月: 2022年5月

自分のことって意外とわからない

日曜日、生まれて初めてプロのライブを観に行きました。

恥ずかしながら、プロの演奏に触れたことが一度もありませんでした。
フェスにも馴染みがなければ近づきすらせず、ずっと自分と同じ立場の演奏ばかり聴いていました。

もちろん、アマチュアでもプロ並みに上手い人はたくさんいます。
何なら実際にプロの太鼓判をもらった人も知っています。
でも音楽を生業としている人の演奏に触れたことがないのもまた事実で。
今回は好きなアーティストさんが出演されているということもあり、思い切って友人と2人で行ってきました。

車でゆったりドライブしながら向かい、途中でアクシデントに見舞われながら現地に到着。
出番まで時間があるからと、ちょっとだけ周辺を食べ歩いたりなんかして。
でも結局、時間を見間違えた私たちは大慌てでステージへ走る羽目に。
無事開演には間に合いました。

どんな風に登場するのかとそわそわしていたら、客席からの歓声を皮切りに颯爽と位置につかれました。
ちょっとこなれた感じでもうかっこいい。
早々にチューニングを終えると、登場の余韻に浸ることなく演奏が始まりました。

CDやスマホでずっと聴いていたサウンドがそこに在りました。
むしろそれ以上の厚みと迫力が全身を揺さぶってきたのです。
誰に促されたでもなく、ひとりでに踊り出すお客さん。
初めてなはずの私も身体を揺らさずにはいられませんでした。
ハンズアップの場所も、歓声を上げる場所も同じ。

ひとつになっていたんです。
ステージと会場が。

そう思った瞬間、胸の蓋が吹っ飛ぶ感覚がしました。
吹き上がる衝動は涙になって、気付く頃にはボロボロと泣いていました。

このときそのバンドが演奏していた楽曲はバラードでじゃないんです。
どちらかというとフェス向きのテンポいいものでした。
でも涙が止まらなかったんですよね。

1曲目が終わればすぐさま2曲目、3曲目……
余韻に浸る間すら与えてくれません。
MCもバンドの準備中に少し話す程度で、内容はとりとめのないものです。
それすら彼らグループの色を窺い知れる素敵な時間でした。
絶妙に脱力を覚えるようなフランクさにグッと引き込まれていったのです。

そうして帰るまでの1時間は比喩でもなくあっという間でした。
体感20分です。
こんなにも濃密な時間を過ごしたのは、恐らく初めてです。

そしてその1時間の間に、胸の蓋は3回も外れました。

お涙頂戴系とはほど遠いバンドに、まさか3度も泣かされるとは思いもしませんでした。
打ち上げに入った居酒屋では友人とずっと「ヤバい」しか言えないくらいに語彙も溶かして。

で、最初に涙を流したときに気付いたんです。

「私、このバンドのファンだったんだ」って。

これは持論なんですが「好き」と「ファン」は別だと思っているんです。
掻い摘まんででしか曲を知らないこのバンドのことは、私の中では「好き」止まりだとずっと思っていました。
「ファン」と公言するにはまだ知らないことが多いので。

でもあの日曜日に生演奏を聴いて、知識量は「ファン」の定義に当てはまらないと気付きました。
私はバンドのファンだと思い知らされたのです。
何度も張り手を食らわされたかのような衝撃でした。

友人はどうやら気付いていたようですが。
自分のことなのに、私だけ気付いてなかったのには驚きです。

そんな壮絶なパラダイムシフトを体験した、貴重な日曜日でした。

で、どんなバンドを観に行ったのか気になりません?
代表曲を少しご紹介するので、お時間があればぜひ聴いてみてください。
童心を強く残した大人の鮮やかなおもちゃ箱を覗き見るような、そんなワクワクを一緒に感じてくれると嬉しいです。


ちなみに私はこの曲を聴いて虜になりました。


それでは、いつも拍手ありがとうございます!

心の洗濯、感情消化は自分の為に泣くことでもある

初めて自分の気持ちを率直に吐露するってことをしました。
普段は心の勉強を生かして人の話を聞く役ばかりだったけど、今回は苦手な話題ということもあって、思い切って友人に話してみることにしました。

まとまりがなくてごめんね。
声が小さくてもそついててごめんね。
言葉が詰まって全然話を進められなくてごめんね。

家庭の金銭事情というかなり込み入った話題なのに、根気よく親身に聞いてくれて、本当に心が救われました。
ありがとう。

話していく内に拙くなっていったのは、きっとそれこそが私の心の底からの言葉だからなんでしょう。
溢れる涙が止まらなくて、何もかもぐちゃぐちゃで汚くなって、それを元の整然としたものに戻したくてもできなくて。

ただひたすらに泣き続けていました。

友人からの言葉にも「うん」と頷くばかり。
なのに、私の不甲斐なさを一度も責めることなく「辛かったね」と言ってくれました。

こういうことは、カウンセラーくらいにしか話してはいけないものと思っていました。
けれど世の中には、身近の親しい人に話すことで救われる人がいます。

私にそんな人はいないと思っていました。
でもそれは私の思い込みであって、本当はちゃんと近くにいたんですね。

カウンセラー以外の誰かに自分の雑然とした胸の内を打ち明けるのは生まれて初めてだったので、とても勇気が要りました。

「そんなこと私に言われても」と拒否されたら…
あるいは「大人なのにお金で親と揉めるなよ」と怒られたら…
言葉がまとまらなくて言いたいことが伝わらないかも知れない…

とても怖かったです。
怖くて何度も声をかけるのをやめようと思いました。
でも、勇気を出して本当によかった。

こんな話を聞いた友人が何と感じたのかはわかりません。
けれど少なくとも「辛い気持ちを吐き出す場所に私を選んでくれてありがとう」と言ってくれたのは事実なんです。
感謝の言葉もありません。

そしてたくさん泣かせてもらったお陰で、今後の身の振り方を見つめ直してまた再出発しようという気持ちになることができました。
本当にありがとう。

これまで無意識に目を逸らしていたこと、先延ばしにしていたことを、負担になり過ぎない範囲でひとつずつ解決させていこうと思います。

そしてコンタクトは犠牲になったのだ……

捗るラジヲを求めてn千里(違う)

推し声優さんがパーソナリティーを務めるラジオは最高だなぁ(何)

大分日が経ってしまって申し訳ないのですが、リクエストSSの執筆を進めています。
軽いスランプと執筆時間が取れてないのとで難航していますが、近日中にようやく1作目が書き上がりそうです。
なので、もうしばしお待ちくださいませ。

ACCAの履修が一通り終わり、朗読劇のDVD購入を来月まで我慢すると決めたら、今度はなぜかNARUTOを観始めちゃいまして……
シリーズ全体通して600話以上あるんで、推しが登場するところだけピックアップしたんですが、うっかり殉職シーンをですね……
観ちゃって…………

なんでこんなときに再燃するんかなぁー!
ねえネジ兄さん!!!!!!!!!!!!
どうしてあなたはしんでしまったの……

これは創作するタイプのヲタクにありがちな症状だと思ってるんですが、一旦火が付くと衝動を抑えるために何か書きたくなるんですよ。
で、長編のネタを思いついたからプロット練習もかねてちょっと書き出してみたんですよね。
そしたら不覚にも本文にしたためたくなってしまい……
今必死に堪えているところです。

おかしいなぁ。
いつもならプロット切ったらそこで満足して終わるのに。
心境の変化ですかね?

どの道いただいているリクエストを消化するまで次に取りかかるつもりはないんですが、時間があれば書いてみたいなと思います。
全9章構成のショタモブ×ネジという誰得設定ですが。
既存キャラとのCPが全くないってどういうことなの。
単体萌えの業というやつですね。

あと余談ですがNARUTO内に推しは2人おりまして、1人はネジ兄さんで、もう1人はイタチ兄さんです。
どっちも兄!!!!
しかも両方故人!!!!!!!!!

推しは死ぬもの!!!!!!!!!!!!!!

以上!
どうもありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!

それでは以下より拍手お返事です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

5/24「丸藤亮が可哀想な目に~」の方
「堕胎告知」に拍手いただきましてありがとうございました!
私も丸藤亮が可哀想な目にあっているの大好物で、興奮しながら執筆していたのをよく覚えています。
というのも私、男体妊娠とかボテ腹とかが三度の飯より好きで、前々から彼にも腹を膨らませてほしいなぁ~と思っていたところのご縁でした。
今回は想像妊娠系にしましたが、またネタが思いつけば異種姦とかマジの男体妊娠とかも書きたいですね!
最近はオメガバースの商業化からとっつきやすくなりつつありますが、ニッチかつハード性癖である認識は変わらないので、今回匿名さんに拍手をいただけてちょっとほっとしました。
引き続き気の向くまま性癖文を書き散らすと思うので、ご縁があればまた読んでやってくださると嬉しいです。
それでは、改めて拍手ありがとうございました~!!