な作品って好きなんですよねぇ……
ひとまず体験版をプレイした後は可能性を感じて速攻でポチってました。

何せ受けの子が好み……💕

そんな私の癖を擽ってくれたボーイ達はこんな感じです👇

●小林大地(茶髪の子)cv.天然才

主人公。21歳、ノンケ。攻め。
誠二を唯一無二の親友と思っている。
明るく脳天気で、自分を好きになった子を好きになっちゃうタイプ。
脈がありそうなら、出会ったその日にセックスしちゃう。
ちょいちょい明かされる家庭環境がハードで、それが作中の絶望感を後押ししてくる。
大学へは、小学校教諭を目指して通っていた。
プレイヤー視点となるキャラクターが彼なので、色々と割り切るも親友を傷つけなきゃいけない苦痛に何度も葛藤する様子が見れる。
誠二とは親友だが、度々「結婚しよう」などと軽口を言う。
腐女子はあらぬ予感に滾るも、微塵もBLらしい展開にはならない。
攻めなのにめっちゃ喘ぐ。かわいい。

●安曇誠二(銀髪の子)cv.刺草ネトル

21歳、ノンケ。受け。
大地を唯一無二の親友と思っている。
穏やかな性格で、聡明かつ博識。思い切りもいい。
誠実で人当たりもよくて、モテる。ハイスペックを絵に描いたような男。
しかし口数も表情も乏しければ、人と関わることに消極的。
経験人数は少ないが、付き合えば大事にするタイプ。
官僚の父を持つエリート一家の次男で、彼自身も国家資格を取得するために勉強していた。
が、それは親の義理を果たすためだとして、あまり真剣ではない様子。
喫煙者だが、始めた理由は父への反抗心かららしい。
彼の中の人5割、見た目5割が購入の動機。つまり彼目当てで買った。
商業BLでは真っ先に攻めに回りそうなタイプだが、ゴリッゴリの受け。
様々な性的開発に果敢に挑むも、受け入れた時点でお察しである。
とにかく開発が進むごとに喘ぎの色が変わっていく様は必聴。
あんなかっこよく喘いでいたのに最後は――

 

サンプルボイスを聞くと声質的には大地くんの方が受けっぽい。
しかし受けの誠二くんも負けてません。
BeforeとAfterの一部がサンプルで聞けるので、とりあえず聞いてみてほしい……
中の人、これが人生初BLとか嘘だろ。
というかこのゲーム、BLゲームではなかったです。

肝心のゲームの中身ですが、そもそも私、Paradeブランドのゲームするの初めてだったんですよ。
そもそも商業ゲー自体が、数年前にプレイした「裸執事」以来2度目という。てかBLゲー童貞を裸執事で捨てるな。

冒頭は二人の関係性の説明的な内容が多く、どれだけ気の置けない仲なのかを全面に押し出してきます。
私たちプレイヤーに親友と呼べる相手がいれば共感するだろうし、いなければ「こんな親友いたらいいなぁ」って思う。
めちゃくちゃ健全で清い関係でした。
このまま二人の旅行風景を覗き見るゲームなら、実に微笑ましくプレイできたでしょう。

しかしこれは監禁凌辱系ADVです。
大地くんは誠二くんを性的なことをしなきゃいけないし、誠二くんは大地くんを物理的に傷つけなきゃいけない。
そうしないと密室から出られない。
背中にナイフを突きつけられたような心地の状況で、二人は10日もの間、究極の二択を迫られ続けるのです。

お互い(主に誠二くん)を傷つけながら、徐々に二人の友情に亀裂が入っていきます。
つまりこのゲームは友情崩壊ADVでもあり、プレイヤーは美しかった彼らの絆がどのように歪み壊れていくのかを眺めるゲームなのです。
しかも課題は、こなせばこなすほど内容がエスカレートしていく仕様!!
人の心がないとは正にこのこと!!!

ルートは3つ。
その中でエンド分岐は6つ。
ざっくりルートの説明をすると、大地くんが壊れる誠二くんが壊れる友達のまま脱出するって感じでした。

内容ですが、エログロは当然のこと、大小スカもあれば、薬や各種道具を使ったものもあり、現実でやれそうなプレイやシチュは大概入ってました。
というか、そういうのが好きな人は大満足なのでは???(現に私がそうでした)
しかしグロとかスカは無理って人のために、その辺の視覚的描写を制限するモードがありました。
めっちゃ親切設計やん……!
とはいえグロ描写に関しては、派手な流血はない上に数も少ないので、物足りない人は物足りないかも。
ただ痛みが想像できそうな生々しさはあるので、最初のグロシーンで無理だった方は制限かけるといいと思います。
スカはあります。ちゃんとスカしてるのでご注意を。
ちなみに私は全部無制限でプレイしました。

全体を通してエロシーンは7、8割という感じでした。
ルートによっては9割エロです。
ゲームを進めていくとわかるんですが、グロ課題は途中で打ち止めになるんですよね。
否が応でもエロ課題をこなさなきゃなくなる。
当然ながら誠二くんへの負担が増す訳なんですが……なんと彼、嫌がりはしても「代わってくれ」とは絶対言わないんですよ。
少ない口数ながらも、その態度から「大地を傷つけるくらいなら自分が」っていう信念がありありと伝わってくる。
大地くんもそんな彼の意図を理解しているからこそ「これ以上誠二に負担をかけたくない」という思いを強くしていくんです。
そんな互いへの気遣いをプレイヤーである私達がどう選ぶかによって、ルートが分岐していきます。
誠二くんへの負担を増やせば増やすほど、抜きゲー的な展開になっていく。

そして不本意ながら性的開発をされていく誠二くんですが……彼が日ごとエロくなっていく様子にしんどくも興奮していく私……
この、エロのハードさと耽美さが丁度いい案配で、アヘ顔ダブルピースみたいな無様さがなかったのがもう最高で……
役者さんの演技がめちゃくちゃ上手いので、声のトーンでちゃんと快楽に堕ちていくのがわかるんですよ……

ただしすね毛、脇毛はある(設定で消せます)

スチルはほぼエロシーンで、全部美麗でした。
BLじゃないので、エロゲっぽいアングルなのも個人的にポイント高しです💕

そして各種エンドも、そこに至るまでの過程でしっかり理由付けができていて、全部納得のいくものでした。
BLじゃないので、親友のままでいようとすることの辛さをひしひしと感じる素敵ゲームでした。
凌辱ゲーでこんなに胸が痛くなることってあるんだなぁ……

そんな感じで私の性癖のツボを的確に突いてくれたこのゲーム、なんとミドルプライスなので5,000円でおつりが来ます!!
プレイ時間は7時間程度で、作業の合間に遊んでも数日でクリアできるボリュームでした。

普段受けにしたい子が攻め役で、何度も枕を濡らした経験があるそこのアナタ!

Room No.9

めっちゃオススメです……😇👍

最後になりましたがこれにて。
いつも拍手押していただき、とっても励みになります✨
ありがとうございました!

 

ジェネタイ4お疲れさまでした~

ジェネタイ4、お疲れさまでした~!
直前からずっとバタバタで、Twitterでの告知は間に合っても、ブログでは完全にアウトでした。
本当に申し訳ない……

オンイベってスケジュールの融通が利く代わりに、気を抜くと出遅れちゃうので危ないですね。
次からは気を付けよ……

ともあれ、昨日は前回以上にゆったりと楽しめたんではなかろうかと思います!
完全なるお一人様でしたが、めちゃくちゃ徘徊したし変なスクショも撮ったし。
衝撃増幅装置のアバターだったので、どんな場所でもシュールな絵面になるのが面白かったです。

弊サークルは「地下デュエル場」を再現したスペースで出店しました!
65話の倒錯的な感じが味わえたらと思って作って、めちゃくちゃ気に入ってますww
会場を撮影モードに切り替えたときのぼかしとか見てほしい……

10月ということもあり、交流エリアではハロウィーン仕様のセットが豊富でした!
他にも各寮を再現した店舗とか、デュエルフィールドとか、様々な工夫を凝らした店舗で遊ぶことができて楽しかったです✨

そして地下店舗も4回目なので、そろそろ一新したい。
次のジェネタイがあれば、異世界後編の謎砂漠とか再現したいなぁ。
装置くんアバターは遊戯王イベに参加する限り、永遠に使い続けます。

さて問題の無配ですが……

ピクスペさんの方ではDLの確認が取れました……!
よかった……手に取ってくれた人がいた……😭

実はずっとBOOTHの方でDLチェックをしていたんですが、如何せん全く数字が動く気配がなくて……
上手く動作してくれなかったのか、あるいは誰も手に取ってくれなかったのか、すごく不安でした。
確かに人を選ぶ内容だったしなぁ……とか開き直ってたんですが、やはり寂しいものは寂しい。

ですが、中身の善し悪しはさておき、一先ず読者ゼロという悲しい結末にはならなかったようで安心しました。
DLしていただき、本当にありがとうございます……!!!

まだの方は下のリンクよりどうぞー!
とりあえず次の「Three Piece」前まで開けておくつもりです。

そして読了後は、短文で構わないので、感想orコメントをいただけると今後の励みになります。
奥付のQR、もしくはHP内の各拍手ボタンよりお待ちしています。

次は3Pオンリー「Three Piece」に参加します!
無配した「モラル=コラプション」に更なる肉付けを施したものを発表する予定です。
理想は紙……頑張るぞ💪

それでは、ご来場くださった皆さま、遅くまでありがとうございました~~~!

🔮オタク占星術🔮レポ

「オタク占い」……
クライアントの性癖やら沼るジャンルやらが丸裸になると噂のアレです。
周囲で鑑定を受けた人の感想を拝見してたら、自分も気になっちゃって受けてきました!

今回お願いしたのはオタクの占星術師の「ラケ」さん!!
事前に相談内容と生年月日等を提示してホロスコープを作成していただき、当日はそれを見ながら相談に答えていく、という流れでした。
で、私の悩みというのが……

  • もうちょっと人と交流したいけどチャットでレスが続くと面倒と感じる
  • 脳直発言が多いため仲良くなったはずの人とわだかまりを生んでしまう
  • 長編と短編の両方を執筆してるけど、ぶっちゃけどっち向き?
  • 目指したい分野に転職を考えてるけど二の足を踏んでる

要約するとこんな感じ。
なんだよただのマイペースクソガキかよ。
こうして見ると、自分がどれだけ友人に迷惑をかけてるかよくわかりますね……💧(ごめんなさい)

ともあれ改善できるところは当然していく所存なので、これを期に心を入れ替えます💪
そして、作っていただいたホロスコープがコチラ👇

率直な感想としては「思ってたより線が少ない…?」というおバカ極まりないものでした(おい)
もちろんこの図に何が記されているのかサッパリなので、相談内容と照らし合わせて丁寧に説明していただきます。

ちなみにコメントは「辛口」でお願いしました!
「思ったことを率直に言います」とあったのでどんな鋭利なワードが来るのかとドキドキしましたが、そういうことは一度もなかったです。
変にオブラートに包んだ言い方をしないので、むしろ気付きを与えてくれる感じでめっちゃよかったです✨

※以下の内容は伺った話を基に、聞き漏らしを補うためにネットで調べた情報も混じっています。

 

🔯人との交流について

まず図中には「太陽☉」と「水星☿」が重なっていました。

☉→人生における自分らしさ(月とは違いこれは社会的な場面を前提とする)
☿→知性、コミュニケーション

つまり私は「人生とコミュニケーションが一緒」のタイプ。
お喋りな性格はここから来てるんですねぇ。

ですが、私はこの他にも潜在的な欲求として「ひとりになる時間」が必要なんだそうです。
潜在意識を意味する「12ハウス(円を12等分した中の西北西のエリア)」にある月☽がそうなんだとか。

あとは牡羊座♈の「自分の思う通りにしたい」性格があるので、人に合わせるのが苦手。
なので「自分の時間を奪われてる」と感じた瞬間にコミュニケーションがストレスになるんだそう。
交流を広げて維持することには向いていないと言われて「なるほど~」と納得しました。
たしかに私、狭く深くの人間だったわ。

【結論】
片方が我慢する関係はいずれ破綻する。
そういう性格に理解のある人だけが最終的に残るので、結果的にいいコミュニティーが形成できる!

二律背反な性質を上手く見極めて、自分がいま望む時間を過ごすようにします🙏

 

🔯脳直発言について

ナント! 私には「火のグランドトライン」なるものがあるらしい?
めっちゃカッコイー!! と思って調べたら「牡羊座♈、獅子座♌、射手座♐が1本の線で結ばれて正三角形ができている」ことだそうです。
よく見たら確かに、綺麗な正三角形がありますねぇ🤔

これを持っている人は「情熱的かつ精神性を大切にし、高い志を持って物事に取り組もうとする」傾向があるとのこと。
あとちょっと調べたら、自己アピール力が強くてリーダーシップもあるんですって、すげー!
ただし楽観的でちょっとやんちゃな子供っぽさもあるとあったので、これが脳直発言に輪をかけてる原因かな? と思いました。

それもそのはず牡羊座♈には「率直に思ったことを口にする」性質があるらしく。
言わなくてもいいことを言わないよう気をつけるように、とアドバイスをいただきました。
脳直ツイートもしがちなので、5分ほど下書き保存してから送信するように心がけるといいとのことです。
あるいはTwitterに関しては今の筆無精なままのがいいまであるな……?

またその性質から客観的な善悪の区別が付きづらく、もったいない失言をしがちらしいです。
今はまだ結構気にして文章を考えてるけど、慣れてその注意を怠り始めた辺りから要注意ですね。
新しい界隈に足を踏み入れたら、空気を見渡して何がOKで何がNGか、都度見極めるようにとのことでした!

【結論】
善悪の区別が子供のままなことが多いので、周りを見て学んでいってね!
外へ発信する前に一度内容を反芻すると、もったいない失言が減って👌

 

🔯執筆傾向

「月☽」+「牡羊座♈」の組み合わせから「己の性癖を形にしたい」気持ちが強い。
また「12ハウス」にその癖が出やすいらしく「密室」や「表裏性」が好きとのこと。
……たしかに登場する人物は大体2人だし、共依存系や執着モノを書くことが多いですね🤔
読むときは割と何でも嗜むので、その方向性があることには自分でも驚きました。

「水星☿」+「牡牛座♉」の組み合わせは「拘りが強い」「マイペース」といった性質がある。
その拘りの強さは「私が美しいと思ったものを丁寧に仕上げたい」という気持ちの表れなので、書きたいシーンの前置きが長くなりがちなんだとか。
たしかに、振り返ると1日2日程度で終える予定だったネタを、気付けば1週間も捏ねくり回してることがよくあるので、ものすごく納得しました。

あと「土属性」には「現実主義」や「今起きている現象に注力する」という意味があり、私の作品にはその性質もあるとのことです。
過去に一度だけ「表現が生々しい」と言われたことがあるのは、その「土属性」が色濃く出たからなんだと気付きました。
☿+♉とも相俟って、文が重たくなるのはそういうことなんですね。

また「木星♃」+「天秤座♎」の組み合わせから「エレガンス」「上品」「(客観的に)美しいものが好き」という性質もあるらしく、アヴェサリや丸藤亮のような顔のいい男に沼るのは星がそう定めていたからなんですねぇ…(そこまでは言ってない)
あとは「刀剣乱舞」や「ツイステ」みたいなイケメンキャラを好む傾向があるとのことでした。
たしかにキャラデザだけ見たらほとんど好みなんだよなぁ……とうらぶ。
ツイステはシルバーくんにお熱ですありがとうございました。

そんな感じで、顔のいい男に密室で私の性癖博覧会の被害者になってもらうというシッチャカメッチャカな傾向が知れたところで、問題の「長編・短編問題」なのですが……

【結論】
書ける書けないよりは「書きたいか書きたくないか」!!!!

火属性の強い私は、結局「何かを作る」となったときに必要なのは執筆に取り組む「情熱」なんだそうです。
つまり、やる気さえあれば前例がなくたって何とかなる🔥
なのでその情熱が消えない内に、最後まで書き切ってしまうのがポイントだそうです。
石炭が尽きる前に終点まで駆け抜けろ、ってやつですねっ🏃💨
なるべく他のに浮気し過ぎないように頑張ります!

 

🔯転職について

これは時間を延長させていただいた際に、急遽追加した内容になります。
せっかく年度末を目処に転職を考えているのに、二の足を踏んでるなら聞いておこうと思いまして。
急な相談にも拘わらず、丁寧にお話してくださって本当にありがとうございました!

まず一念発起した時期ですが……なんと今、ちょうど「サターンリターン」と呼ばれる時期に来ているらしい…!?
ちなみにサターンリターンとは「生まれの星と現在の星が重なる時期」のことを指すんだそうです。
生まれてから今までの、人生の総決算とも呼ぶべき時期ですね。

そして職業は「2、6、10ハウス」を中心に見ていくのだそう。

「人生の目標」みたいな意味合いを持つ「10ハウス」には「海王星♆」と「天王星♅」がありまして、それぞれ

♆→スピリチュアル、救う、助ける、イマジネーション
♅→個性、唯一無二、個性を生かして活動する

こんな感じの意味を持つ惑星があるので、心理学やスピリチュアル系などの「目に見えない分野」には適正があるとのこと。
あとこの組み合わせはフリーランスやアーティストに多いんだそうです。

しかしここで「7ハウス」の「冥王星♇」が少し心配と仰ってました。
これは周囲のする私自身への評価を二極化させるもので、波長が合えばめっちゃ評価してくれるけど合わなければボロクソに言われてしまう可能性があるらしい……
oh……

あと他人に入れ込み過ぎる傾向があるとの指摘もいただきました!!!
ひとりになりたかったり人恋しかったり、我が事ながら面倒だな!!!

これらを総合すると、窓口担当的な仕事に就く場合、面談時間が区切られていたり、担当のチェンジをすぐにさせてもらえるような職場がベスト🙆でした!
たしかにあんまり拘束時間が長いとしんどくなっちゃうしね!!

最後に今はとても大事な時期だからこそ、転職先選びは慎重に。
人生の総決算なので、童心に立ち返り、その当時に「したかったこと」じっくり思い出してから選ぶとよいとのことでした!

 

長々と連ねましたが、以上の感じで大体1時間(+延長30分)の通話でした。
引き込まれる話術に思わず色々と聞いちゃいまして、とっても楽しかったです✨
うだうだと悩んでいたアレコレに、ひとつひとつ事実と根拠を伝えていただいたお陰で、通話終了後はとても晴れやかな気分になっていました🍀

あとは現状のスタンスを崩さず、いま私の周りに残ってくれている人を大切にする行動を心がけて、今後とも二次創作活動を頑張ろうと思います✍

ラケさん、鑑定ありがとうございました~~~✨✨✨

【P.S】
「火のグランドトライン」というのが「男性星座」の集まりらしい……(私自身は女です)
ネットか何かで無料占い(生年月日入れたらすぐわかるやつ)やっても総評「男らしい!!!!」みたいな結果が多かったのを思い出しました。
ホント余談。

関連リンク