定期的に出る発作みたいなものなんで許してほしい……
最近繋がっていただいた方がナントGXを視聴してくださっていて、それにあてられた私もちょこちょこ観てるんですが…やはり推しが出てるっていいですねぇ……
いつも二言目には「65話を観ろ!!」と喚く私ですが、ここで改めて私的亮くんselectionをご紹介します。
実はこの記事を書こうと思い立ってから、かれこれ1ヶ月近くかかってしまった……
他事もしてたし、シンプルに物量が凄まじくて中々終われなかっただけなんですが。
見知った人くらいしか読まれてないブログなんで好き勝手書きます!!
独断と偏見と腐脳に塗れてるんで、客観的事実が知りたい人はdアニかU-NEXT辺りで視聴することをオススメします!!!
- まずはコレ!記念すべき初デュエル「8話」
- 美しき兄弟愛とセンシティブ人形の爆誕「32話」
- 今もなお語られる激アツ卒業デュエル「51話」「52話」
- 転落はここから始まった…「57話」
- ねぇコレ本当にホビアニなの…?「65話」
- サイバー流ってナニ?私もわからん「83話」
- ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part1「89話」
- ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part2「95話」
- 美しき兄弟愛と(なぜか)漂う死相「137話」
- プロコンビによる異世界エンジョイ術「141話」
- 命を燃やし切るアナタは美しい…「146話」「147話」「148話」
- こんな隠居老人みたいな20歳があって堪るかよ「163話」「164話」
- おまけと拍手お返事
まずはコレ!記念すべき初デュエル「8話」
登場自体は1話からですが、それまでずっと強キャラ傍観者的な立ち位置で、主人公である遊城十代くんのことを「おもしれーやつ」と高みの見物をしているだけでした。
つよつよのヒロインと肩を並べて。
ちなみにそのヒロインこと天上院明日香ちゃんとの交際疑惑ですが、いっそ清々しいほど何もありませんでした。
彼女の兄代わりとして側にいたとのことですが、本当にそれだけです。
あんなに美人なのに……さては君、女の子に興味ないな?
十代とデュエルすることになった理由は弟の丸藤翔くんにあります。
前話で重大な校則違反を犯してしまった十代と翔は、退学回避を賭けてタッグデュエルをすることに。
その特訓中に心が折れてしまった翔は、現実逃避のために島からの脱走を試みます。
が、呆気なく十代に連れ戻され「お前のパートナーはお前だ!」と熱く訴えられるも中々決心がつかず……
挙句の果てに一連の行動を亮に見られてしまい「逃げるのか? …それもいいだろう」と冷たく突き放されます。
そこでカチンときた十代くん、アカデミアの皇帝を前に勝負を挑むのでした。
この話の鍵ですが、丸藤兄弟と十代と亮の相違点と類似性じゃないかと思います。
まず丸藤兄弟について。
実は翔、十代に自分の兄がカイザーであることを話していなかったんです。
今まで話題にならなかったというのもあるんですが、今回のカムアウトによって表出した畏怖から、むしろ敢えて避けていたんじゃないでしょうか。
7話で幼少期の回想がちょっとだけ見れるんだけど、弟の言い訳を一切受付けずにデュエルを強制中止して「パワー・ボンドを封印する」なんて言われたら怖すぎるよ……
学ラン着てたし中学生ってことか?
達観しすぎか? こわ……
丸藤兄はこの頃から既に弟と擦れ違ってたんですね。
このことから、あまりにも複雑な兄弟の、確執ですらないギスギスを見守ることになります。
兄弟回めっちゃ少ないけど、多分これ以上解像度高くされると、もっとしんどくなってたと思うよGX……
お次に十代と亮の相違点と類似性について。
相違点はまぁ見ての通りですが、実は割と似通った点も多いんですよ、この2人。
デュエル馬鹿(褒めてる)は当然のこと。
直感が非常に鋭いところとか、自分の興味のある対象には時間や周囲を忘れて没頭してしまうところとか。
あとデュエル観も割りと似てる気がする。
デュエリストの本能なんて言葉を使う奴、ホントお前らくらいなもんだよ。他に使ってる人いたらゴメンな。
喜怒哀楽丸出しな十代と違って非常にクールな亮も、デュエルが楽しいと感じるポイントは同じで、だからこそ亮も普段見せない笑顔を浮かべていたんじゃないでしょうか。
互いが全力を出せば、勝ち負けを超える楽しさがあるんだよ。
お陰で急に変わった神作画によってドドド恰好いいサイバー・エンド・ドラゴンが拝めたしね!
このお話は、今まで負け無しだった十代が初めて黒星を付けられる回だったりします。
ここでカイザーの圧倒的な力量を視聴者に植え付けた訳です。
スタッフの熱いカイザー愛を感じました!!!
美しき兄弟愛とセンシティブ人形の爆誕「32話」
8話で見事レギュラーキャラとしてポジションを確立した亮ですが、何せ強キャラなのでほとんどデュエルさせてくれません。
というか、たまに全く登場しない回もある。
メインは1年生組だから、2年先輩に当たるスポットが少なくなるのは致し方ないのか……
これまでキャラ紹介的なお話が続いていたのが、この辺から明確なシナリオが展開されています。
それがセブンスターズ編。
島に眠る3枚のカードを狙って〝セブンスターズ〟なる敵と闘うお話です。
3枚のカードというと前作〝デュエルモンスターズ〟に登場した〝三幻神〟を彷彿とさせますねぇ。
そうです、登場するんです、類似のカードが。
その名も三幻魔。
名前が〝三幻神〟と似ているのは、それに匹敵する力を持っているカードだからでしょうね。
危険な力を持つ三幻魔ですが、このデュエル・アカデミアがある島の地中に封印されています。
封印を解くには7つの鍵が必要で、セブンスターズはそれを狙ってやって来ます。
鍵を管理する校長先生は、何を血迷ったか思ったのか、指折りの実力を持つ5人の生徒に鍵を守護するように託します。
残る2つはクロノス先生と大徳寺先生がすることになりました。
まぁ、そんな感じで急に世界を破滅から守ることになってしまった高校生たち……それも1年生ばっか……
当然闇のゲームなんで、初戦は主人公がする羽目になってました。
で、この32話に登場する敵デュエリストは2人目です。
既に前話でクロノス先生が金言を残して散ってしまいましたが、今回はカイザーだしキッチリ仇を取ってくれるだろうと、誰もが思ったことでしょう。
バッッッッッット!!!!!!!!!
負けます。
ギャラリーの中に弟がいたので…(別に弟のせいではない)
カイザーなんて大袈裟なあだ名を付けられた男を負かすってめっちゃ大変だと思うんです。
普通じゃつまんないし、一方的だと視聴者は「カイザーww」ってなっちゃうし。
そういう意味では一番ベターな負け方なんだろうなとは思うんですが……なにせ卑劣…卑劣すぎて卑劣様もびっくりだよ……(こんな頃に卑劣様は登場してません)
ほんと、命懸けのインチキカードだな!!!!
効果処理のし方とかデュエルそのもののツッコミ所はまぁ…あるんですが、なによりもデュエルディスクを下ろすまでの兄弟の遣り取りよ…!
翔がどれだけ兄に対してデカいコンプレックスを持ってたのかが痛いほど伝わってしんどい……
そして目の前(イマジナリー)でそれを聞かされた兄の表情と科白よ……!
ねえ!!!
もっと!!!!会話!!!!!!!!
して!!!!!!!!!!!!!!(大暴れ)
「これからも頑張れよ」じゃねぇンだわ!!
お前の!!!そのデカい雄っぱいの中にしまってある気持ちを語れ!!!!!
視聴者のフラストレーションを完全にスルーする亮は、僅かに残っていた勝機を、人質になった弟を助けるために棄てて静かにデュエルディスクを下ろしました。
…からの、敵に奪われたサイバーエンドによってトドメを刺され、敗北。
身体から力が抜けていくような感じで膝をつくんですが、その際のカメラワークが大変ヘキです。
バックな上に引き気味だけどちょっとローアングルだし最高か……
お陰で元々長いおみ足が更に長く見えるし、必死に立ち続けようとしてガクガク震えてえっちだしホントご馳走様です……🙏
そんな経緯があって、伝説の〝下半身丸出しお人形~お兄さんver~〟が爆誕したわけです。
スタッフの趣味かってくらいクロノス先生verと出来が違うからぜひ見てほしい。
ちなみに卑劣な吸血鬼おねいさんの中の人はあのヨハン・アンデルセンと同じです。
何かの因果でしょうか。
今もなお語られる激アツ卒業デュエル「51話」「52話」
セブンスターズとの闘いも終わり、最高に間抜けな方法で三幻魔の封印を解いてしまった問題も片付き……季節はいよいよ卒業式です。
なんとこの学園、激重な使命を生徒に課した割りに授業は普通に回ってたんですよね。
スパルタ過ぎんか……
しかし学園のカイザーは成績もカイザークラス。
すべての科目で満点を叩き出し、見事卒業模範デュエルの代表に選ばれます。
代表に選ばれた生徒は、在校生の中から1人を対戦相手に指名することができます。
それで指名されたのが……GXの主人公遊城十代くんなんですが……
どうやら学校側がそれを伝えるのではなく、代表生徒が直接言いに行くシステムみたいなんですよね。
あんな設備しっかりしてるのに、ちょいちょいアナログなの妙だよなぁ。
初めてレッド寮を訪れる亮……その感想を弟に尋ねられると……
「味がある」
なんやねん、そのコメント……
しかしながら彼、1話の段階から妙に話が噛み合わないことも多く、勘のいい視聴者はただならぬ予感があったかと思います。
大正解でしたね!
その破壊力たるや、何かとおバカ発言の多かった十代すらズッ転ける始末…
普段からこんな調子なのかと思うと、間近で聞いていたであろう翔や吹雪が羨ましい何かと気にかけてしまうのも頷けますね。
そして流石の十代も、あのカイザーから直々に指名されては緊張を隠せない様子…
彼を気にかけてか、日課の灯台部の道すがら(じゃないかも知れないが)に顔を出しては「いつも通りいこう」と声をかける亮……
めっちゃエエ先輩やんけ……と惚れる視聴者が後を絶たなかったとかなんとか(ありません)
そして迎える〝卒業模範デュエル〟当日、デュエル場はいつもより厳粛な空気に包まれていました。
全校生徒に見守られて静かに対峙する十代と亮。
視聴者も思わず息を呑みます。
会場の異様な空気に耐えかねたクロノス先生が合図すると、いよいよデュエルが始まりました。
いつも通り、初手から切り札を召喚して圧倒する亮に、十代は過去のプレイを振り返って対策を取ろうと考えます。
これに違和感を覚えるレギュラー陣と視聴者。
どうも本調子じゃなさそうな雰囲気を漂わせながらAパートが終わってしまいます。
さてここでひとつ疑問に思いませんでしたか?
導入に時間かけ過ぎでは? と。
お客さァん……よぉッくタイトルご覧なってくださいよ。
そう、前・後編と分かれてるンすわ。
1期の集大成とも言える回なのでね、スタッフも気合いが入ったんでしょうね。
いつもよりシナリオが丁寧です。
前編は十代の調子が戻らないまま、不穏な空気を残して終わりました。
後編はその不穏を払拭し、激アツなデュエルへと様変わりします。
というかこれまでの文ちょっと読み返したら、めちゃくちゃしっかりストーリーなぞってて笑った。
しょうがないよね、卒業デュエルがあまりにも神回なんだもん。
前後編通して、この話のポイントは以下の感じでしょうか。
- 天然ボーイ爆誕のレッド寮訪問
- 野生児アイドル吹雪さん
- 唐突なもぐもぐタイム
- パワーとパワーのぶつかり合い
- 青春のハイタッチからの大の字でアハハハ…
最後のシーンは特に貴重ですね。
あのカイザーがこんな屈託なく笑うシーンなんて後にも先にもこれだけなので……
転落はここから始まった…「57話」
さて2期が始まりました。
卒業デュエル回の翌週からサッサと新学期になるので、流石ドライのGXですね!
そして亮の卒業と共に十代たちも進級し、新入生が新キャラとして入ってきます。
中でも亮クラスタ的に注目したいキャラがコチラ!
「ィイヤッッッホォォォォォウ!!!」
……ならぬ、エド・フェニックス(cv.石田彰)です。
胡散臭い系か、ヅラをやらせたら右に出る者はいないと言わしめたあの方ですね。
というか、全話履修された方は何となくお気付きかと思うんですが……GXってかなり声優さんが豪華なんですよね。
なんでたった1話とか2話とかのために著名なベテラン使ってんだ???
あと余談ですが、GXの録音監督って三ツ矢雄二さんなんですよ。
役者も然ることながら、裏方スタッフも豪華だなぁ……
プロになっても絶好調なカイザー。
連戦連勝という破竹の勢いでリーグにルーキー旋風を巻き起こしています。
その活躍にはスポンサーもニッコリで、なんか高級そうな車で亮の送迎をしようとします。
しかしここは我らがカイザー。
丁重にお断りした上で徒歩で帰宅すると言い出します。
自分の知名度には壊滅的に無頓着ですねぇ。
しかも街並み的に日本じゃなさそうだし……本当に大丈夫???
上機嫌でファイトコスチュームのまま目抜き通りを闊歩する様は最早シュールです。
このまま自宅なりホテルなりに到着するのか?と思いきや、どこからともなく悲鳴が聞こえて……
現場へ急行しますが、既に事が終わった後でした。
男を襲った人物は、その影だけを残してすぐに去って行ってしまいました。
「お前の運命はすでに決した」
そんな意味深な科白を残して……
後日、心に妙な痼りを抱えたまま迎えたエド戦。
そうです!この試合こそ、絶好調だった亮が初黒星を上げる記念すべき日なんですね!!!
2人の入場は大変華々しいものでした。
学園時代を凌駕するほどに激しいカイザーファンと、その上を行くエドファン……
そのほとんどが女性……
万丈目くんも嫉妬を隠しきれません。カワイイネェ
ところでデュエルの結果は冒頭で話した通りなんですが、そもそも「たった1回の敗戦をマイナーリーグ落ちまで引っ張るとかメンタル弱すぎかwww」と思いませんでした?
私もチョット思いました。
が、これには理由があって、これまでの放送で彼の負けを思わせる描写ってひとつもなかったんですよ。
唯一の敗戦は32話だけで、しかも勝てば弟の命が危なかったから、自ら負けを選ばざるを得なかったんです。
主人公並かそれ以上に徹底して負け姿を想像させない演出をすることによって、いざ純粋な黒星を上げる際に、キャラクターが受けるショックを大きくさせようとしたんじゃないでしょうか。
だって卒業デュエルですら引き分けだったんだぜ……
学園の中において、亮は誇張なく頂点でした。
けれどそこから外へ出ると、数多の猛者と闘うことになる。
自分がいかに狭い世界で驕っていたか、あるいはいかに世界の広さを知らなかったかを痛感させられたわけです。
あんなに相手を小馬鹿にするデュエルなんて、たぶん今まで一度も出遭ったことないんじゃないですかね。
煽り耐性の低さがそれを物語っています。
まぁ確かに自分のエースモンスターをいいように扱われて観客に笑われるとか、私が同じ状況だったらめっちゃイライラするわ。
そうして屈辱的な敗北を喫し、のちに深刻なスランプに陥って連敗していきます。
リアタイ期、亮に対して半ば潔癖症的なハマり方をしていた私にとってかなりしんどい回でした。
でも大人になって改めて視聴すると、その負けが彼のデュエリスト生命をどれだけ長らえさせたかよくわかります。
〝カイザー〟を名乗ったまま、制服の延長のような衣装を纏ったまま続けていたら、きっともっと早く実力の限界を感じて舞台から降りていたでしょう。
ヒール転向だのイメチェンだの闇落ちだのと言われてでも、本当の意味でデュエル・アカデミアから卒業するために必要な儀式だったと、今なら思えます。
まぁ、すべて拗れたオタクによるクソデカ感情に過ぎませんが。
ねぇコレ本当にホビアニなの…?「65話」
おまたせ(おまたせ)
ヘルカイザー爆誕回です!!!!!!!!
今更何を語るんだって話ですが、正直何回でも紹介したいんでさせてください。
前項のエド戦から連敗が止まらず、ついにマイナーリーグ落ちしてしまった亮。
テレビ中継もされず、会場の規模も小さくなり、挙げ句の果てには観客らしい観客もいなくなっています。
残っているのは、落ちぶれたデュエリストを見て世の中の憂さを晴らしたいような人ばかり。
〝最下位ザー〟とか野次が秀逸ですよね。
声に出して言いたい日本語……
亮の顔つきにも覇気がありません。
普段なら真っ直ぐ前を向いてデュエルをするのですが、終始俯いてばかり。
魔導サイエンティストのダイレクトアタックでトドメを刺されるという無様な屈辱的な敗北に、ほとんど顔を見せることなく静かに会場を去って行くのでした。
てか、サイエン使うということはカタパルト・タートルも入ってたのかなぁ……構築が悪質過ぎんか(わからない人は「サイエンカタパ」で検索だッ!)
そして来ました、裸イザー……
スポンサーと契約切られる回想すらお出ししてくるとか、どんだけシビアな現実見せてくるんだよ、これホビアニだぞ。
最後にシャワーカットで〆……なんと臍下まで映してくれるサービスっぷり。
今まで露出のろの字すらなかった丸藤亮が……なんてあられもない……!(水曜18時に流れたアニメです)
こんな古くて汚いスタジアムにもちゃんと選手用のシャワールームがあるって手厚いなぁ、と感心するのもつかの間。
皆さんお待ちかね、怪しいプロモーターの登場です。
そうです、モンキー猿山です。
もっと他に名前はなかったんか。
顔つきから身なりから、全身で「怪しんでください」オーラ全開で大変面白いですね。
1周回ってシュールです。
しかし我らがカイザーに警戒心など皆無です。
違和感はありそうな顔こそしましたが、断る文句が非常に弱い。
「自分はプロリーグの加盟選手だから、移籍するつもりはない」
なんてさぁ……「じゃあ移籍しなければいいんですね?」って言われるに決まってるじゃん。
仕事なくなったグラドルが、稼げるバイトがあるからってAVデビューする話なんだよ???(違います)
まぁバチボコにメンタル弱ってる最中にあんな「アナタの才能を埋もれさすには惜しい!」なぁ~んて言われたら、たしかについて行きたくもなるよなぁ。
何となくアメリカのスメルを感じる街の裏通りにある雑居ビルの地下へ向かう2人。
会場へ足を踏み入れると、そこにはクソデカい檻と、その周囲を取り囲むように配置されたテーブル席に腰掛けて待つ、仮面姿の怪しい客たちでした。
客層は上等そうなんだけど、何となくヤバ目なヘキが見え隠れしてて、明らかに異様だとわかります。
これ以上進んでは絶対ダメだと、視聴者は一目でそう感じたでしょう。
しかし当事者である彼はどうやら、そのヤバさに気付いてない様子。
促されるまま檻の中へと入っていきます。
対戦相手として現れたのは、筋骨隆々で何故か半裸の男。
遊戯王名物である〝デュエル・マッスル〟を持つ、マッドドック犬飼の登場です。
どっかのモンキーとよく似たネーミングですね、グルなのかな?
しかし犬と猿で犬猿かぁ……グルだがさては仲悪いな?
しかしGXが視聴者のツッコミを待つことなく、淡々と衝撃増幅装置を装着させられ……いざデュエル!
犬飼氏の扱うカードは、図体に似合わずかなりの頭脳派です。
なにせバーン(効果ダメージ)が多い。
素殴りしたのは、マルチプル・スライムの1回こっきりなんですよ。
あと、機械族メタがエグ過ぎる……
どう考えてもカイザーを貶めるために、モンキーとマッドドッグが結託したとしか思えない都合のいいデッキ!!!!
こんなピンポイントでサイバー完封するとか当時のカードプールであり得るかァ?って話ですよ。
墓地が〝第2の手札〟とか言われてるのなんて、最近の話だからな!!
ウイルスカードと手札抹殺のコンボとか、もう凶悪の極みやん……
まぁ何か、ずっと負け無しだったらしいので、たぶんマッドドックによってデュエリストが再起不能になるという筋書きを目論んでいたんでしょうね、猿山さん。
その生贄の山羊に丸藤亮を選んだ君の着眼点は見事なものだよ。
引くモンスター、出すモンスター、すべて相手のカウンターを食らって葬られ、ダメージを受けまくる亮。
しかもバーンデッキ特有の少ダメージのせいで、じわじわと嬲られるような苦痛が続きます、いやらしい。
普段ならダメージを受けても大してリアクションをしない亮ですが、衝撃を増幅されているのでめちゃくちゃ悲鳴を上げてくれます。
う~~~~ん、苦悶の表情が実に絵になる🤤
あの表情と悲鳴だけで白米が無限に食えます。
ちなみに私は叫び切った後の呻き声が好きですね!
あと手札抹殺の効果説明後に入る「コイツ……!」と悪態つくカットも無限に擦れる。
何より作画がいい!!!
ずっと劣勢に立たされて絶体絶命な亮……果たして彼は勝って檻から出られるのでしょうか。
それとも負けて大衆の慰み者にされてしまうのでしょうか。
後者の展開がないってどういうことだ。
しかしそこはカイザー、どんなにスランプといえど、あれだけ精神的に追い詰められればさすがに黙っていません。
初めこそサイバー・エンド・ドラゴンの召喚に拘って何度も返り討ちに遭っていましたが、最終ターンで覚醒します。
ちなみに例のカットで出てきた青いオーラは闇の力でも何でもありません。
いち人間によるただの闘気的なものです。
デュエリストってヤバいですね。
覚醒1発目に発動したのがリビングデッドの呼び声というのもめちゃくちゃアツい!!
地獄みたいな声を出しながら、どん底から這い上がろうと逆襲を始めるんですよ!!!
ある意味地獄の始まりとも言えるんですが、それはまた後ほど。
しかも復活させたのがプロト・サイバー・ドラゴンというのもまたいいですよねぇ。
プロトタイプの略だと思ってるんだけど、つまり〝試作品〟とか〝原型〟みたいな意味じゃん。
つまり変化や進化の暗喩を感じるじゃん。
まぁ実際は、サイバネティック・フュージョン・サポートで全サイドラが除外されてただけなんですが。
あとは初手から既にオーバーロード・フュージョンをサーチしてたのには、勘のいい視聴者はツッコミを禁じ得なかったでしょう。
それだけ彼のデュエルセンスは天才的だったということですね!!!(強引)
全部拗れたオタクの深読みに過ぎませんが!!!
そんなわけで華麗に顕現したキメラテック・オーバー・ドラゴン。
「キメラティック」じゃないよ「キメラテック」だよ。
その圧倒的な暴力によって絶望的なライフ差を取り返し、更に逆転勝利を決めてしまいます。
どう見ても頑丈そうな檻をへし折り、テーブルを破壊し、もうもうと立ち上る土煙……
2005年12月28日、地下より生まれし怪物が誕生したというわけです。
年末にこんな激重AVを流すんじゃない。
お話の最後、ヘルカイザーとして返り咲く亮の姿が中継され、それを見た翔が兄との決闘を仄めかして終わります。
その際、夜●月風な顔をして立つ亮の腰には……「R」ではなく「K」のバックルが。
後にも先にも「K」バックルだったのはこれだけです。
作画ミスだったのかな。
あとこの話放送中、地震速報のテロップが出まして、そのマグニチュードは4.8。
キメラテックの攻撃力も4800だから……地下デュエル場は日本に存在していた……?
サイバー流ってナニ?私もわからん「83話」
ここで長らく謎に包まれていたサイバー流の秘密が明かさ…………れません!!!!
そもそもサイバー流なるワードはこの回が初出なんです!
伏線すら張られなかったとかどういうことなの…
プロリーグに返り咲いてしばらく、順調に勝利を重ねていくヘルカイザー。
ただデュエルをしているだけだというのに、何故か毎度病院送りにされてしまう対戦者……
当然、衝撃増幅装置なんてものは使っていません。ナンデダローネ
会場を去る足取りの向こうにはあの猿山さんの姿が。
アナタ今度はマネージャーになったのね。
これだけ見てるとすっごい悪役に見えるから不思議です。
ただデュエルしてるだけなのに。
ヒール転向はどうやら猿山さん発案のよう。
そんなプロレスみたいなイメージ戦略があるのか……カードゲームを使った、ただの個人競技やぞ。
まぁ「才能を預からせてくれ」と言った責任はちゃんと果たしてる辺り、たぶんそんな悪い奴じゃない。
しかぁーし!!!!
世渡りというものが全くできない我らがヘルカイザーは、そんな猿山さんの手腕を高く買うどころか、一方的に追い出してしまうのです。
「失せてもらおう」って……そりゃないぜ……😭
お陰でアニメからも完全に失せちまったじゃねぇか……
ところで丸藤亮ってのはですね、大変に得な男でして。
準レギュラー的立ち位置でそんなに出番も多くないのに、衣装のバリエーションがほんと多いんですよ。
白燕尾の制服、制服にしか見えないプロ衣装、ヘルコート、そして……
ガチ登山服!!!
なんで!!!!!
ほんとはもっと歩きやすい登山道とかあっただろうに、なんであんな断崖絶壁をダイレクトに登ったんだ?
がんばりゲージめっちゃ使ったろうな……ガッツ料理も途中で食ったろうな……とか考える私は立派なティアキン廃人です。
地底探索して採掘という名の奇襲かけるの楽しいよね。
さて、お寺の本堂みたいな建物の中で待っていたのはまさかの人でした。
人物紹介的な回想が挟まれたけど、ここまで順番に視聴した人ならもうお馴染みでしょう。
なぜ師範ポジなのかはわかりませんが。
そしてそんな目上の人に対して敬語を忘れない亮……もうさぁ、育ちの良さが滲み出とんのよ……
何がヘルカイザーだよ、地獄の皇帝だよ、ヒール転向だよ……
君にはヒールなんざ向かんのよ。
でも挨拶もそこそこにさっさとデュエルディスク構えるところはおヘルって感じでよきです😊👍
それよりも師範の背後にかかってる掛け軸の説明をしてくれ!!!
いつも通り初手でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚する亮、ここで師範から衝撃の思い出話を聞かされます。
サイバー・エンド・ドラゴンって、サイバー流の免許皆伝者の証で、それを亮は9歳で会得したって!?
つまり亮と師範はアカデミア入学前から師弟関係にあった…ってコト!?
しかも道場が山奥だから当然生活もここだったろうに……
文字通り血と汗と涙を流して修行に明け暮れたって……幼い亮くんは一体……
ここで何をされたんですか!!?!??!?!!?!!??!?
モブの姿を見る限り、どうも丸藤少年よりも年上な人がチラホラ……というか、多くね?って感じで、さぞ性根の曲がった兄弟子たちに疎まれたことでしょう。
それでもピュアハートを守り続け、ヘルカイザーになるまで無垢であり続けた君は本当にすごいよ……(違います)
あとこの回1番の視聴ポイントは、丸藤少年の貴重な頬染めシーンです。
照れるな、襲うぞ。
あと余談ですが、拙作の同人誌の中に和綴じの本がありまして。
そこに掲載した格言的なやつはここから引用しました。
意外と何気ないシーンだったでしょ?😊
さて回想はここで終わりますが、師範の懐古談は止まりません。
それに一言も発しなければ一切の反応すら示さない亮、サイボーグか?
満を持して口を開いたかと思えばまぁたド直球な。
これだから弟との仲が拗れるんだよ。
というか冒頭の翔の体育座り……ちょっと胸が痛みますね。
あんなに尊敬してた兄が悪役みたいになって、そりゃショックだよな……
話を元に戻して、ここで初めて裏デッキについて言及されます。
陰と陽って言うもんだから、サイバーのルーツって中国か何かでしょうか?
確かにサイドラのデザインって龍というより🐉竜🐉って感じだもんね。
サイバー・エンドもちょっとオリエンタルな雰囲気があるし。
で、なんでかつての修行場で師弟対決を仕掛けたのかって話ですが、後の激ヤバ設定をお出しされる裏デッキを手に入れるためなんですね。
なんか弟子が暴走して師匠に決闘を挑む話って、弟子側がすごい闇落ちした場合にありがちなんですが……この子、ただ強くなりたいだけなんですよね。
別に悪さするためじゃないし、自分の愛用するデッキと共に高みを目指したい的なことも言ってたので。
だから師範も、こんな果たし状めいた呼び出しをして実力行使で止めにかかる必要なんざ本来ないわけで。
やはり愛弟子だからか「道を踏み外してるから元に戻してやらなきゃ」精神が働いてるんでしょうかね。
「思い出せ」と言っている辺り、余程の未練を感じます。
しかしそんな過去の思い出程度で止まる亮ではありません。
余計な語らいもなく淡々と進むデュエル……緊迫感が伝わってとてもいいですね。
サイバー・エンドも奪われて、一見するとピンチのようにも……いや見えないな。
全く喋らない主役の代わりに語り倒してくれる師範。
彼の口からリスペクトという言葉が出る度に、それこそが亮を縛り付ける呪いの根元になっていたことがよくわかります。
今までの亮のデュエルって、サイバー・エンドありきのコンボばかりだったんですよ。
実際のOCGにおいても切り札が1枚だけの危険性ってとっても高くて、それだけで相手に手を読まれてしまう。
だからこそ亮はエド戦で惨敗を喫し、そして連敗しまくったわけなんですよね。
65話でもサイバー・エンドの召喚に拘ってたし。
でもそれが間違いだと気付いた亮は、師範の読みを超えるコンボを繰り出します。
そう、
「鬼にならねば見えぬ地平がある」コンボ!!!
とても19歳とは思えない科白ですね~
師範の読みではサイバー・エンドを取り戻すと踏んでいましたが、実際は相手の切り札を奪って罠を掻い潜るという戦法に出た亮。
彼の方が1枚上手でした。
そしてお決まりのオーバーキル。
こんなかっこいい悪役があって堪るかよ(一般プロデュエリストです)
ちなみにサイバー・エンド・ドラゴンの心を見るというのはカードの活用法を読み解く的な意味であり、実際に見えてる訳ではないはずです(た、多分…)
別に精霊を視認できるような特殊能力なんてないし。
ただまぁ〝サイバー流積み込み〟と言われるような戦い方をする辺り、もしかしたら本当に見えてるのかも知れない。
勝敗は言わずもがな。
過去の思い出に縋る者と未来を見据える者とでは、後者に軍配が上がるのも道理です。
師範の必死の制止も虚しく、裏デッキを奪われてしまい、デュエルは幕を下ろしました。
同時に、ここから丸藤亮による人生3倍速物語が始まったのです。
余談ですが、最後のデュエルマガジンになぜか猿山氏のインタビューが載っています。
そこには秘密の地下トレーニング施設のワードが……
いや秘密は守るって言ってたやんけ!!!
棄てられた腹いせに告発したんかな!!!
ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part1「89話」
誰をも寄せ付けない孤高の男――丸藤亮に親友がいることを、皆は知っているだろうか……
その存在はアニメ放送初期から言及され、ビジュアルも出され……しかし行方不明であったせいで長らく全貌が謎に包まれていた(……のかなぁ…?)
彼の存在は亮受け界隈を震撼させ、まだ口調も性格も何もわからない写真だけの存在にも拘わらず、甘いマスクと天上院明日香の兄という2点だけで二次創作がされたほど……
そう、天上院吹雪である!!!
世の視聴者は待ち焦がれていただろう。
親友と謳われながら、彼らと2つ下の後輩たちに話のスポットが当たりまくっていたため、絡みらしい絡みが全く描かれなかったことに。
しかもその片割れが順当に卒業してしまったせいで、最早親友回は絶望的と思われていた……が。
ほんとアニメスタッフありがとう!!!!
この回も一生擦り続けます😭😭😭
さて皆さんお待ちかね、吹亮セッ……ならぬ吹雪VS亮のデュエル回です。
まじでずっと待ってた。
ここへ至るまでの吹雪は洗脳ヴィランだったり、アイドルだったり、厄介恋愛伝道師だったり、ヒロインだったりと様々で、明日香や亮を困らせる存在ということしかわかりませんでした。
詳しくは47話の明日香VS万丈目のラブデュエル回をどうぞ!
めちゃくちゃ表情豊かで緩いカイザーが見れます!!!
今回のお話ですが、前項の師弟対決の続き的なお話になります。
師弟デュエルの終わりに学園主催の世界大会へ出場するようメダルを渡された亮は「称号は不要」と言いつつも、新たに手にした裏デッキの肩慣らしに丁度いいと言い残して去って行きました。
その言葉通り亮は島に上陸しているらしく、一度亮に敗れた校長は、なんと吹雪を呼び出して亮を止めてほしいと頼むのです。
どうやら校長の見解では亮は闇落ちしてしまったと思っているらしく、裏デッキがその後押しになってしまわないかと危惧しているようです。
親友である吹雪なら、心の闇に染まってしまった亮を助けることができるかも知れない……と、こんな感じらしい。
確かにダークネスに心身共に囚われていた吹雪なら適任かも知れませんね。
ただ何度も言いますが、亮は別に闇の力に頼ったわけじゃないんですよ。
ちょっと性癖の歪んだエンタメをお届けする地下デュエルで肉体的、精神的に追い詰められ四面楚歌な状況から「どんな形でもいいから勝ちたい」という欲求を見出しただけなんです。
果たしてこれを闇落ちの一言だけで片付けていいんでしょうか!?(熱弁)
サイバー・エンドの心は見えてるって言ってたじゃん!!!!
それもこれも言い訳しない上に語りもしないコミュ障のせいだよ……
さて本編、なんか熟年カップルみたいな雰囲気を漂わせる2人。
断崖から見下ろす吹雪と、思い出の灯台で佇む亮……
再会を喜ぶ素振りもなく、無言で2人が向かったのは、火山の麓。
そこでわざわざダークネスの衣装に着替える吹雪……たいへん気合いが入ってます。
てかなんでそんなの持ってるの???
そして彼の手には黒いオーラを纏うデッキが。
これはセブンスターズのダークネスの刺客として十代と戦う際に使用した真紅眼デッキです。
だからなんでそんなの持ってるの????
曰く、親友と同じ闇に潜って一緒に帰ろうとのこと。
いや自己犠牲甚だしくない?????
ちなみにあのデッキ、ダイナソー竜崎とか城ノ内くんは関係ありません。
遊戯王のお兄ちゃんズってなんでそんな自分の身を顧みないの。
これだから世の腐女子が狂うんだよ。
さていよいよ始まりました親友対決。
先攻の吹雪、初手から大ダメージを与えるコンボを繰り出して亮に褒められます。
ねえその褒め方本当に19歳????
後攻の亮も負けていません。
サイバー・ダークのお家芸とも言えるモンスター装備の効果でレッドアイズの雛くんと合体します。
当時は相手の墓地も対象だったんですね。
更に初手で受けたダメージを逆手に取って巨大化を発動、瞬く間にレッドアイズの攻撃力と並びます。
こんな早々から高火力モンスターの応酬が見れるって、当時はほんとにロマンだったし2人が親友と呼び合う仲なのも頷けますよね。
というか、効果説明するときの亮の声、ちょっとえっちじゃない?
カードを展開していく度にダークネスの残留思念に苦しむ吹雪と、それを静かに見る亮。
そんなカットがちょこちょこ挟まれていきます。
語らずして人物の内面を描写するというのは私の好きな演出の1つなんですが……それにしたって無表情過ぎるし何も言わなさ過ぎじゃない?
相手が吹雪じゃなかったら友達やめてたよ。
闇に囚われないよう声をかけてやれよ。
たぶん「俺は闇に囚われていない」と言うだけで全部丸く収まる話だぞ!!
そんな視聴者の叫びも虚しくデュエルは続いていきます。
しかも人目を忍ぶつもりが、真紅眼の闇竜の召喚によって空模様が変わり、十代・翔・剣山に気付かれてしまいます。
カットが変わり、2体目のサイバー・ダークのお披露目です。
OCGのサイバー・ダーク使いの方は1番お世話になっているであろうエッジちゃんです。
見た目も技名も1番すき😘
なぁ~んて言ってる間にどんどんダークネスの干渉がツラくなってきた吹雪。
どうやら真紅眼の闇竜を強化してくと力を増していくシステムらしい。
それでもギリギリ踏みとどまって攻撃を仕掛け、3000の戦闘ダメージを与えようとします。
……が、そんなもので倒れるヘルカイザーではありません。
ついに来ましたパワー・ウォール!!!!
カードを投げ捨てる防護壁!!!!!!
そのあまりにも残虐極まりない所業は、ギリギリで踏みとどまっていた吹雪の心をへし折ります。
よって、満を持してダークネスが登場。
それでもピクリとも反応しない亮。
なんでかなぁ……
しかし人格が切り替わってから、元々口数の少なかったデュエルがより淡々としたものになっていきます。
でもせっかくの煽りを遮ってモンスター召喚するのはあんまりよくないと思うぞ。
自分が引き金引いちゃったから責任感じてるのかな。
まぁ今回は裏デッキお披露目回でもあるので、しっかり切り札も召喚させます。
そしてずっと静かだった亮の効果説明に、ようやく熱が籠もっていきます。
ずっと準備してたもんね、よかったね!
自前の効果によってみるみる攻撃力を上げていく切り札モンスターくん。
どう考えても周到な頭脳プレイにしか見えないのに、それを傲慢な戦術だと言い切る翔…‥ドウシテ…
そして形成は一気に逆転し、切り札の攻撃によって勝利します。
脳内に直接語りかけながら(???)
ずっとかけてほしかったセリフは、このタイミングでお披露目です。
イマジナリートークに近いので、このときの亮は大変素直。
そして語調も昔のようにとっても柔らかいです。
つまり善人な性根は変わってないということですよ。
余りにも不器用すぎる……!
そしてあの口元だよ!!!!!!!!!!!
人間なんだから
魂で通じ合うな!!!!!!!!!!!!
なのにアレだよ!!!!
いつまで下手なヒールを演じるつもりなんだよ!!!!!
君に信頼や尊敬を寄せる人が絶えないってのはそういうことなんだからな!!!
ちなみに当時の心境をそれとなく語るお話があるんですよ。
〝タッグフォース3〟ってゲームなんですけど。
なんとこれ、在学時代に親友に困らされたエピソードとかも別軸で語ってくれるので、双璧(吹雪と亮のこと)好きな人は見てほしい……
なんであれをアニメでやらなかったんだって思ったけど、動きと声が付いたらたぶん耐えられなかった気がするのである意味ゲームでよかったです。
ちゃんと絡んだの、実は初めてなんです Part2「95話」
散々引っ張りに引っ張ったダイナミック兄弟喧嘩回です。
兄弟喧嘩というには少々一方的な気もしますが……
65話にてヘルカイザーが爆誕してから、彼がメインで登場する回には必ず沈鬱な顔の弟が出て……そのわかりやすい伏線に、視聴者はテンションを上げていきました。
いやぁ、待ちましたよ。
お話は大変クールにメダルを獲得していく翔からスタートします。
負けたモブも言ってたけど、ちょっと前までゴミ箱に隠れた奴と同じ人と思えない変貌っぷりだよな!(詳しくは87話「がんばれ!おジャマトリオ(前編)」をチェックだ!)
翔特有のこの別人のような二面性は視聴者によっては少ししんどいらしい。
ただ忘れがちだけど、彼らってティーンの中でも最も多感な高校生って設定なんですよね。
あの頃ってこの人と決めた相手に依存レベルでゾッコンになっちゃうし、その相手に裏切られたら悲劇の主人公みたいに嘆いて恨んで自暴自棄になっちゃうし……
何かと自分に都合よく事実をねじ曲げてしまう傾向があるのが、思春期の特徴だと思ってます。
そういう意味では、この丸藤翔という男……とっても年相応な性格してるんですよね。
誰かがいないと自分を保てないのに、かなり自分に都合のいい期待を寄せてしまうところがまさしくって感じ。
思春期を通過して久しい自分としては「そうだよね、あの頃って周りの人にいっぱい振り回されてつらかったよね」って共感が湧いてきます。
しかし彼が等身大のティーンだからといって、この兄弟デュエルが心温まるお話になるわけもなく。
むしろ肉親らしからぬ無慈悲さで、翔は心身共に追い詰められてしまうのです。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???
兄のためにと組んだデッキ(というか一部のカード)が装置の機能と最悪の化学反応を見せたことで、翔は自前で酸のラスト・マシン・ウイルスを想起させるバーンダメージを喰らい続ける羽目になります。
そしてそんな見え透いた持久戦にあのヘルカイザーが屈する訳もなく……
中々通らない大ダメージに苛立つことなく、対者を完全に消耗させてしっかり勝利するのでした。
デュエルの最中「元のお兄さんに戻ってほしい」の気持ちで必死に訴えかける弟だが、全く耳を貸さない兄。
前回の親友戦では多少の温情を感じる場面が随所に散りばめられていたのに対し、兄弟戦では1つとして挟まれません。
この扱いの差は一体何なんだ……
ただ終始楽しそうにデュエルする亮の姿に、視聴者はただただ宇宙猫になるしかありませんでした。
デッキが変わっても火力で押し潰してくスタイル……嫌いじゃないよ……
そんなわけで記念すべき兄弟対決は、兄の方に軍配が上がり幕を閉じたのです。
美しき兄弟愛と(なぜか)漂う死相「137話」
なんと、もう3期も後半です(早いな)。
でも空白の42話の間、全く出番がなかった訳じゃないんです。
ただメインじゃなかったってだけなんで割愛しました。
個人的なオススメは128話の「宝玉獣VSサイバー・エンド・ドラゴン」ですかね。
今まで各話に1体しか出なかった彼の大型サイバーを存分に味わえます。
表裏サイバーオールスターズです。
しかもデュエルに呼ばれた理由が闘争心が強くてたくさんのデュエルエナジーを放出してくれそうな人とのことらしく。
たしかに闘争心はほとんどが闇落ちを疑ったレベルで強いし、デュエルエナジーのことはよくわからんがGX随一のパワーアタッカーだしな(ATK4000超えは当たり前)
ちなみに当時、歴代最高ATKを叩き出したのは、卒業デュエル回の36900なんだそうです(無限大は対象外だよ!)
たしかゼアルが放送されるまで抜かれなかったはず。
他は131話にも出ましたかね。
これは異世界から戻ってきたはずの十代達が、ヨハンを捜すためにもう一度異世界へ渡ろうぜってなるお話です。
そしてこの決断こそが、ド鬱展開の始まりとなるわけなんですね~
いきなり137話を視聴すると、背景とかで「観る作品間違えたか!???!?」と困惑必至なので、一旦131話を観てからでもいいかも知れません。
まぁそれでも理解が追いつかないことには違いありませんが。
で、肝心の本編。
何が起きたのか委細は省きますが……まぁ翔の回想がすべてです。
ヨハンというかけがえのない親友を失ったショックから逃げるように、ひとりで突っ走ってしまう十代。
彼の様子に苛立ちや心配を覚えながらも、なんとかついて行こうとする万丈目たち。
しかしついに暗黒界というカテゴリーのモンスター達によって、十代は仲間を人質に取られてしまいました。
万丈目、明日香、吹雪、剣山。
あろうことか、古くからの見知った友人たちでした。
人質ひとりひとりには、それぞれ1つだけ負の感情を増幅させる呪いを施されていて、それを爆発させると肉体が消滅し、魂が儀式の生贄にされるという設計です。
……おいおいおい。
デュエルで儀式をするな。
というか、デュエルで命の遣り取りをするな!?
デュエルには十代が勝ったのですが、儀式は不完全ながらも形になってしまいました。
そしてずっと一緒だった仲間に弁解する暇もないままひとりぼっちになってしまった十代は、覇王という心の闇に閉じ籠もってしまったのです。
儀式が不完全だった理由はご覧の通り。
本来は翔も生贄の対象だったんです。
けれど何やかんや難を逃れており、暗黒界の奴も「1人足りねぇ!」となりながらも仕方なく決行したという訳です。
しかし儀式は済んでも呪いは残ったまま。
十代への疑心は強くなり、ついには彼との記憶すら抹消しようと考えるようになりました。
でも冒頭で夢を見たり、ふとした瞬間に思い出が蘇ったりしてて、めちゃくちゃ未練を感じる。
挙句その未練を断ち切る手段に、デュエルディスクを投げ捨てる始末……
こう、自分の気持ちに正直になれないとこが思春期って感じで大変よきですねぇ……
あといつの間にか行方不明になってたおジャマイエローがかわいい……
今後の鬱展開で唯一の✨癒やし✨ですよ。
最初はつっけんどんとする翔ですが、元来困ってる人を放っておけない性格なので、丸腰でも助けに走っちゃう!
あんなクソデカムカデ相手によくやるよな……どう見てもノープランっぽいのに。
いよいよ万事休すか!……というところでまさかのブツが投擲されます。
なんで奴はあの装置を持ち歩いてるのかなあ???(2回目)
というかアレ、投げた衝撃でも反応するんだね……便利じゃん。
そして慣れた手さばきでいつも通りサイバー・エンドを召喚する黒マントの男……
顕現するモンスターの姿に、翔はようやく自分を助けた人物が兄だと気付きます。
視聴者はもっと前から気付いていたことでしょう。
だって投げたブツが……ねぇ?
ムカデVS3つ首竜。
なぜか竜の方が明らかなサイズ負けをしていてヒヤリとしますが、どうやらちゃんと攻撃力は反映されているよう。
2800VS4000の戦いです。
方首を拘束されても残る2首が反撃します。
そしていつもの必殺技が炸裂!弟諸共爆風に巻き込んで吹っ飛ばします。なんで!!!
力を加減するということをしない辺り、とってもらしいなって思いますね!
一段落……からの、来ました!
お待ちかねの心臓発作です!!!!
どこのホビアニに胸部のレントゲン出すやつがあるかよ!!!!
とにかく役者さんの演技がたいへん光ります!
呼吸すらままならないと言わんばかりにくぐもった苦鳴。
あまりにも生々しくて当時キッズだった私はリビングで観るのが居たたまれなくなったよ!!!
どう見ても死亡フラグですが、当人は発作が治まると何食わぬ顔をして気を失った弟の傍にいます。
こんなところで兄弟らしい演出をするんじゃない。
今回は自分を見捨てて突っ走ってしまった十代に対する失望と未練で葛藤する翔の話です。
本人は未練を断ち切りたいと考えているようですが、それを逃げだと指摘する亮。
さてはどっかで隠れて見てたな。
頭では理解していても何が正しいのかわからなくなって翔は、亮に助けを請います。
「兄さん」と……
兄さん……にいさん……ニイサン…………
兄さん!!??!?!???!?
とんでもない衝撃を食らって呻く視聴者をそっちのけて兄弟の不器用な遣り取りは続きます。
「お前自身がもう決めている」???!!?!?!?!?!
なんでさあ!!!!!
どうしてさあ!!!!!!
こんなさあ!!!!!!!!
今更いいお兄さんムーヴをかまさないでくれ……
もともといいお兄さんだったけども……
(実弟に電気ショックデュエルを仕掛ける奴がいい兄なわけあるか)
お陰でこの後に登場するエドとの熟年コンビみたいな雰囲気が入ってこないよ!!!
なんだよ「亮」呼びってさあ!!!!!
この回はなんか色んな人の呼称が変わるので脳味噌がバグります。
カロリーがヤバくて胸焼けしちまうぜ……
プロコンビによる異世界エンジョイ術「141話」
実はこの話のメインは別の人だったりします。
でも冒頭があまりにもあまりで脳味噌が破壊されるから見てほしい。
せめて冒頭だけ……
公式で主従ごっこすることなんてあります!?
よりによってあのプロコンビが!!!!
※プロコンビとは
プロデュエリストでありながらGXの準レギュラー枠にいるキャラクター2名のこと。
具体的には丸藤亮とエド・フェニックスのことである。
見てくださいよこの異常なまでの馴染みよう!!!
めちゃくちゃ異世界エンジョイしとるやんけ……
他の連中が各地の集落を回って真正面から敵アジトを叩くという派手な動きをする中、人気の少ない場所に潜伏して静かに立ち回るとかさぁ……
あまりにも玄人なプレイだから、もしかして潜入経験でもあるんですかね?(ありません)
スタッフもめちゃくちゃわかってる配役にしてて、cv石田彰な執事が胡散臭くない訳ないじゃんよ……って感じでゲラゲラ笑いました。
しかもcv前田剛の方は勝手にサイバー流道場異世界支部立ち上げてるし。
つかそのタペストリーどっから持ってきたんだよ。
とーぜん諸々のツッコミに対する説明はありませんでした。
まぁ、遊戯王だしな(麻痺)
敵の斥候からぶん取った馬代わりの恐竜を颯爽と乗りこなし、いよいよ大立ち回りをしかける準備に入っていきます。
というお話でした!!!!!
2人の言う通りどう見ても正当ヒーローじゃないし、潜入を熟知したような動きだし、何より未知の世界にいるってのに普段通りに落ち着いてる!
あと無駄にかっこいい!
胡散臭い!!!!!
あとBパートの遣り取り見てると、どうやら参謀ポジはエドの様子。
亮にマクロ組む系はできないと思ったんでしょうね
私もそう思うよ。
頭脳明晰な設定は一体どこへ行ったんでしょう(遠い目)
命を燃やし切るアナタは美しい…「146話」「147話」「148話」
ところで丸藤亮には命日(偽)があります。
8月15日なので、一緒に泣いてください(???)
はい、やって参りました。
丸藤亮が最高の輝きを見せてくれる回(3部立て)です!!!
ますは146話!
青空サイバー流道場です!!!!!
覇王としてたくさんの人たちを傷つけてしまった自責から、十代は〝融合〟のカードが使えなくなってしまっていました。
皮肉にも彼のデッキのキーカードが融合なので、紙束同然です。
このままでは巨悪と戦えないと考えた亮は、あろうことか強引にデュエルをしかけてきます。
おい、ここ異世界やぞ。
いつも通り速攻でサイバー・エンド・ドラゴンを召喚し、新カードと合体させて唐突なデュエル講義を始めました。
十代の場のカードをひとつひとつ丁寧に破壊していきながら、最適なコンボを代わりに説明していく様はまさに……エターナル・ド正論・バースト……
端的に事実を突きつけてくるんで、その殺傷力に視聴者も涙目です。
どう見ても傷心の相手に追い打ちをかけているようにしか見えないので、亮の決死の訴えも届かず……
やがてお手上げと悟るや否や、怒りのままにトドメを刺そうとします。なんで。
が、彼もまた別の意味でボロボロでした。
都合よく暴れ出す心臓発作からデュエルは中断。
これにより、亮の死亡フラグが周囲にバレてしまいます。
急展開に混乱する翔やら先生やら。
この騒ぎに乗じて、十代はその場から逃げ出してしましました。
心臓病の原因が地下デュエルなんて、そんな引っ張らなくてもわかっていたよ。
というか猿山氏追い出した後も、さては通っていたな?
そんな死にそうな身体で十代の目を覚まさせようとしてたんか…と言うクロノス先生に「そんな善人じゃない」と自嘲する亮……ほんとそういうとこだよ。
仮にもヘルカイザーなんてご大層なリングネームもらってる身なんだからさ、もっと不遜に堂々としててくれよ。
この後に及んでまだそんな苦し紛れの悪人アピールしてんのかよ。
お前が真性の善人だってことは周知の事実なんだよ。
いい加減認めてくれ!!!!
他には十代が覇王軍の残党とデュエルする話でもあるんですが、今回は割愛させてください。
お次に147話!!
こちらもAパートはほとんど残党戦なので、当記事のメインはAパート後半からになります。
しかしその前に3期の黒幕の思惑がここで判明します。
何かFF8の時間圧縮を彷彿とさせる壮大な計画ですね。
ここぞ、というときにしか姿を現さない黒幕ってマジの強者なんだよ。
3期はね、GXで1番のサビなんです……メンタルはお亡くなりになりますが。
それにしてもクロノス先生ほんといい奴になったよな……
元々憎めない性格してたけど、1期の所業がかなり酷かったから、私はむしろコッチに感動です。
というか亮と先生がちゃんと会話するのって、ほんと少ないので大変レアです。オススメ。
看病しながら人生について情熱的に語る先生の姿に、何となく胸を打たれたような顔をする亮……実はこれが悪夢の始まりだったりする。
そしていよいよ黒幕と初エンカ!
その祈念すべき1戦目に選ばれたのは、なんと丸藤亮でした!!
謎本能で強敵の気配を察知できるアンタはすごいよ!!!
姿はヨハンなのですが、ただならぬ雰囲気に亮は違和感を覚え「お前は、誰だ」と言い放ちます。
何度も言いますが彼は精霊が見えない一般デュエリストです。
たった1回しか対峙してないのに、その勘の鋭さはなんだ。おヘルセンサーか。
そして妙な解釈で、先ほどの先生の格言をすぐに実行しようとする君は、大変に厄介な教え子だよ。
ちゃんと敬意も残っててね、私が教師ならこんな変に素直な生徒なんて御免ですね!
デュエルはヨハンの先攻から。
いきなりヤバそうなフィールド魔法を張ってきやがります。
今ならわかる……演出上しょうがないとはいえ、最優先に除去しないと駄目なカードだったよ……
ああいうカードがあるのとないのとでは、アドの取れ方も全然違うからね。
珍しく冷静にデッキを分析するモノローグが入り、そのフィールド魔法の厄介さも勘づいていましたが……
やはり吹っ切れ方がおかしいヘルカイザーは、ろくに対策も取らずに力押しする戦法に出ます。
なんでだ。
余談ですがクロノス先生がタニヤっちのことを「怖い」と評した理由ですが、36話〝三沢っちVSアマゾネス! ムコとりデュエル〟をご覧ください。
一般生徒の三沢くんとタニヤっちが一緒に行動する理由も知れて大変面白いです。
恋は盲目……
そして亮の読み通り、コストを支払えば戦闘ダメージを免れるという効果を発揮するフィールド魔法……雑に強いじゃん。
しかし逆境で燃える男は何故かワクワクしています。
お願いだから破壊して……
カードの回転的に何となくヨハンの方に軍配が上がりそうだなぁと思っていたら、ついに異世界でライフダメージを喰らってしまいます。
見てーーーーー!!!!!
喉絞りまくったような呻き声!!
生々しくて大変えっちですねぇ……
沸き立つ視聴者に対してお通夜モードの現場。
傷心の十代が1番まともな訴えをしてるんですが、デュエル脳に冒された戦闘狂は聞く耳を持ちません。
妖艶なBGMと相俟って「余計なことをするな」と言う亮の苦しげな声にも色を感じます(感じません)
でさぁ~~~~~待ってたかのように十代の目の前でわざわざ融合を発動する徹底ぶりよ。
そう、彼も実は融合使いだったりするんですよね。
前に十代と亮の類似性について話をしたと思うんですが、2人とも切り札を出すための鍵となるカードが融合であるところにね、なんかもう運命を感じるんですよ。
あと「お前ならわかるだろう」ってさ、自分の行動を正当化するために非言語で同意を求めないでくれ!
ダメージを受けて逆境に近付くほどにワクワクするってさ、たしかにそうなんだけど君の場合は屈折してんのよ。
そもそも生死の境を彷徨わないのが前提なのわかってる!??!?!?
まぁ、今まで死にかねない状況に十代が気付いてなかったってのもあるけど!
そして融合で召喚したサイバー・ツイン・ドラゴンと融合解除のコンボによる怒濤の手数で、相手のダメージ無効ストックを減らしていきます。
もはや雑草魂なくらい泥臭くてしつこいな!
これでトドメか!?というところで次回に持ち越しとなります。
そして最後の148話!!!
デュエルは終わりません!よかったね!!!
皆さんお気付きかわかりませんが、この話、丸藤亮総集編みたいに表サイバーが大盤振る舞いされるんですよ。
サイバー・ドラゴンから始まり、サイバー・バリア、サイバー・ツインときて、お次は何が来るんでしょうね……
さて、泥臭コンボで球数を減らして安心……するかと思いきや、これが却って悪手となりヨハンの切り札を召喚させてしまいます。
それでも動揺しないどころかちょっと嬉しそうな亮……なんでぇ???
相手のデッキがMTGで言うコントロールに近い動きをするので、当然サイバー・バリアのバリア効果は無効化され、3200の戦闘ダメージをモロに喰らってしまいます。
そしてサイバー・バリアの次に来るモンスターといえば、やはりサイバー・レーザー・ドラゴンですよね!
召喚コストは激重だけど、この子の破壊効果はめっちゃ便利。
ノーコストなのがとっても嬉しい。
でもまぁ、破壊できないんですけど。
そうこのデュエル、亮の繰り出す手を悉く封じられてしまうんですよ。
切り札くんと、あの厄介なフィールド魔法くんによって……
流れは完全にヨハンに向いています。
が、無策という訳ではないようで、亮も負けじとカウンターをしかけていきます。
亮の扱うデッキってMTGで言うところのランプに近いんですよ。
だから宝玉獣デッキとの相性がとても悪い。
場を一掃するカードも持っていないため、ヨハンの敷いた鉄壁の布陣を突破するには、地道に相手の資源を枯渇させてくしかないんですよ。
未知のカード相手によくやるよ……
ヨハンの言う通り、どれだけ足掻いたところで劣勢には変わりない。
それでも絶望しないのは、勝敗が決した後の未来がないからこそ「今」に集中することができるからです。
未来がないから絶望のしようがないんですよね。
目に見える戦況は劣勢だけど、心理戦は有利。こんな感じです。
お陰でメンヘラ全開のヨハン(中身ユベル)に「正気か?」とドン引きされます。
わかる、たかが娯楽に私もドン引きだよ。
そして新カード登場、サイバー・ヴァリーちゃんです。
当時この子には私もお世話になりました。
メタ的なお話をすると、この頃OCGでは強欲な壺も天使の施しも禁止カードになっていて、レギュレーションを反映させないといけないアニメでは使えなかったんです。
いつの間にか登場しなくなった汎用カード、ありませんか?
そうです、当時は禁止カードだったんです。
そういう事情から手札を増強するのに別のカードを代用しなければならず、登場したのがヴァリーちゃんという訳なんですね。
いっぱいカード効果持ってるから何度も登場するよ!
そして増やした手札でオーバーロード・フュージョンを発動するわけなんですが……
オーバーロード・フュージョンと言えばあのカードが思い浮かびませんか?
いいえ、新カードです。
キメラテック・フォートレス・ドラゴン!!!
こいつから繰り出される怒濤の連続攻撃があまりにもアツい!!!!!
ここは65話をオマージュしたシーンとなっていて、5連続攻撃をするのですが、当時と違ってまとめません!
1打1打、丁寧に攻撃してくれます🤗
ここでも役者さんの演技力が光りますね、渾身の攻撃って感じがダイレクトに伝わります。
皆さんは第何打がお好きですか…?
私は4打が魂削ってる感じがして最高ですね……💕
血を吐くような声で最後の1打を放ち、そしてAパートが終わる。
そう、こんな激アツなシーンがまだ前半なんですよ。
後半はどこまで熱くなるんだ……
今回のデュエルですが、かなりハラハラする展開が多いですね。
何となく一進一退にも見える攻防ですが、少し俯瞰すると、ヨハンの掌で踊らされてるのがわかります。
全体的にヨハン(inユベル)の方が一枚上手なんですよ。
しかも多分、踊らされてる本人もそれがわかってる。
だから足掻くんです。
勝敗を超越した、自分の中で最も輝かしいと思えるデュエルがしたいから。
だから命日なんですよ。
こんな姿を見せられてる弟の気持ち考えたことあるか。
翔ってデュエルで2度も兄を亡くすんです。
32話とコレね。そりゃ涙もフライングするよ。
さて、一体彼はどんな風に負けるんでしょうか。
もう心臓も限界が近いです。
そしてラストドローで引いたカードが本当に憎い!!
丸藤兄弟の代名詞とも言えるアレ!!!
カード名だけで瞬く間に胸熱展開に持って行くGXはやっぱりすげぇぜ!!!
回想シーンもサイバー・エンド・ドラゴンの大盤振る舞いです!!!
こう、キャラクターと視聴者とのボルテージがリンクするアニメは神って相場が決まってるんだよ。
私の目も十代と同じく✨キラキラ✨です。
あと言い忘れてたけど、このサイバー・エンドを召喚する際のBGMが最高に神だから耳かっぽじって聴いてほしい。
サントラ未収録なので😭
そしてここでおヘルらしからぬ善人ムーヴが発動します。
相手がヨハンの身体を借りてる別人だと初めから気付いていた亮は、トドメを刺す前に猶予を与える訳なんですね。
本来ヴィランってそんなことしませんから、いかに彼が知人友人たちに見栄を張ってるだけのお人好しだということがよくわかります。
そういうことすると私が狂うからほんとやめてほしい。
結局引き剥がすことはできなかったんですが、思い切りのよさを出すために自分のことを「ヘルカイザー」呼びするの自らに言い聞かせてるようで泣く。
そう、彼はヘルカイザーと言われるようになってから一度も自分をそう呼んだことないんですよ。
人に言われて、それを肯定するかのように口にすることはあっても。
でもカイザーはあった、58話で(ラブデュエル回の次の話です)。
この後の展開はサイバネティック・ゾーンのカード効果を読まないと理解できないんですが、要するに「介錯は要らん」ということです(???)
相手にトドメを刺されて負けるのではなく、パワー・ボンドの自爆コストを受けて自ら幕を下ろそうというわけですね。
結果は変わらんが!
復活したサイバー・エンドのATKが16000になってたのは、多分サイバネティック・ゾーンの効果でしょう。
そうして、3週(実質2週)に渡って行われた壮大なデュエルはヨハン(inユベル)にデカい爪痕を残して終わりました。
最期のお別れで自暴自棄めいた発言をするのは、きっとヘルカイザーの枷から解放されてただの丸藤亮へと戻ったからでしょう。
今までの自分の行動がどれだけ周囲に迷惑をかけていたのか、きちんと自覚していたからこそ、戻るに戻れなかったんじゃないかと思います。
ヘルカイザーが闇落ちと違う一番の所以ですね。
光の粒子となって消えていく様子も、上空で複雑な表情を浮かべる亮の顔の年代が遡っていく様子も、何だかとても大きなカタルシスを感じます。
そして大粒の涙を流して兄と叫ぶ弟……色々と失いまくった少年には大き過ぎる離別です。
ありがとうGX。
ありがとう丸藤亮。
君のデュエルは永遠に不滅だよ……
こんな隠居老人みたいな20歳があって堪るかよ「163話」「164話」
死んだと思った?
ざぁんね~ん!
生きてま~~~~~~~~す!!!!
でもなぜか他の皆と比べて、帰りが遅かったのはどうしてでしょうね?
十代が大人になる旅の道中で拾ってくれたのかな?
もしかしたら本当に死んでたのかも知れません。
無事に元の次元へ襤褸雑巾の如き有様で帰還した亮は、心臓の治療のためにアカデミアの療養施設で入院することに。
というかこの学園、病院まで併設しとるんか。
家族は?とか当たり前のことを尋ねてはいけません。
そこは遊戯王なので、兄弟だけで完結させなきゃならないんです。
2人は切っても切れない肉親なので、病弱な兄を弟が世話をするのは必定なのです。
……そんなわけあるか。
もしくは校長が愛弟子を側に置いときたくて公私混同しちゃったか……
それはちょっとキモいな……
別人と言っても過言でないほどに覇気を感じない亮。
その顔つきはもはや未亡人です。実際は故人になるとこだった方だけど。
声音も1期を彷彿……よりもなお丸くなった印象を受けます。
前田氏、演技が上手すぎる。
兄弟の関係は見違えるほどに良好です。
天上の人と地下5階の駐車場というあまりにも大きな確執は3期で決着したので、その隙間を埋めるかのように弟が看病します。依存か?
車椅子越しに見る兄の背中の小ささよ……
あと病院着の合わせ目から覗く鎖骨と胸元が大変えっち……
というか、素肌の上から着てません?コレ。
翔から同級生の進路について聞かされながら、終始憂い顔をする亮。
弟の未来を案じているのか、それとも自身の停滞に絶望しているのか、定かではありません。
ただ純粋に羨む言葉を発しているので、このままではいけないという自覚はあるのでしょう。
ここは学校だ、相談しろ。
散歩の帰路、ついに冒頭に登場したあの男について亮の耳に入ってしまいます。
校長はまたしても脅威から愛弟子を遠ざけようとしているようですが、今回は英断ですね。
だってデュエルしたら病状が悪化しちゃうんだからね。
でも異世界編ではモンスターが実体化してたから割と納得できたんだけど、元々はソリッドビジョンでしょ?
臨場感あり過ぎんか?
しかし一部のアトラクションだと「心臓に不安のある方はご遠慮ください」みたいな注意書きも見たことあるし……
校長の忠告に翔も便乗します。
だってまた兄さん亡くすとか御免だよね!私も嫌だよ!
鮎川先生も亮を諭すので、完全に3対1となり不利……のはずがまるで動じない亮。
こういう男がね、妙に聞き分けがよくて静かなら絶対目を離しちゃいけないんだよ。
こういう男の「わかってますよ」とか「オーバーだな」とかね、絶対に信じちゃアカンのよ。
ホラね!!!!!
夜中に果たし状受け取って抜け出しちゃう!!!!!
オマエ自分の状態わかってんのか!!!!!!!!
流石にパジャマのままとはいかなかったようで、いつものヘルコートに着替えて海岸へ。
決闘の正当性を高らかに語る道場破りくんに対し、普段以上に静かなヘルカイザー。
すっごくかっこいいけど、多分立つことすらしんどいんだろうな。
「御託はいい」とか強がっちゃってさぁ。
今回亮が扱うデッキは裏サイバーです。
個人的には表裏で混ぜて使ってると解釈してますが、如何せん実際のOCGでも全く噛み合わないカテゴリーなんで、毎度別々に登場します。
一度は混ぜて使ってるところが見たかった……
それはさておき、相手方の使うデッキ〝サイコ流〟と言うのですが、まぁつまり、サイコショッカーデッキです。
創設者はエスパー絽場かな。
このデッキを知ってる人ならおわかりかと思うのですが、遊戯王界隈では罠キラーとして有名なカテゴリーです。
今はカードプールが膨大になったので刺さりにくくなったけど、当時はトラップ封じられるとめちゃくちゃキツかった。
そんな遊戯王イチ有名なメタデッキと、亮は戦う羽目になっちゃった訳なんですね。
裏サイバー流といえば、輪廻を独断しちゃうサポートカードがありますね。
2年前にようやくOCG化されたアレです。
コイツがコンボの鍵を握っているため、実はめちゃくちゃ分が悪いんですよ。
機械族メタといい、いつも相性悪い相手ばかり宛がわれてんな。
しかも今の亮は心臓病に加え、未亡人(嘘)というデバフ付き。
形骸化したようなコンボばかりが目立ちます。
更に結構なライフダメージも負っているのではやり発作に襲われ……
大変に不利な戦況です。
割と早い段階で駆けつけた翔や十代も、亮の異変に気付きます。
そうだよね、苦しいはずなのになんでデュエルを続けてるんだろう。
デッキに借りとか一般人わかんない。
というか道場破りくん、目の前の人がすごく大変な状況なのに容赦ないな。
一度は活動を止めた身体は早々に限界を訴え、ついには倒れたまま動けなくなってしまいました。
流石に3度目の喪失を味わいたくない翔は降参させようと兄の手を使います――
そんな腐抜けた選択を、デッキが許してくれるでしょうか?
と言わんばかりに電流が翔の脳天を駆けていきます。
そこで何か火が付いたらしく、3日後に仕切り直すことになりました!
翔くん……最初はすごく情けないキャラだったのにこんな凜々しくなって……
ここまでが163話です。
164話に続く……
回復していない身体のままデュエルしたことにより危篤状態へと陥った亮は、すぐに緊急手術を受けます。
デュエル・アカデミア……まさか手術室もあったなんて……どんだけ設備が充実してるんだ。
どうにか成功し一命を取り留めた亮ですが、生死の境を彷徨ったにも拘わらずケロッとしています。
「なぜ止めた」とか愚問もいいとこだよ。
ここで心臓病の意外な原因が発覚します。
今まで衝撃増幅装置を使った地下デュエルによるダメージの蓄積かと思いきや……なんとデッキそのものに命を削る力があったらしい!
そりゃサイバー流発足と同時に封印される訳だよ!!
ならもっと厳重に保管しとけとかいうツッコミは置いといて、それでもなお自分を高みに引き上げてくれたからと恩義を感じる兄にキレた弟は、その手からデッキをひったくって施設を飛び出して行きました。
そう、今度は彼が裏デッキを使う話になるんです。
人様のデッキなので、イキナリ使っても理解できない。
なのでひとまず回してみて感触を確かめなきゃいけないんです。
しかしまったくデッキが応えてくれない。
他人のデッキなのでどうカードを切ればいいのかわからない。
この辺がリアルデュエルと共通する部分を感じて「わかる~~~~~!!」って首がちぎれます。
しかも引けば引くほど使い手にダメージが入り、2日目の夕方にはもうボロボロです。
そこは視聴者もよくわからない。
このお話は翔がメインで、狂言回し役は十代です。
悩み落ち込む友達の隣に腰掛けながら、不器用に寄り添う言葉をかけていきます。
正解を出すのではなく、自ら正解を導けるようにちょっとだけ手を引く感じかな。
友達の気付きを信じてくれるんですよね。
こういうところ、137話の兄弟シーンを思い出すなぁ。
そんな遣り取りからデッキ構築の結論を見出した翔は、襤褸雑巾のような有様の制服を着たまま約束の3日目を迎える訳です。
途中までのデュエルは〝これまでのおさらい〟といった風に兄と同じでした。
でもここから苦戦を強いられていきます。
殺意を増したアンチ・トラップコンボが発動するんですね。
これには流石の翔も、分が悪いことに気付きます。
たしかにこんな、どこにでも刺さるようなメタデッキ使われちゃあ苦戦も当然だわな。
使い手の道場破りくんもご満悦です😊
ずぅ~っと翔のこと「ボクちゃん」呼ばわりしてて「わからせてぇ~~~~~!」ってなる。
君の目の前にいる子、もう高校3年生なんやぞ。
令和の今なら、卒業したら成人やぞ。
兄の恩義やら、卑屈だった過去の自分やら、様々な記憶や想いを背負って足掻いていく翔。
兄弟デュエル回では姑息な持久戦をしていたあの頃が懐かしく思えるほど、ちゃんとカードを生かしたデュエルをしています。
というかめちゃくちゃ凜々しい顔つきになったなぁ……
芯のある声だからカード効果を説明してるときなんか、すっごくお兄さん味を感じる……
強固な理性を感じるというか……!!(ろくろを回す手)
意外にもサイバーが似合う翔。
これには離れた場所から観戦する亮も驚きです。
てか、十代が連れ出したのね。
さて……めちゃくちゃ劣勢です。
ドロー&エンドって完全に手札事故やん、とか思ってたら……亮のデッキにはなかったカードが。
これが翔の導き出した裏サイバーデッキの進化の可能性なんです。
サイバーしか使わないと思っていた道場破りくんの顔に、ちょっと焦りが見えますねぇ。
コンプレックスに塗れていたあの頃を振り返るシーンが挟まれる回は神回と相場が決まっています(こじつけ)
思わずデュエルを忘れて涙ぐんじゃうところがもう健気ですよね……
そして、ようやくデッキが応えてくれたという翔の逆転劇が始まります。
兄弟の象徴として選ばれたのは、パワー・ボンドによって召喚されたサイバー・ダーク・ドラゴンがドラゴンロイドを装備する姿です。
このコンボには、燃え尽きていた亮もニッコリです。
それにしても親父くさいセリフを吐きますね!!!
我が推しながら老成し過ぎでは?????
そうして更に絆の深まった丸藤兄弟は、新しいプロリーグを2人で創るという夢を胸に未来へスタートを切るのでした……
新……プロ、リーグ……???
ずっと、考えて……いた……?????
いつから…………???????????
おまけと拍手お返事
そんな訳で長丁場お疲れさまでした。
ここまで書いた文字は2万8000字ということで、さぞ読むのが大変だったと思います。
私も書くの大変だったよ……
ここからは大きく取り上げるほどじゃないけど正直めちゃくちゃオススメしたいお話について、なるべくサラッと取り上げていきたいと思います。
●「47話」明日香VS万丈目、ラブデュエル
名言「また吹雪の悪い癖が……」が爆誕する回。
カイザーの顔が大変緩い。通称緩カイザー。
吹雪と亮のコンビが好きな腐女子は、この回と89話を永遠に擦り続けながら生きているんです。
あとは後述のゲームですね。
万丈目の恋心と吹雪のお節介心が悪魔融合するこの話……めちゃくちゃカオスだし、明日香はかっこいいし。
これの後に1期のラスボスとエンカするって考えたら、スタッフの情緒が心配になります。
●「56話」翔VS昆虫おねいさん
なぜか丸藤亮のガチファンとデュエルさせられる翔の話。
カイザーの弟ってだけでいい迷惑だよ。
普通、推しの弟ともなれば多少の敬意はありそうな気もするけど、このおねいさんはかなり重度の同担拒否ムーヴをかまします。
見た目も派手で厄介な匂いがプンプンする。
きっと推しと結婚したいタイプのファンです。怖いね。
あとそのロケットに嵌まってる写真、どっから手に入れたんだ、寄越せ。
●「64話」翔VS剣山、No.1アニキストの戦い
なお、吹雪が介入するため、そこはかとないホモのスメルが……
ここに丸藤亮は出ないんですが、吹雪が彼の名前を口にするんです。
「亮が、弟を本気で怒らせたら怖いって言ってたな」って……
もしかするとお兄さん、弟のマジギレにビビって今まで距離置いてた……?
というかアナタ、弟に何しでかしたの……???
●PSPソフト「タッグフォース」シリーズ(1~3)
オススメは「3」です。3をやってください!!!
2種類の丸藤亮が楽しめるんです!!
1つ目は、アニメ軸4期のヘルカイザーが、アカデミアの各地を転々としながらヘルカイザーとしての所業を振り返ります!!!!!
よくないことをしてる自覚はあったし、そんな自分に手を差し伸べてくれた人にも感謝してるけど、自分で決めた道だから後に引けなかったって話をします!!!!!
無理!!!!!!!!!!!!!
2つ目は、ヘルらなかったif軸の4期で、アカデミアの各地を転々としながら、親友のトラブルに巻き込まれた過去を振り返ります!!!!!!
「覚えていないか?」とか尋ねられますが、そんな記憶はどこにもないよ!!!!!
ここは剪定事象だからね!!!!!!つまりロストベルト……
全イベントデュエルに吹雪がいます。
もう一度言います。
全イベントデュエルに吹雪がいます!!!
意味がわからん!!!!!
まぁ、ゲームに関しては〝実際にデュエルする〟というコストがかかるので、ストーリーが気になるならyoutubeかニコニコに転がってるプレイ動画の視聴をオススメします。
デュエルパートが面倒ならすっ飛ばせるし。
ちなみに「1」と「2」については以下の感じになります。
TF1:アニメ1期を想定。仲良くなると反応に困るダジャレをかましてくる。あと校長に対する扱いが辛辣。デュエルの腕はかなりいい。一部アニメのサントラがゲームに使われてる。
TF2:アニメ2期を想定。出番が少なかったので個別のストーリーはなし。偏食が極まり過ぎて最高効率とされた餌付け作戦が通用しない。AIがゴミ過ぎてもはやバカイザー。
以上になります!!!
トータルで3万文字を超える長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
それでは最後に以下より👏お返事です!
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閲覧、反応ありがとうございました✨