月: 2021年10月

創作活動とは削り出した心のオブジェである

本当に「ひとりごと」です。
久し振りに新作の右サリを書いたので、過去の振り返りと心の整理です。
苦情は受け付けません。
あと、埋め込みリンクというものを試してみた。

◆◆◆

目に見える形の応援とか感想とかって偉大だなぁ。
例えば過疎ってしまったジャンルでも書き続けていられるのって、その人による恩恵がとても大きいんだもの。

この間支部に上げた連載だけど、本当は続き書ける自信がなかった。
当時筆を取って間もないペーペーが一丁前に数字や感想を欲しがって、他の上手い人に尊敬の念を抱きながらも言い逃れられない嫉妬で苦しんで、自分でもわからなくなるくらい、感情がぐちゃぐちゃになって、ただ狂ったように書いてた。
毎日短文上げてたんだぜ? 信じられるかよ?
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる精神でやってたけど、まぁやっぱり長続きするはずもなかったよね。

今はもっと居心地のいい環境を整備するようになって、そんな気持ちとも折り合いをつけられるようになったから、もう当時のような書き方はしないしできない。
でもあの連載はその頃に書いてたものだから、どうしても熱量に差が出てしまう。

だから正直あのまま埋没させてしまいたかった。
あのまま、そっと支部から消してなかったことにしてしまおうって考えてた。

でもさ……お察しの通りできなかったんだよ。
というか、したくないって気持ちが湧いたんだよ。
「続きを待ってました」ってコメントをいただいたから。

小説の、それも私の書いた話に読者からのメッセージを貰うことなんてまず無いと思ってたのに……奇跡って起きるんだなぁ。
泣きそうなくらい嬉しかった。
そして「字書き」という自分を肯定してもらったようで、心の底から救われたの。
ああ、私、まだ書いてていいんだ、って。
今も繰り返し読んで元気もらってる。

よく感想くれた人の許へ直接お礼を言いに行きたいって零す私だけど、アレ誇張でも何でもなくて、本当に行きたいの。
その人の顔を直接拝見して、面と向かって「ありがとう、あなたのお陰で書き続けられています」って言いたいの。
重いのは承知してるけどね。
それだけいただくメッセージは本当に嬉しいしありがたいし、私も同じだけの熱量でお返ししたいって思うの。

ホットミルクもそう。
あれもリアルタイムで楽しんでくれてる人がいたから頑張れた。
最終話を上げた後も、とても嬉しいメッセージをいただいたお陰で書籍化を後悔せずに済んだ。

だから今回の連載も、その人のために頑張ろうと思う。
かなり日が空いてしまって、もしかしたらもうこのジャンルにはいないかも知れないけど、いつか戻って来る頃にはちゃんと完結できてるようにしたい。

そして、コメントや感想をくださる方にはいつも寿命を延ばしていただいて、感謝の念に耐えません。
拙作を読んでいただき、本当にありがとうございます。

そんな感じで現在、支部でこんな連載をしています。
ホットミルク寄りの、人を選ぶお話ですが、ご興味のある方は読んでくださると嬉しいです…!

ダークネスと吹亮の可能性

どうも、ようやく始めたHADESが面白くて腐ハマりしかけてる10です!!!
タナトスくん絶対性癖だって思ってたら、予想以上に萌えの宝庫で椅子から転げ落ちました。
幼馴染みの主人公ザグレウスくんとロマンス(恋人関係)が組めるって誰が想像できたよ…

初登場は怒りで詰め寄る彼も、結局は雑魚掃討の手助けをしてくれるし、ネクタルあげたら拒む姿勢を見せつつも受け取ってるし。
しかも主人公くんの行動を受け入れたいのに、受け入れられなくてめっちゃ困惑してるし。
在り方と行動が完全に矛盾してて、全力で感情に振り回されてるって感じで最高に可愛いです。
ありがとうHADES……ありがとうSupergiantGames……
私、ロボットが徐々に感情を芽生えさせて苦悩する子が好きなんだ…………ちょうど彼みたいなね!

あとはそういうのを抜きにしても、アクション死にゲーな割にはテキストがほのぼのとしてて面白いです。
部屋の掃除をさせたいパパVSパパの領域を荒らし回るのに忙しい息子(主人公)ファイッ!
戦闘中にも拘わらず達者な語彙力を駆使して煽り合う様は却って愛おしくて、思わず笑みが零れちゃいますね。
まだ始めて間もないので、ひとまずはタナトスとロマンス成立するまで頑張ってみようと思います!!!

……さて、タイトルについてですが。
多分、世の吹亮民の多くはダークネス吹雪×亮みたいなCPについて、妄想をしたことがあるんじゃないでしょうか?
かくいう私もそのひとりなのですが……最近、自分の中で形が変わってきてるなぁって思いまして。

過去によく見てたのは、ダークネスな吹雪さんが亮くんを手籠めにするってシチュでした。
そういう非合意系のお話って大好きなので、寝る間も惜しんで探し回ったのはいい思い出です。

ただそれってまだ4期やる前の話なんですよねぇ。
じゃあアニメ終了した今はどうなのか。
より可能性が広がってる気がするんですよ。

闇の力に意志が宿ったものとされていた(かも知れない)ダークネスが、実は人間なら誰もが持つ心の翳りを寄り集めて生まれた概念的なものだと知ったら、扱いが変わらざるを得なくなると思うんです。
より悲劇的なシチュエーション、関係のメリバ的な泥沼化、あとは片方の死別とか。
もちろん概念なので、これまでのようなダークネス吹雪さんに無体を強いられる亮くんも当然出てくるかと。
興奮して妄想が止まりませんね!

ご存じの通り私、暗いお話考えるの大好きなので、それ系のネタになりそうな概念を見つけるとどうしても推しとくっ付けたくなってしまうんです。
ダークネスに心を壊された吹雪さんが、夜な夜な悪夢に魘されて誰かを傷つけそうになったとき、代わりに亮くんがその身を差し出すとかさ。
最初は首を絞められたり殴られたりだったのが、いつしか痛みばかりのセッ…に発展してた……とか。
吹亮が同棲するとある時空で、病がちっともよくならない亮くんたっての希望でセッ…後に心中する話……とか。
中でも後者はその結末を見たダークネス(藤原くん)が「いい気味だ」って嗤いながら亮くんを手中に収めるってオチだと最高だなって思いました。

……全国の藤原ファンの皆さま、大変に申し訳ございません。
なんか登場しちゃったんだ……

そんな感じで二次創作的にかなり美味しい概念と化したダークネスに、日々妄想が侵蝕されてニコニコが止まりません。
いつかひとつでも形にしてみたいですねぇ。

それでは、以下より拍手お返事です。

9/27「応援しています!」の方
前回のブログにいただきまして、ありがとうございました!
企画が始まってしばらく経つので、他に何かご案内できることはないかなぁと悩むようになってきました。
熱意はバリバリあるので、上手い伝え方をちょっと考えたいですね。

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いつもありがとうございます!